キロ８５－１～（キロ８５－１）
平成４年に登場した特急「南紀」用の先頭車（グリーン車）です。座席配置は１＋２列、洋式化粧室、男子用トイレ、業務用多目的室、公衆電話の設備があります。現在は特急「ひだ」号に活躍しています。
キハ８５－１～（キハ８５－１１）
特急「ひだ」用の非貫通タイプ先頭車です。前面展望を良くするため、前面には大型曲面ガラス、運転室天井にはルーフウインドが設けられています。トイレと洗面所の設備があります。
キハ８５－１０１～（キハ８５－１１２）
特急「ひだ」用の貫通タイプの先頭車です。中間車として使用することも出来、アダプターを用いて幌が装備できます。０番代の代用で先頭車となる事もあり、車内構成は同じです。平成１５年より１１００番代に改造され、現在は番代消滅しています。
キハ８５－１１０１～（キハ８５－１１０５）
キハ８５－１０１～に車椅子対応工事を施したグループで平成１５年に登場しました。高床構造の座席を平面化するとともに、トイレ及び洗面所も車椅子対応としています。原番号に１０００番を加えています。（種車である１０７番は事故廃車となっており、１１０７番は欠番となっています。）
キハ８５－２０１～（キハ８５－２０８）
特急「南紀」用として登場した貫通タイプの先頭車です。１００番代とほぼ同じ設計ですが、男子用トイレが設置されており、定員が異なります。
キハ８５－１２０１～（キハ８５－１２０９）
平成１６年に登場したグループで、１１００番代と同じく車椅子対応の改造を行ったグループです。工事内容は同じで、原番号に１０００番を加えています。現在の所、１２０９番１両のみの改造となっています。
キハ８４－１～（キハ８４－２）
特急「ひだ」用の中間車です。車内販売準備室、電話室の設備があります。自動販売機など電気容量を多く必要とするため、インバータを２基搭載しています。
キハ８４－２０１～（キハ８４－２０１）
特急「南紀」用の中間車として登場しました。車椅子対応の設計が施されているのが特徴です。カウンター付車内販売準備室の設備があります。
キハ８４－３０１～（キハ８４－３０５）
特急「南紀」用の中間車として登場したグループです。客室のみで同系列中最も定員の多い車輛となっています。
キロハ８４－１～（キロハ８４－１）
特急「ひだ」用のグリーン室と普通室の合造車です。定員を確保するため、グリーン席の配列は２＋２列となっているのが特徴です。車掌室、トイレ、洗面所の設備があります。