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通風コンテナ
ベンチレーターコンテナ(vebtilator container)とも言われるもので、ドライコンテナにベンチレーター(通風装置)を設け、コンテナ内部の空気が換気出来るようにしたものです。換気が必要な野菜、果物、樹木などの輸送に使用されているほか、温度上昇を嫌う貨物の輸送に使用されています。換気方法は換気口を開けただけの自然換気型、換気扇などを設けた機械式換気型があります。
UV1形12ftコンテナ(UV1-140(西松浦通運)・1120(日本石油輸送))
国鉄時代に登場した私有の通風コンテナです。0番代(写真左)はコンテナの凸凹を利用し、上下に換気口を設けています。一方1000番代と呼ばれるものは外観が一変し、妻1面一方開きの0番代に対して、妻1面、側1面の二方開き構造になったほか、通風器も側面の四隅に設置されています。
UV5形20ftコンテナ(UV5-75 近鉄大一)
国鉄時代につくられた20ftクラスの通風コンテナです。UC5形の通風コンテナ版であり、UV1形1000番代のスケールアップ仕様となります。
UV19A形12ftコンテナ
●UV19A-1~500(UV19A-392・449 全国通運)
JR貨物V19A形の私有コンテナ仕様として登場したもので、1~500の500個がつくられました。外観や構造は同じで、妻1面側1面の二方開き構造です。
●UV19A-501~(UV19A-544・549 北見地域農産物輸送促進協議会)
このグループは北海道北見地方の農産物を輸送するためにつくられました。0番代とは異なり、モデルをJR貨物V19C形コンテナとしています。このため、通風器が内側となっており、外観が異なります。また、側面2面の二方開き構造となっています。イラストはいくつか種類があるようです。
●UV19A-619・716(日本通運)
Rail&Sea(内航海運)の通風コンテナで、凹凸のあるデザインです。妻面にある通風口が特徴です。水色と濃い青色の2種類があります。
●UV19A-569(同和通運)
産業廃棄物を輸送する目的のコンテナです。JR貨物V19Cコンテナとしているようですが、側面の通風口は扉に1つずつ(左右あわせて2個)と異なっています。
UV51A形31ftコンテナ
●35000番代
UV51-35104・35158(ヤマト運輸)
UV50A形の拡大形式になります。写真右はヤマト運輸が鉄道輸送を初めて25周年を記念してつくられた「ネコロジー」コンテナ。本形式にのみ存在しており、その後の増備は通常のものとなっています。数が少ないので、出会ったら記録をお勧めします。
UV51A-35181(日本石油輸送)・35180(ロジネットジャパン)
元ヤマト運輸所有のコンテナのようです。シンプルな緑色のコンテナとなっています。
●38000番代(UV51A-38002 日本石油輸送)
35000番代に似ていますが、番号が表している通り、重量が増したグループです。
私有通風コンテナをご紹介しました。これでもほんの一部でございます。新しいコンテナが撮れましたら、随時追加してまいりますのでお楽しみに。まだまだあります。続きは下の文字をクリックして下さい。