HB-E210系一般形気動車

諸 元

最大長  20000mm
最大幅  2950mm
最大高  4046mm
主電動機  MT78形式(95kW)(PWMコンバータ+VVVFインバータ制御方式)
制御方式  回生、発電ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ方式(抑速ブレーキ)
動力伝達方式  ハイブリッド方式(蓄電池併用電気式)
動力台車  DT75B形式
附随台車  TR260B形式

車内設備など

座  席  セミクロスシート
乗降扉(片側)  3扉
便所の有無  あり
その他  

概要
 東日本大震災により仙石線は全線で大きな被害を受けました。復旧工事を進め、平成27年に全線の運転再開をするとともに、仙台駅より東北本線を進み、松島町にある東北本線と仙石線の並走区間に接続線を設け、ここから仙石線に入線し、石巻駅を結ぶ「仙石東北ライン」の運転開始を行う事になりました。
 東北本線は交流電化、仙石線は直流電化と電気方式が異なる事から、接続線は非電化区間とした為、気動車による直通運転と決定され、その気動車として本系列が登場しました。
 車体構造はE129系をベースとしたsustina(サスティナ)シリーズとし、耐寒・耐雪構造とした他、ハイブリッドシステムを搭載する為、開口部の補強等の強化が図られています。乗降扉は半自動機能付きで片側3扉設置されている他、客室の床面高さを仙石線、東北本線の両方に対応出来る1130mmとしています。
 デザインは、仙石線のラインカラーである青色と東北本線のラインカラーである緑色をベースに、東北本線沿線のシオガマザクラ、仙石線沿線の矢本海浜緑地公園、石巻の日和山公園の桜の名所をイメージした桜色をアクセントカラーとし、二つの四角形が重なるデザインを用いて、仙台エリアと石巻エリアが繋がっている事を表現しています。
 車内はセミクロスシートの配置で、座席はE129系と同一です。車内の色合い、つり革等はE231系と同じですが、優先席付近はE233系に準じています。
 電源、制御システムはキハE200形式、HB-E300形式と同じ、発電機によって得られる電力と蓄電池の電力を組み合わせて駆動用主電動機を動かすシリーズハイブリッド方式が採用され、車輛の制御には電気車の技術がふんだんに活かされています。

HB-E211-4(1位側) HB-E212-6(2位側)

HB-E211-1~
仙台方に位置する先頭車です。車椅子スペース、車いす対応トイレの設備があります。
HB-E312-1~
石巻方(小牛田方)に位置する先頭車で、HB-E211形式とユニットを組みます。車内は客席のみで構成されています。




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