オロテ35 4001(オロテ35 4001)

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新山口方1号車に位置しています。マイテ49形式をモデルにした展望車で、グリーン車となっています。展望部分は開放式で、デッキ部分の柵はモデルと比較すると安全の点から高くなっています。車内は2+1列のリクライニングシート(コンセント付)、大型テーブルが備え付けられているボックスシート、展望室で構成されています。屋根上は新鮮外気導入機能を持つWAU708C空調装置が両端に設置され、その間にダミーのベンチレーターが配置されています。台車は3軸台車ではなく、2軸ボギーであるWTR251系台車を履いています。床下には空気圧縮装置を搭載しています。

スハ35 4001(スハ35 4001)

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2号車に位置する客車です。旧オハ35形式をモデルとしており、ボックスシートで構成されています。トイレは洋式トイレのほか、男性用小便所もあります。この他、大型荷物置き場のサービスがあります。床下にはサービス用発電装置を1組と空気圧縮機を搭載しています。

ナハ35 4001(ナハ35 4001)

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3号車に位置する客車です。旧オハ35形式をモデルとしており、2号車と同じボックスシートが配置されているほか、体験や学べるコーナーが設置されており、SL運転シュミレーターや投炭体験ゲームなどのイベントスペース、展示及び販売コーナー、乗務員室があります。2号車寄りが乗降口、4号車寄りは乗務員用乗降口となっています。

オハ35 4001(オハ35 4001)

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4号車に位置する客車です。旧オハ35形式をモデルとしており、2号車のスハ35形式と構成は同じですが、大型荷物置き場ではなく、他車と同じ荷物置き場となっており、定員が少し多くなっています。また、発電装置、空気圧縮機を装備していない点が異なります。

スハテ35 4001(スハテ35 4001)

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津和野方に位置する5号車です。オハ31系をモデルとしていますが、車輛の末端である事からオリジナルでは存在しなかった展望デッキを備えているのが特徴です。展望デッキと展望室にはオロテ35形式のような間仕切りは無く、一つの部屋となっています。車内はバリアフリー対応となっており、乗降扉、トイレ、座席は車椅子に対応したものとなっています。屋根は唯一ダブルルーフ構造で、特徴である天窓構造を再現しています。