キハ181 1~(キハ181 9)

kiha1819.jpg


本系列の先頭車となる形式です。キハ82形式を基本としていますが、前部標識灯、異常時知らせ灯のケースが角形になるなどの変更があります。機械室を大きくしたため、トイレ、洗面所の設備はありません。1~4までは量産先行車です。

キハ181 101~(キハ181 104)

kiha181104.jpg


編成の短編成化を行い、列車の増発を行うため不足となる先頭車をキハ180形式の先頭車化改造でまかなう事になり、昭和60年に登場したグループです。種車のトイレ、洗面所を残したため、0番代よりも定員が少なくなっています。

キハ180 1~(キハ180 1・キハ180 12:マワ車所蔵)

kiha1801.jpg   kiha18012.jpg


本系列の中間車です。トイレ、洗面所の設備があります。1~6番までは量産先行車で、量産車とは小窓、行先表示器の位置が異なっています。屋根上のエンジン用放熱器が特徴です。

キハ180 1~(キハ180 10)

kiha18010.jpg


山口県を走る特急「おき」号にはキハ80系が活躍していましたが、昭和51年よりキハ181系に車種が変更される事になりました。この際、車掌室を持つキロ180形式が不足し、一部の列車はモノクラスで運転される事になり、キハ180形式には車掌室を設ける改造が行われました。これに伴う改番はありません。

キロ180 1~(キロ180 11)

kiro18011.jpg


本系列のグリーン車です。座席に合わせた小窓が特徴です。1・2番は量産先行車となっています。四国地区では食堂車が連結されないことから、0番代では洋式トイレ及び洗面所のスペースを車内販売準備室とした100番代がありました。

キロハ180 1~6(キロハ180 1)

kiroha1801.jpg


昭和61年にキハ185系が登場し、これに合わせた改良を行う際に、乗車率の低いグリーン車の座席数を見直すことになり、半室構造としたもので昭和62年に登場しました。1~6番までの種車はキロ180形式100番代及び150番代(0番代に車内販売準備室を設置したもの。)です。外観はグリーン車時代のままとなっています。

キロハ180 7・8(キロハ180 8)

kiroha1808.jpg


昭和61年の時刻改正で列車増発及び短編成化が実施され、グリーン車が不足となったため、車掌室の設置工事を行ったキハ180 23及び24が種車となりました。車内の座席をキロ80形式からの発生品に交換するなどの改造を受け、キロ180形式200番代となりました。このグループを種車にしたもので、200番代はわずか1年ほどで廃番代となっています。