クモハ785-1(左:クモハ785-3、右クモハ785-4)

mc7853.jpg  mc7854.jpg


VVVF制御装置などを搭載する制御電動車です。登場時は札幌方、現在は旭川方に連結されています。写真左の3番は登場時の姿で、屋根上冷房装置と同じキセ内にブレーキ用抵抗器があり、外観の特徴ともなっていました。リニューアル後になると写真右(4番)の姿になりました。ブレーキ用抵抗器が撤去され、床下機器もマウント化されています。また、前面スカート部にも大きな穴があけられました。これは、前面に付着する雪を少なくするもので、風の通り道をつくり付きにくくしています。

クモハ785-101~(左:クモハ785-104、右:クモハ785-102)

mc785104.jpg  mc785102.jpg


旧附属編成の制御電動車です。0番代とほぼ同じなのですが、附属編成用であることから番代区分をしていました。5両編成化に際しては附属編成を2本で1編成化しました。この際、中間に組み込まれる車輛は運転台機器の撤去、乗務員室用扉を埋める工事が実施されました。(写真右)オーバーハングな中間車といった感じでしょうか。

クハ784-1~(左:クハ784-2、右:クハ784-4)

tc7842.jpg  tac7844.jpg


旧附属編成の札幌方に連結される制御車です。パンタグラフ、主変圧器などの交流機器を搭載しています。車内はトイレ、洗面所の設備があります。この車輛も一部中間車化改造が行われており(写真右)、旧運転台跡地にはカード式公衆電話が設置されていました。

クハ785-1~(クハ785-1)

tc7851.jpg


旧基本編成に連結される制御車です。登場時は旭川方でしたが、リニューアル工事の際方向転換を行い、札幌方に移動しています。補助電源装置、電動空気圧縮機を搭載しています。

モハ785-1~(モハ785-4)

m7854.jpg


クモハ785-1~と同じ機器を装備する中間電動車です。旧基本編成に連結されていました。

サハ784-1~(左:サハ784-3、右;サハ784-1)

ta7843.jpg  ta7841.jpg


旧基本編成に組み込まれているパンタグラフ付中間付随車です。クハ784形式と同じ交流機器を搭載しています。登場時は下枠交差形のパンタグラフを装備していましたが、リニューアル工事の際にシングルアーム式に換装しています。また、床下機器のマウント化も実施されています。

モハ784-501~(モハ784-501)

m784501.jpg


平成14年の5両化に伴い登場したパンタグラフ付中間電動車で、旧基本編成に組み込む車輛です。この車輛はuシート車で、普通座席車(指定席)でありながらグリーン車並みのゆったりした座席配置となっています。このため、客室窓は座席ごとに独立したものとなり、小窓が並ぶ姿は外観の特徴でもあります。VVVF制御方式は785系ですが、731系のシステムを用いており、主電動機の出力向上などが図られています。500番代車ですが、0番代は存在していません。

モハ785-501~(モハ785-502)

m785502.jpg


このグループも平成14年の5両化に伴い登場した中間電動車で、旧附属編成に込みこまれている車輛です。モハ784-501~と同じくuシート車で、客室のほかに車掌室があります。