0番代
中央本線特急列車向けのグループで、平成13年に登場しました。基本編成9両、附属編成2両で、最大11両編成となります。(附属編成の単独本線走行や複数走行はありません。)
クハE256-1~(クハE256-15)
基本編成の松本方に連結される制御車です。11号車で、イラストは「白馬村のスキー場」が描かれています。乗降扉は運転台寄りの1箇所で、客室のみの構成です。
クハE257-101~(クハE257-102)
基本編成の新宿方に連結される制御車です。附属編成との併合があるため、貫通扉のある前面となっています。3号車で、イラストは「富士山」が描かれています。車内は0番代と同じです。
クモハE257-1~(クモハE257-4)
増結編成の松本方に連結されるパンタグラフ付制御電動車です。構内運転を行うための簡易運転台、貫通路にはワンタッチホロが装備されています。VVVF制御方式は1C4M方式で、自車のみ制御を行います。2号車で、イラストは「高尾山の紅葉」が描かれています。
モハE256-1~(モハE256-2)
基本編成5号車に連結される中間電動車です。SIV装置などの補助機器を搭載しています。トイレ、洗面所の設備があります。号車イラストは「甲府市のもも」が描かれています。
モハE256-101~(モハE256-103)
基本編成10号車に連結される中間電動車です。0番代と同じ機器を装備し、室内構成も同じですが、ユニットとなるモハE257形式の番代が異なり、あわせるため区別されています。号車イラストは「道祖神」が描かれています。
モハE257-1~(モハE257-6)
基本編成4号車に連結されるパンタグラフ付中間電動車です。狭小トンネルに対応したPS36型パンタグラフを搭載しています。号車イラストは「甲州市のぶどう」が描かれています。
モハE257-101~(モハE257-104)
基本編成の9号車に連結されるパンタグラフ付中間電動車です。新宿方(写真では手前)にフリースペース(旧喫煙室)があります。号車イラストは「信州のりんご」が描かれています。
モハE257-1001~(モハE257-1002)
基本編成の6号車に連結されるパンタグラフ付中間電動車です。0番代と同じ車内設備です。0番代及び100番代は2群のインバータ装置で2両分の主電動機を制御(2C8M:2つのコントローラー(C)で、8つの主電動機(M)を動かす。)しますが、この番代のみ1C4M方式を採用しているため番代区分されています。号車イラストは「諏訪湖祭湖上花火大会」が描かれています。
サハE257-1~(サハE257-2)
基本編成の7号車に連結される中間付随車です。車椅子対応座席及びトイレ、多目的室、車内販売準備室で構成されています。号車イラストは無く、車椅子マーク(国際シンボルマーク)が表示されています。
500番代
平成16年に登場した房総地区向けのグループです。グリーン車はなく、普通車のみで構成されています。
クハE256-501~(クハE256-501)
東京方の制御車です。SIV、電動空気圧縮機などの補助機器を搭載しています。降雪線区でも運用が出来るよう、耐寒・耐雪構造が施されています。