流  鉄

会社の概要

読み方  りゅうてつ
略称等  
設 立  1913年(大正2年)11月7日
保有路線数  1路線
保有路線名  流山線(ながれやません):馬橋駅~流山駅(5.7km)
車輛形態  電車
その他  

概要
 千葉県流山市にある鉄道会社で、創業以来どこの鉄道会社にも属していない、小さな鉄道会社です。流山名産の醬油や味醂を輸送する事を目的として、流山軽便鉄道として設立されました。大正5年より馬橋~流山駅間で営業を始めます。その後、社名は幾度が変更しており、流山鉄道(大正11年)→流山電気鉄道(昭和26年)→流山電鉄(昭和42年)→総武流山電鉄(昭和46年)と変更し、平成20年に略称であった「流鉄」に社名を変更、合わせて路線名を「流山線」としています。社名にある通り、設立当初はナローゲージとなる軌間762mmでしたが、大正13年に1067mmに改軌しています。
 1970年代頃までは雑木林や農地の広がるローカル線でしたが、現在は宅地化が進み、ベッドタウンとなっています。始発から終点までは10分程の乗車時間ですが、2両編成の電車がのんびり走る様子はほっこりするものがあり、一時の安らぎを感じます。

現在の車輛

5000形
 つくばエクスプレス開業により、流鉄の経営を合理化する事となり、ワンマン運転の実施をする事になりました。そのワンマン運転対応の車輛として、平成21年に西武鉄道より新101系2両編成を譲り受けた車輛です。
 馬橋方よりクモハ5100形式+パンタグラフを搭載したクモハ5000形式で構成されます。改造はワンマン運転に必要な機器の搭載、保安装置の変更、バリアフリー対応等で、外観では前面に愛称板設置、行先表示器のLED化、種別表示器の内容変更が行われました。
 登場時は各編成に5001編成は「流馬」、5002編成「流星」、5003編成「あかぎ」、5004編成「若葉」、5005編成「なの花」と愛称が付けられ、それに合わせた塗装色となっていましたが、登場から10年程経過したのち、5001編成は「さくら」に愛称を変更し、塗装色変更。他の編成も愛称は変わらず、塗装色を変更しています。現在は1編成が廃車となり、4編成が活躍をしています。

5001編成(さくら) 5002編成(流星(3代目))

過去の車輛

2000形
 1200形、1300形等の旧性能電車を置き換える為に平成6年に登場した通勤形電車です。西武鉄道701系、801系を譲り受けたもので、平成9年にかけて2両編成2本、3両編成2本の10両が登場しました。2000形は初めての冷房付きカルダン駆動方式の電車となります。
 形式は編成や仕様に関係なく、クモハ2000形式(制御電動車)、モハ2000形式(中間電動車)、クハ20形式(制御車)となっています。種車は4両編成で、制御電動車は中間電動車に制御車の運転台部分を接合しています。電装品などはほぼ種車のままとなっています。2006編成(2両編成)、2003編成(3両編成)は701系、2002編成(2両編成)、2004編成(3両編成)は801系から改造されています。
 平成18年からのワンマン運転実施に際しては、ワンマン運転対応工事を行った他、前面の行先表示器を2文字分表示するLED表示器に改造、自動放送装置の設置等を行いました。平成25年に廃車となり、形式消滅となっています。

2002編成(青空) 2003編成(明星)

3000形
 2000形を除く在来車の置換えを引き続き実施する為に、平成11年に西武鉄道より旧101系4両編成2本を譲り受け、3両編成とした形式です。3両編成化はモハ101形式(偶数番号車)にクハ1101形式(偶数番号車)の運転台を接合し、制御電動車化しています。編成は馬橋方よりクハ30形式制御車+モハ3100形式中間電動車+クモハ3000形式制御電動車となります。
なお、西武鉄道旧101系の譲渡事例は本形式のみとなっています。
 平成22年に全ての列車を2両編成化する事となり、同年に廃車となり、形式消滅となっています。

3001編成(流星)




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