ここでは、中央本線東京~塩尻駅間で見られた車輛や現在活躍する車輛をご紹介します。

平成28年以前に活躍した車輛。

101系

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※マワ車所蔵

国鉄初の新性能電車として昭和32年に登場し、中央線では昭和60年まで活躍しました。それ以前のぶどう色2号(こげ茶色)の旧形国電を一新するオレンジバーミリオンの鮮やかなボディは中央線の伝統色として現在も受け継がれています。

103系

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※マワ車所蔵

101系の武蔵野線への転用(1000番代化)により、不足する車輛を補うために昭和48年に登場。写真の低運転台車のほか、ATC車と呼ばれる高運転台など様々なタイプが活躍。101系の引退する前となる昭和58年に中央線から引退しています。

201系

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※写真左はマワ車所蔵

省エネ電車の嚆矢とも言える存在の201系。昭和54年に試作車が登場し、平成22年まで活躍しました。写真左は初期の頃で、特別快速のヘッドマークは手すりに引っ掛けるものでした。その後、ヘッドマークの取り付けが廃止になりましたが、判りにくい事などの理由から復活。写真中央は中期の頃。ヘッドマークは細長くなり、スライド式に変更となります。後期は大幅にリニューアルされ、ヘッドマークは電照式に。特別快速も中央特快や青梅特快など種別表示が行われました。また、列車番号表示器のLED化や排障器(スカート)の設置などが行われました。

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201系の臨時列車もしばしば見られました。写真左は甲府行普通列車で、始発駅はどこだったかな?トイレがないのが不評だったのか1シーズン限りでした。その後、青梅線、五日市線向けに改造した展望電車「四季彩」号を臨時列車で使用。時には大宮発河口湖行といった列車もありましたが、こちらもトイレがないのが不便。という理由で運転回数は徐々に減ったような。四季彩は平成20年に廃車となっています。201系が登場し、最後の年となった平成22年に登場30周年を記念したイベントが行われ、「201系愛されて30周年」と書かれたマークを付けて走りました。

115系

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中央本線の普通列車を長きにわたり活躍してきました。山岳路線であることから115系でもオリジナルとなる低屋根使用の800番代やクモハ115形式が登場。さらに横須賀色という他の路線では使われなかった色を採用した点が特徴です。写真左は金魚鉢とも言われた大型のライトケースを用いた0番代。転属車なのでしょうか、行先表示がないため紙に行先を書いています。(上手に写っていませんが、小淵沢と書いてありました。)その後、300番代(写真中央)が投入。晩年には1000番代(写真右)が登場。1000番代では唯一の横須賀色となりました。

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115系晩年には松本運転所所属車は長野色になりました。115系の臨時列車と言えば、写真はありませんが急行列車の運転実績もあり、急行「かいじ」、「かわぐち」に活躍しました。「かいじ」では165系のサロ165形式を組み込んで活躍しました。写真中央はホリデー快速「ピクニック号」(現在では快速ホリデー快速ビュー山梨号に相当。)で活躍。甲府行と河口湖行の9両編成でした。普通列車の中でも特に思い出深いのが「421M」列車です。(写真右)中央本線の普通夜行列車で、新宿~長野間でしたが、徐々に区間が短くなり、晩年は上諏訪行でした。新宿から大月駅あたりまでは通勤客も利用し、人が減ると座席や床に寝て過ごしました。大月駅や甲府駅で長時間停車し、小淵沢駅あたりを過ぎると夜明けになったような。登山をする人々から愛された列車でもあります。115系は平成26年に引退しています。

165系

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※写真左はマワ車所蔵

中央本線の急行列車に活躍した車輛です。急行「アルプス」、「かいじ」、「かわぐち」、「みのぶ」、「こまがね」などに使用されました。運用区間は中央本線を主体に支線である身延線、飯田線、大糸線などへ乗入れていました。JRに移行後は臨時急行「アルプス」やホリデー快速ピクニック号などに活躍しました。

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臨時急行列車ですが急行「八ヶ岳」号が運転されました。新宿と新潟を結ぶ快速「ムーンライト」号の間合いで運転されました。ヘッドマークに紙を貼り付けている所が当時のおおらかさを物語っていますね。今ならよくわからない人からクレームがきそうです。

169系

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165系の派生系列で、横軽対策を施した系列です。写真左は飯田線へ乗入れる快速「みすず」号で、もともと急行「かもしか」用としてリニューアルした169系が活躍しました。急行から快速に格下げし、愛称も変更となっています。写真右は臨時快速「葉ッピーきよさと」で、新宿から小淵沢間を自力で走行し、小淵沢から小海線に乗入れます。機関車に牽引されるとても珍しい列車でした。因みに運転されたのはJR発足後間もない頃で、中央線キャンペーンで「アルプスライン305」というイベントが行われ、そのマスコットキャラクターに「葉ッピーくん」という熊のようなキャラクターがいました。

183系0番代

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※写真左はマワ車所蔵

183系の初期車です。貫通扉が特徴で、中央本線では特急「あずさ」号に活躍し、その後、臨時特急「あずさ」で見ることが出来ました。臨時列車で見る事が出来たほか、冬季になると急行「シュプール白馬」号でよく運用に入っていました。シュプール号とは首都圏からスキー場までを結んでいたスキーヤーのための列車で、下りは夜行列車で、上りは夜遅くに首都圏に戻ってくるダイヤとなっていました。しかし、競争相手のバスにかなわず、現在は運転されていません。

客車列車

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※写真左はマワ車所蔵

かつてはEF13形式やED16形式などによる定期客車列車が運転されていましたが、電車による運行後は臨時列車が主体となります。国鉄時代では写真左、EF15形式重連のスイッチバックの旅など企画列車が運転。JR化以降はジョイフルトレインが数多く生まれ、主にEF64形式が牽引し運転される姿を見ることが出来ました。

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ジョイフルトレインも1回限り中央本線を運転したケースがあると思われますが、写真は臨時急行「アルプス91号」です。写真は14系座席車ですが、前方には寝台車も連結された混結編成(5、6両だったかな。)でした。牽引機は松本駅までEF64形式、大糸線はED62形式が牽引していました。1シーズン限りの運転だったような…。

現在活躍する車輛。(平成28年以降の列車)
E233系

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209系、E231系の進化形として登場したのがE233系。中央線に投入されたのは最初の0番代で、他の番代と比べると前面に帯色が回り込んでいないなどの違いがあります。中央快速線東京~大月駅間のほか、青梅線、五日市線、八高線、富士急行線へ定期乗入れが行われているほか、諏訪湖祭湖上花火大会などで活躍をしています。

209系500番代、E231系

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中央・総武緩行線の車輛です。日中帯は三鷹~千葉駅間で活躍していますが、早朝や深夜帯には立川駅までやってきます。山手線から転属してきたE231系500番代に置き換えられます。

211系0番代、1000番代、2000番代、3000番代

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115系の置換えで東海道本線、東北本線、高崎線を中心に活躍してきた車輛がやってきました。帯色は長野色となっています。編成は6両編成(0番代、2000番代)と3両編成(1000番代、3000番代)があり、6両編成ではオールロングシートという中・長距離には少々過酷な座席になる場合もあります。3両編成2本では半々のようです。普通列車のほか、快速「みすず」号(写真右)にも活躍をしています。

E127系、JR東海所属車

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中央本線の支線となる塩尻~辰野駅間はE127系(左)、辰野~岡谷駅間ではJR東海の313系(中央)や213系(右)が活躍中です。

183系1000番代、189系

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現在は定期運用は無く、臨時列車用に使用されており、時には特急列車として往年の雄姿を見せてくれる。中央本線では豊田車両センターに6両3編成が所属しており、ジョイフルトレインのような扱いとなっています。写真左は国鉄特急色にしたもの。(豊田車ではありません)チャンピオンマークが取り外され寂しい姿です。中央は特急「あずさ」のグレートアップ塗装としたもので、特急運用時代には「AZUSA」のロゴマークが運転台下部にありました。右は一時期見られたもので、八王子支社のマスコットキャラクター「ももずきん」をあしらったものです。

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※写真左はマワ車所蔵

183系1000番代が特急列車で活躍していた頃の様子。左は国鉄時代のもので、先頭車の次にグリーン車を組み込んでいる事が判ります。中央はJR移行後で、パンタグラフは2基から1基の片パンスタイルの頃です。新宿~甲府駅間の特急列車として特急「かいじ」号が誕生します。写真右は「かいじ」号が登場した初日の第1列車です。現在でも臨時列車でイラストを見ることが出来ますが、当時は左上にL特急を表す「L」のマークがありました。

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写真左はJR発足後に登場したグレートアップ車輛で、塗装も当時としては斬新な色合いでした。現在、豊田車両センターでリバイバルカラーとなり見ることが出来ます。
中央本線の名列車である急行「アルプス」。最後は183系1000番代を使用して活躍しました。時には写真右のようにグレートアップ車輛を用いて運転される事もありました。

E257系

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「あずさ」。「かいじ」号を中心に活躍する特急形車輛です。非貫通形先頭車は写真左で、11両編成で運転すると新宿方でも見ることが出来ます。9両編成での運転では新宿方先頭車が貫通形となります。この先頭車では排障器(スカート)が強化型に変更され、デビュー時と異なっています。

E351系

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JR東日本の形式に初めて「E」を加えた最初の系列です。登場時は菱形パンタグラフでしたが、シングルアーム式に変更されています。平成29年末に後継のE353系に置換えが始まりました。同社の由緒ある系列ですが、保存される事なく廃車されるようです。

E353系

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E351系の後継車として、またE257系の置換え用として登場しました。これから写真をアップしていかなければなりませんので、詳細はしばらくお待ちください。

貨物列車

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※写真右は青い梅氏撮影。

中央本線は山岳区間であるため、力強い機関車が活躍をしています。写真左はEF64形式で、JR貨物所有機(0番代)は現在はありませんが、重連で運用される姿を良く見かけました。現在は工事列車でJR東日本所有の機関車が時折運転されています。一方、JR貨物ではEH200形式、通称ブルーサンダーが先頭に立って活躍をしています。