クハE234-1~(クハE234-1)

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1号車となる制御車です。SIV装置を搭載しています。運転台構造はE233系とほぼ同じとなっています。運用する山手線ではホームドアが設置されており、正確に停止させるためにTASC(定位置停止装置)支援装置、ホームドア車上装置が搭載されています。

クハE235-1~(クハE235-1)

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11号車となる制御車です。クハE234-1~とほぼ同じ構造となっており、台車は駐車ブレーキ付のTR264A形、TR264B形を履いています。

モハE234-1~(モハE234-2)

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2・5・8号車に連結される中間電動車です。床下には電動空気圧縮機を搭載しています。略称記号はM2となっています。

モハE235-1(モハE235-1)

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E233系では細やかな番代区分が行われていましたが、E235系ではサハE235形式4600番代を除いて、全て0番代で構成されているのが特徴です。先行試作車のモハE235-1~3はそれぞれ外観が異なります。1番は9号車に連結されており、床下にVVVFインバータ制御装置、パンタグラフを1基搭載したタイプです。

モハE235-2(モハE235-2)

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6号車に連結されているパンタグラフ付中間電動車です。7号車寄りに異常時に使用する予備パンタグラフを搭載しています。

モハE235-3(モハE235-3)

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3号車に連結されているパンタグラフ付中間電動車です。架線状態監視装置及び同装置関連機器が搭載されています。

サハE234-1~(サハE234-1)

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7号車に連結されている中間付随車です。床下にSIV装置、異常時に乗客を車外へ誘導するための非常用はしごが搭載されています。

サハE235-1~(サハE235-1)

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4号車に連結されている中間付随車です。先行試作車では、カメラやセンサーを用いて、レールの締結装置や線路状態を監視する軌道材料モニタリング装置、軌道変位検測装置(これらをあわせて線路設備モニタリング装置と言います。)を搭載しています。また、レールや車輪の摩耗を低減するレール塗油器も搭載されています。

サハE235-501~(サハE235-501)

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10号車に連結されている中間付随車です。後述のサハE235形式4600番代の改造期間を確保するため2両だけ製作されました。田町~田端駅間は京浜東北線の線路を使用して運転(工事など)する事があり、ホームドアの都合から京浜東北線とドア位置を合せるため、田端・池袋寄り(東京駅から見て)の乗降扉はやや内側に寄っているのが特徴です。sustina鋼体であるため、雨どいがに凹凸がないすっきりした外観になっています。

サハE235形式4600番代(サハE235-4620)

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E231系500番代編成に連結されているサハE231形式4600番代を改造の上、編入した形式で、10号車に連結されています。11号車側から編成を見ると雨どいが出ているのが特徴です。(写真右を参照して下さい。)帯色の配置を変更したほかは、外観に大きな変化はありません。