クモハ885-1~(クモハ885-10)

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上り列車では先頭に位置する制御電動車で、6号車になります。主変換装置、電動空気圧縮機を搭載しています。洋式トイレ、フリースペースの設備があります。

クモハ885-403(クモハ885-403)

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この400番代は平成15年、長崎本線肥前長田~小江駅間を走行していた特急「かもめ」号が大雨により地盤の緩みから線路上に岩石が落下。これに衝突し脱線転覆しました。この事故で、3両が大破し廃車となりました。同年、廃車となったそれぞれの車輛を製造したもので、廃車となった車輛の番号に400を加えたものです。

クロハ884形式(クロハ884-6)

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下り列車では先頭に位置する制御車で、1号車になります。グリーン室、普通室の合造車です。トイレの設備がありますが、グリーン室を利用する乗客用となっています。この他フリースペースの設備があります。

モハ885-1~(モハ885-5)

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5号車に連結されるパンタグラフ付中間電動車です。コモンスペースの設備があります。

モハ885-403(モハ885-403)

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脱線転覆事故で廃車となった車輛の代替新造された車輛です。廃車となった車輛の番号に400を加えています。

モハ885-101~(モハ885-103)

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1次車(特急「かもめ」用に製作されたもの)のみに存在する番代で、2号車に連結されます。車椅子対応座席などバリアフリー化が図られたグループです。この他、全席にコンセントの設備があります。

モハ885-201~(モハ885-203)

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2次車(特急「ソニック」用に製作されたもの)のみに存在する番代で、2号車に連結されます。100番代と同じくバリアフリー化が図られているほか、車内販売準備室(現在は車内販売が廃止となっています。ご利用の際は乗車前に必要なものを買いましょう。)があります。

サハ885-1~(サハ885-6)

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4号車に連結される中間付随車です。編成内に車掌室がないため、デッキに簡易車掌台の設備があるほか、洋式トイレ、フリースペースの設備があります。

サハ885-403(サハ885-403)

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この車輛も事故廃車となった車輛の代替としてつくられた番代です。廃車となった車輛の番号に400を加えています。

サハ885-101~(サハ885-105)

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1次車のみに存在する番代で、3号車に連結される中間付随車です。車内に車内販売準備室(現在は廃止)、コモンスペースの設備があります。

サハ885-301~(サハ885-303)

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2次車のみに存在する番代で、3号車に連結される中間付随車です。平成15年に特急「ソニック」の6両編成化に伴い登場しました。コモンスペースが拡大されています。車内販売準備室は設置されていません。