
会社の概要
| 読み方 | ちばニュータウンてつどう |
| 略称等 | |
| 設 立 | 2004年(平成16年)3月16日 |
| 保有路線数 | 1路線 |
| 保有路線名 | 北総線(ほくそうせん):小室駅~印旛日本医大駅(12.5km) |
| 車輛形態 | 電車 |
| その他 | 第三種鉄道事業 |
概要
北総鉄道北総線の小室駅~印旛日本医大駅までの鉄道線路及び諸設備を保有する鉄道会社で、京成グループの一つ。
この会社も北総鉄道と同じく、千葉県と宅地開発公団(及び後身となる住宅・都市整備公団、都市基盤整備公団(以下、総称して公団とする。))が建設した千葉ニュータウンに関係する鉄道会社です。
千葉ニュータウンと都心部を結ぶ路線を建設するにあたり、千葉県営鉄道北千葉線(都営10号線(新宿線))の延伸区間の免許を公団が鉄道事業者となって引き継いだのが始まりです。昭和59年から平成12年にかけて開業させました。当初の路線名は「住宅・都市整備公団千葉ニュータウン線」(略称は公団線)で、車輛及び鉄道施設を保有し、北総開発鉄道(現:北総鉄道)に運行を委託する形で始まりました。
昭和61年に鉄道事業法が成立したのをきっかけに、昭和63年に上下分離方式を導入。北総開発鉄道を第二種鉄道事業者、公団は第三種鉄道事業者になり、北総開発鉄道が「北総・公団線」として自社の保有する路線を含めて一体的な運行管理を行う形になりました。
その後、公団の撤退により、北総開発鉄道の親会社である京成電鉄が平成16年に「千葉ニュータウン鉄道」を設立しました。
路線名にも会社名は無く、北総鉄道の陰に隠れた鉄道会社ではありますが、公団時代に製作された車輛は個性的で特徴があります。
現在の車輛
9100形
公団時代の平成7年、千葉ニュータウン中央駅~印西牧の原駅間延伸開業に伴い、8両編成2編成が登場しました。その後、平成12年以印西牧の原駅間~印旛日本医大駅間延伸開業で1編成が増備されています。
千葉ニュータウンのイメージアップ、省エネ、乗心地向上等を図った設計で、「C-Elyer(シーフライヤー)」という愛称が付けられています。「C-Flyer」の「C」は千葉ニュータウン(Chiba-Newtown)、快適(Comfortable)、清潔(Clean)、文化(Culture)の頭文字、「Flyer」は優等列車を意味しています。
車体はステンレス製でダルフィニッシュ(梨地仕上げ)(1次車)とし、前頭部形状はオナガ(鳥)をイメージしたもので、まろやかさとスピード感を表す為、三次元曲面を採用しています。この部分は普通鋼製です。
車内は全体的に淡い色調で、ロングシートの配置ですが、中間車には8名分のクロスシート(4、5号車を境に先頭車方の車端部に設置)が配置されています。この他に車椅子スペース、電話室スペース(1次車のみ)の設備があります。
2次車は1次車の改良を各所に施しており、室内を中心に変化が見られます。(走行機器類に関しては変更なし。)
走行機器類に関しては、検査業務の関係から京成電鉄3700形や北総鉄道7300形と同一としています。
![]() |
![]() |
| 9108編成(1次車) | 9128編成(2次車) |
9200形
同社が保有する9000形の老朽化の為、置換用として平成25年に8両編成1編成を製作しました。
北総鉄道7500形とほぼ同じですが、行先表示器がフルカラーLED、車内案内表示器は15インチ液晶ディスプレイ、バリアフリー強化といった違いがあります。(現在は7500形も同等の更新が行われ、差異は無くなっています。)
![]() |
| 9201編成 |
9800形
同社が保有する9000形の置換用として、平成29年に京成電鉄3700形3738編成をリースされたもの。帯色は9200形と同じく水色と黄色の帯を巻いています。仕様は北総鉄道でリースされ、活躍している7818編成とほぼ同じです。
![]() |
| 9808編成 |
過去の車輛
9000形
公団時代の昭和58年に登場した通勤形電車です。登場時は2000形として登場し、6両編成2編成が製作されました。この2000形は直通運転が予定されている北総鉄道、新京成電鉄、京成電鉄、都営地下鉄浅草線で使用されている形式番号との重複を避けると共に、2000年に向かって伸びゆくニュータウンの将来を象徴する願いを込めて与えられました。
車体はオールステンレス製18m級車輛で、前頭部の腰部が張り出した形状に特徴があります。車体にはニュータウンの若々しさをイメージした赤色と緑色、側面の窓廻り、前面に落ち着いた住環境をイメージした灰色の配色としています。
車内はロングシートで構成されています。乗降扉間の客室窓は大、小、大の三分割とし、大きい窓は一段下降式、中央の小窓は固定窓で、特徴はカーテンが無い事。これはカーテンを降ろしてしまうと車内から駅名標等が見えなくなる事を避ける為で、車内表示器が普及する以前のアイデアとして特筆されます。
主要機器は北総鉄道7000形とほぼ同じとし、それ以外の機器も他社所有の車輛と共通のものを採用しています。
平成2年に8両編成化が実施され、翌年には京浜急行電鉄乗入れの為、先頭車の電動車化、中間車の附随車化改造が実施されました。そして、直通運転実施になるのですが、直通先の京浜急行電鉄には2000形がある為、平成6年に9000形に改称しています。
平成25年に後継の9200形が登場し、9008編成が廃車。残る9018編成も平成29年に廃車となり、形式消滅となっています。
![]() |
| 9018編成 |