0番代

クモハ810-1~(クモハ810-6)

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門司港方に位置するパンタグラフ付制御電動車です。主変圧器、制御整流装置を搭載しています。制御方式はサイリスタ位相制御方式で、783系とほぼ同じシステムですが、回生ブレーキではなく発電ブレーキとなっています。

クハ810-1~(クハ810-8)

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熊本方に位置する制御車です。車内にはトイレの設備があり、床下には補助電源装置、電動空気圧縮機が搭載されています。

モハ811-1~(モハ811-8)

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クモハ810-1~とユニットを組む中間電動車です。主制御器、主抵抗器、電動空気圧縮機が搭載されています。

サハ811-1~(サハ811-8)

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モハ811-1~に準じた車体構造を持つ中間付随車です。0番代の車内は車端部を除いてオール転換式クロスシートとなっています。

100番代

クモハ810-101~(クモハ810-111)

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平成3年に増備されたグループで、0番代のマイナーチェンジとなります。乗降扉付近の座席を固定式に変更し、乗降扉付近の空間を拡大して混雑時の乗降を改善しました。この他、座席の厚みを薄くして定員を増加しています。

クハ810-101~(クハ810-105)

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クハ810-1~の座席を改良したグループです。

モハ811-101~(モハ811-111

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モハ811-1~の座席を改良したグループです。定員が僅かに増えましたが、その他は変わりありません。

サハ811-101~(サハ811-111)

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サハ811-1~の座席を改良したグループです。

サハ811-201~(サハ811-201)

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将来の急行列車運転を考え、サハ811-101~にトイレを設置した中間付随車で、2両製作されました。811系ではこの他、中間付随車を抜いた3両編成や先頭車のみの2両編成の運転も可能としていますが、現在の所4両固定編成で運転されています。