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マワ車所蔵

奥羽本線福島~山形間新在直通運転(ミニ新幹線)化に伴い、狭軌(1067㎜)から標準軌(1435㎜)に線路幅が変更となりました。この区間は降雪量が多く、専用のラッセル車が必要となり、平成3年に登場したのがこのDD18形式です。
DD51形式とDE15形式のラッセルヘッドを組み合わせたもので、線路幅を変更するため、動力台車の台枠は新製し、中間台車とラッセルヘッドの台車は改軌改造を行いました。中間台車は軸重変換が可能ですが、必要ではないため空気ばねからコイルばねへと合わせて改造が行われました。
その後、奥羽本線秋田~大曲間及び田沢湖線の標準軌化により増備が行われ、3両が在籍しましたが、保守用車のラッセル車を投入したため、平成20年に廃形式となっています。