0番代

 新潟地区に平成7年に投入されたグループです。緑色の濃淡のある2色の帯が爽やかな印象を与えてくれます。701系をベースとしながらも、前面は都会的なデザインに変更されています。平成25年に北陸新幹線開業に伴い、信越本線妙高高原~直江津駅間が移管され、えちごトキめき鉄道に平成27年より開業する際、10編成を改修の上、譲渡しET127形となっています。現在は2両編成2本が越後線、弥彦線で活躍をしています。

クモハE127-1~(クモハE127-2)

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パンタグラフ付制御電動車です。床下にはVVVFインバータ装置や蓄電池を搭載し、屋根上には冷房装置の他、発電ブレーキ用抵抗器が搭載されています。

クハE126-1~(クハE126-11)

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本グループの制御車で、クモハE127-1~と対をなします。床下には電動空気圧縮機、補助電源装置、車内はトイレと車椅子スペースが設置されています。

100番代

 大糸線など松本地区で活躍していた169系の老朽化に伴い、置換え用として平成10年に投入されたグループです。0番代と基本構造は変わりありませんが、前面デザインが701系とほぼ同じになっています。車体の帯色はかつて115系や169系などでも採用されていたアルパインブルーとリフレッシュグリーンの2色の新長野色(信州色)としています。

クモハE127-101~(クモハE127-112)

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本番代のパンタグラフ付制御電動車です。0番代では下枠交差式パンタグラフでしたが、狭小トンネルに対応したシングルアーム式パンタグラフを備えています。また、空転や滑走防止を目的に砂まき装置が装備されています。

クハE126-101~(クハE126-112)

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0番代と同じ設計の制御車です。車内は観光路線であることから、アルプス山脈を望める側のみクロスシートにしました。一部の車輛には霜取り用パンタグラフが装備されています。