クハネ581-1~(クハネ581-37)

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60Hz用581系の制御車として登場しました。乗務員室扉と乗降扉折戸の間に機器室が設置され、MGや電動空気圧縮機が収納されています。写真は寝台の一部を廃止し、更衣室に変更した車輛です。(更衣室は乗降扉左横の部分です。)

クハネ583-1~(クハネ583-13)

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50/60Hz両用に改良した583系の制御車です。クハネ581形式の改良車ともいえる存在で、MGを床下装備とし、電動空気圧縮機を運転台下に配置して機器室を廃止。そこに生まれた空間を客室として、定員を増加させました。また、東北地方での使用であるため、耐寒・耐雪構造を強化しています。

モハネ582-1~(モハネ582-58)

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パンタグラフ部分が低屋根構造で、独特のスタイルを有するパンタグラフ付中間電動車です。客室窓上に小判型の小さな小窓がありますが、これは中段、上段寝台の窓でパンタグラフ下は2段、その他は3段寝台であることがお解り頂けると思います。

モハネ583-1~(モハネ583-100)

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モハネ582形式とユニットを組む中間電動車です。当初は客室は寝台のみでしたが、更衣室の設置などの改良が行われています。また、日よけも二重窓の間にベネシアンブラインドでしたが、カーテンに変更されています。

サハネ581-1~(サハネ581-52)

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モハネ580形式と同じ寸法の中間付随寝台車です。581系、583系の共通付随車でもあります。

サロネ581-1~(サロネ581-5)

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急行「きたぐに」号用のA寝台車として、サハネ581形式を2段寝台とした形式です。客室窓上部の寝台用小窓が1個になっています。2段寝台となり、居住性はやや良くなりました。

サロ581-1~(サロ581-6)

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581系、583系共通の中間付随車で、グリーン車です。車内はサロ481形式と同じ設計となっています。屋根高さを寝台車と同じとしているため、車内は広々としています。

サロ581-101~(サロ581-101)

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JR西日本所属車のうち、「シュプール号」(主要都市から各地のスキー場の最寄り駅までスキーヤーを乗せる目的で運転された臨時列車。アルペンなどの名称もありました。)で運用される編成のグリーン車は運転時にラウンジカーとして扱うため、車端部の座席を一部撤去し、ソファーとテーブルを設けて簡易な談話室としました。これにより、番代区分が行われました。