7000系
平成2年に登場した通勤形電車です。1970年代より活躍してきた501形が老朽化してきたため、置換える車輛を南海電気鉄道に聞きました。その時、東京急行電鉄で7000系が余剰になるため、この車輛を投入する事となりました。
当時、水間線は架線電圧が600Vであり、7000系は1500Vであったため改造で対応する事も考えましたが、変電所の設備を改良(昇圧)した方が安価であると判断し、変電所を改造し、7000系を向かい入れました。
2両編成5本の計10両が改造され、種車は先頭車と中間車があり、中間車は切妻構造の運転台が設置され、先頭車から改造された車輛は貝塚方より7000形+7100形、中間車からの改造車は貝塚方より7050形+7150形となっています。
平成19年に1000形への改造が行われる事となり(写真の7003編成は改造されず廃車。)、系列消滅しています。