0番代(量産車)
平成7年に登場したグループです。先行試作車の結果をもとに改良が行われ、違いを見る事が出来ます。見分ける方法として、屋根上の冷房装置があります。量産車は四角い形状をしています。車番は先行試作車の続番となっています。
クハE350-3~(クハE350-5)
基本編成松本方に位置する制御車です。非貫通構造で、前面にあるLED式愛称表示器が特徴です。電動空気圧縮機を搭載。客室のほか、トイレ、洗面所の設備があります。
クハE350-103~(クハE350-105)
附属編成松本方に位置する制御車です。前面は貫通型で、通行も出来ます。自動ホロ装置の押し出し機能、電気連結器、自動解結機能を装備しています。その他はクハE350-3~と同じです。
クハE351-3~(クハE351-3)
附属編成新宿方に位置する制御車です。非貫通構造の先頭車で、前面にはLED式愛称表示器があります。列車名のほか、号数(1号など)、ロゴマークを表示します。客室のみで、床下には電動空気圧縮機を装備しています。
1000番代(先行試作車)
登場時は1番からの付与でした。その後、量産車が登場し差異のある部分を改造した(量産車化改造)ため、1000番代に改番されました。外観では屋根上の空調装置が丸い形状であることです。また、制御車が同一形式である点も特徴の一つです。
クハE351-1001~(クハE351-1002)
基本編成松本方に位置する(12号車)制御車です。客室のほか、トイレ、洗面所があります。量産車とは乗務員用乗降扉の窓が小さいのが特徴です。
クハE351-1101~(クハE351-1101)
附属編成新宿方に位置する(1号車)制御車です。1000番代と同じく、ブレーキ抵抗器、電動空気圧縮機などを搭載しています。トイレ、洗面所の設備がない点が違いとなります。
モハE351-1101~(モハE351-1102)
モハE351-1001~と同じものを搭載しています。車内に違いがあり、車椅子対応の座席、多目的室が設けられています。基本編成の10号車に位置しています。