
諸 元
| 最大長 | 16500mm(キハ100系)・20000mm(キハ110系) |
| 最大幅 | 2928mm |
| 最大高 | 3995mm |
| 機 関 | キハ100系:DMF11HZ(コマツ製)、DMF13HZ(新潟鐵工所製)、DMF14HZ(カミンズ製)(330PS) キハ110系:DMF13HZA(新潟鐵工所製)又はDMF14HZA(カミンズ製)(420PS) |
| 制御方式 | 応荷重装置付き電気指令式空気ブレーキ(機関ブレーキ、排気ブレーキ併用)、直通予備ブレーキ |
| 動力伝達方式 | 液体式 |
| 動力台車 | キハ100系:DT59形式、キハ110系:DT58形式(試作車)、DT58A形式、DT58B形式(量産車) |
| 附随台車 | キハ100系:TR243形式、キハ110系:TR242形式(試作車・量産車)、TR242A形式(一部) |
車内設備など
| 座 席 | セミクロスシート、ロングシート(キハ101形式のみ) |
| 乗降扉(片側) | 2扉 |
| 便所の有無 | あり |
| その他 |
概要
国鉄より継承した一般形及び急行形気動車の老朽化による置換え、ローカル線の輸送サービス改善を目的に平成2年に登場した気動車です。
車体と台車の軽量化を図り、高出力直噴式エンジン等走行機器を組み合わせ、電車と同等の加速性能を持つと共に、ブレーキシステムに電車で実績のある、応答性の高い電気指令式を採用しています。また、冷房装置を搭載する事で、夏季においてのサービス向上が図られています。
投入する線区に応じて、両運転台構造及び片運転台構造の車輛があり、16m級車体を持つ「キハ100系」、20m級車体を持つ「キハ110系」の2つに区分されていますが、基本設計に共通事項が多い事から、総称して「キハ100・110系」とも呼ばれています。
車体はコスト面から普通鋼製ですが、従来の基本設計、製作方法等を全面的に見直し、角を落とした独特の形状、板厚の見直し、プラグドア及び固定窓を採用し、側構体を薄くする等の軽量化を行いつつ、前面強度の確保を行い、軽量ステンレス車並みの車体構造、重量となっています。キハ101形式、200番代以降は車体強度の強化、乗降扉を引戸式に変更しています。
車内はロングシートとクロスシートを組み合わせたセミクロスシート(キハ101形式・急行及び特急仕様は除く。)とし、両運転台構造(キハ101形式は除く)、奇数形式の片運転台構造の車輛にトイレの設備を設けています。乗降扉は車内保温を目的に半自動機能を有しています。また、床面高さは客車用のプラットホームに対応する為、ステップ付きとなっています。また、トイレは和式トイレでしたが、現在は洋式トイレへ改装が行われています。
塗装色はキハ101形式及び特別仕様車を除いて共通としており、ベリーペールグリーン(僅かに緑がかった白色)をベースにダークライムグリーンを配したものとなっています。
この他として、連結器は従来車では小型自動密着連結器ですが、電気連結器付き密着連結器を採用し、分割・併合作業の容易化を図っています。連結器の他、ブレーキの違いもあり、在来の車輛との連結は不可能となっており、後年登場するキハE130系(0番代のみ)、キハE120形式は連結が可能となっています。
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| キハ110形式+キハ111形式 |
また、同系列となるキハ100形式、キハ101形式とキハ110系列、キハ111形式及びキハ112形式の後位側(0番代は除く)と両運転台構造車及び片運転台構造の運転台側との連結は形状が異なる為、アダプターも用いての連結となります。
機関類は国鉄型エンジンよりも小型、軽量であり、直噴式エンジンには過給器(ターボチャージャー)、冷却器(インタークーラー)付きの高性能となっています。
ブレーキ制御は応荷重装置付きの電気指令式空気ブレーキとし、耐雪ブレーキ、抑速ブレーキ(エンジンブレーキ+コンバータブレーキで行い、空気ブレーキは使用しない。)が備わっています。保安ブレーキとして直通予備ブレーキを備えています。
JR東日本の非電化区間の主役として各地で活躍しています。
キハ100系(16m級車輛)
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| キハ100-3(4位側) | キハ100-2(4位側) |
キハ100-1~4
平成2年に登場した試作車で、1と2番は新潟鐵工所製、3と4番は富士重工業製です。外観の特徴では前面貫通扉左右の面を着雪防止を目的に黒色としている事、排障器はステンレス製の丸鋼管で補強、側面では窓柱、トイレ部分にダミーガラスを用いて、連続窓風に見せています。後に前面の黒色は量産車に合わせベリーペールグリーンになった他、雨樋を乗降扉、乗務員室扉の上部に設置しています。車内は乗降扉付近のロングシート2席を収納式(折り畳み式)にし、混雑時に対応したものとしています。
1と3番は平成24年に「POKEMON with YOU トレイン」へ改造されています。
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| キハ100-5(3位側) | キハ100-6(2位側) |
キハ100-5~8
第1次量産車となるグループで、平成3年に登場しました。試作車グループの改良型で、ダミーガラス及び車内の折り畳み座席が廃止されています。本グループより、車内収受式ワンマン運転に対応した設計となっています。
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| キハ100-22(1位側) | キハ100-46(4位側) |
キハ100-9~46
平成3年に登場した第2次量産車のグループです。9~29番は富士重工業製、30~46番は新潟鐵工所製となっています。このグループでは丸鋼管による補強が廃止された他、側面行先表示器をHゴム押さえに変更しています。29番はキハ103形式に改造されています。
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| キハ100-201(1位側) | キハ101-5(3位側) |
キハ100-201~205
大湊線の置換用として平成5年に5両が製作されました。後述するキハ101形式と同じく、乗降扉を引戸式、車体の延長及び強化等が行われています。車内は0番代の第二次量産車に車椅子スペースを設けており、座席定員数が減少しています。
キハ101-1~13
左沢線向けに平成5年に新設された形式で、混雑時間帯がある事からオールロングシートを採用すると共に、運転される区間、乗車時間が短い事から、トイレを省略し、車椅子スペースとしています。
車体は平成4年に発生した成田線踏切事故を受け、乗務員保護を目的にキハ100形式の全長を延長し、17m級としています。この他、前面構体の構造を見直し、強度を高めています。乗降扉はプラグドア式から引戸式へ変更し、ステップを下げています。
車体色は白色をベースに最上川をイメージした青色を配し、前面及び乗降扉横に左沢線のシンボルマーク、側面に「FRUITS LINR(フルーツライナー)のロゴを入れました。7番以降は雨樋の形状が異なっています。
キハ110系(20m級車輛)
0番代
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| キハ110-2(1位側) | キハ110-4(4位側) |
キハ110-1~5
老朽化した急行形気動車の置換用として平成2年に登場したグループで、1~3番が試作車として登場。翌年に4、5番が量産車として登場しています。外観は一般形のキハ100形式試作車を延長したスタイルでトイレ部分のダミーガラス使用やパイプ式スカート等の共通点があります。前面部の黒色塗装は登場時僅かな期間となっていました。現在の所、急行形車輛として新製された最後の車輛となっています。
車内は回転式リクライニングシートが配されおり、デッキは無い為、ガラス製の袖仕切りを設置しています。
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| キハ111-1(2位側) | キハ112-3(1位側) |
キハ111-1~3
平成3年に登場した形式で、キハ110形式を片運転台構造とした車輛です。急行形であり、車内は回転式リクライニングシートですが、後位側のみボックスシートとしています。キハ112形式0番代とユニットを組んで使用されています。
キハ112-1~3
キハ111形式0番代のトイレ無し仕様の車輛で、車内は座席のみとなっています。キハ111-2とキハ112-2は700番代(TOHOKU EMOTION)へ改造されています。
100番代
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| キハ110-135(1位側) | キハ110-120(4位側) |
キハ110-101~139
初めてのローカル線区向けの20m級車輛として平成3年に登場したグループです。0番代をベースにしつつ、排障器は通常の鋼板に変更。以降登場する車輛はこのタイプとなります。車内はキハ100形式と同じセミクロスシートですが、クロスシート部は混雑時を考え、2+1列の座席配置としています。細やかな違いとして、中期車までは乗降扉上部のみ雨樋が設置され、後期車では乗務員室上部まで延長されています。(以降の各形式に見られます。150番代及び300番代は除く。)105番は700番代、108番は710番代へ改造されています。
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| キハ111-113(1位側) | キハ112-103(2位側) |
キハ111-101~121
キハ110形式100番代を片運転台構造にした形式で、平成3年に登場しました。キハ112形式100番代とユニットを組みます。0番代では後位側貫通路の幅は前面と同じでしたが、通行し易いように幅広に変更(両開きドア)されています。
キハ112-101~121
キハ111形式100番代とユニットを組む車輛で、トイレ無し仕様の形式です。一部の車輛は側面行先表示器をLED化しています。
150番代
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| キハ111-152(2位側) | キハ112-152(1位側) |
キハ111-151・152
水郡線の車輛増備により、平成6年に登場したグループです。当時、水郡線は100番代が投入されていましたが、製造は200番代に移行していた事から、200番代中期車と同じ仕様として製作。床面高さを100番代と同じとしています。なお、本番代にキハ110形式は存在していません。
キハ112-151・152
平成6年に登場したグループです。キハ111形式150番代のトイレ無し仕様です。現在は水郡線を離れ、盛岡地区で活躍をしています。写真の運転台上部にある丸いアンテナは衛星携帯電話のアンテナです。
200番代
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| キハ110-205(2位側) | キハ110-222(4位側) |
キハ110-201~222
平成5年に登場したグループで、100番代のマイナーチェンジ車になります。総数では45両となります。
平成5年は本形式10両(201~210番)が最初に登場。このグループでは、乗降扉の機構をプラグドアから引戸に変更し、乗降扉の高さを低くしました。この関係でトイレの位置や座席配置が一部変更されました。
その後登場した211~222番はキハ101形式と同じマイナーチェンジを加えており、踏切事故等衝突時に乗務員保護を目的に車体長が延長されており、乗務員室扉と乗降扉の間が広くなる変化が見られます。車内では車椅子スペースの設置が行われています。
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| キハ110-224(4位側) | キハ110-238(2位側) |
キハ110-223~234
このグループは平成8年に秋田新幹線開業に向け、田沢湖線の改軌に伴う全面運休により、同区間を走る特急「たざわ」号の代替えとして、北上駅と秋田駅を結んだ特急「秋田リレー」号用の300番代を編入したグループで、運転終了後の平成9年に編入改造を行いました。特急仕様であった車内を他の200番代と同じ仕様としており、デッキの撤去等が行われましたが、蛍光灯カバーが残される等、特急仕様時代を垣間見れる部分もあります。
キハ110-237~242
このグループは平成11年の山形新幹線新庄延伸に合わせ、平成10年に陸羽西線に投入された最終増備車のグループです。外観は地域色に変更され、雪景色をイメージした白色をベースに縁を豊かな自然をイメージした緑とし、客室窓下にはアクセントとして、最上川のもたらす豊かな恵みをイメージした黄色が配されました。
客席は従来車と変わりませんが、熱線吸収ガラスを採用し、カーテンを省略する等の変化が見られます。機器類ではワンマン運転に使用される機器がバス用から鉄道車輛用へ変更されています。台車は軸ばねをロールゴムから円錐ゴムに変更した、DT58B形式、TR242A形式に変更されています。
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| キハ110-235(4位側) | キハ110-236(2位側) |
キハ110-235・236 観光列車「おいこっと」
キハ110-223~234のグループで、元300番代の車輛を2両改造したもの。飯山線向けに眺望車「ふるさと」として、座席の全てが1-3位側を向くようにオールロングシートに改造しました。その後、他の300番代改造車と同じ仕様なりました。
平成27年の北陸新幹線金沢延伸開業に合わせて観光列車「おいこっと」として再改造されます。愛称の「おいこっと」とは、東京のローマ字表記「TOKYO」を逆さま読み「OYKOT」としたもので、大都会東京の対極である「ふるさと」の風景をイメージして欲しいという願いが込められています。外観はアイボリーと臙脂色をベースに藁ぶき屋根の民家にある襖や障子等をイメージしたラッピングが施され、運転台廻りはアイボリーと臙脂色を用い、235番はアイボリーをベースにし、236番は臙脂色をベースとしています。車内はふる里のイメージをしたもので、ソファータイプのロングシート、障子柄のロールカーテン等に変更しています。この他に「おいこっと」として運転される時に使用する収納式テーブルの追加、トイレの車いす対応洋式トイレ化が実施されています。
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| キハ110-244(4位側) |
キハ110-243~245 「眺望車」
キハ110-237~のグループで、最後の3両(243~245番)は「眺望車」という名前が付けられています。1-3位側に設置されているクロスシートが窓側に45度回転、通路側に180度回転が可能な1人掛け座席を配しています。この他は他の車輛と同じとなっています。
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| キハ111-201(2位側) | キハ111-214(1位側) |
キハ111-201~209
100番代のマイナーチェンジ車で、乗務員室延長及び前面強化、客室内に車椅子スペースの設置をおこなっています。
キハ111-213~221
陸羽東線向けに投入された最終増備車のグループ。キハ110形式の陸羽西線向け増備車と同じ変更があった他、トイレの設置個所が300番代と同じく、4位側車端部にあるのが特徴です。客室窓下のアクセントカラーは赤色で、「鳴子渓谷の紅葉」をイメージしたものとなっています。台車はDT58B形式、TR242A形式を履いています。
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| キハ112-204(1位側) | キハ112-217(1位側) |
キハ112-201~209
キハ111形式200番代と同じ改良を行ったグループで、同一番号でユニットを組みます。写真は八高線開業80周年を記念して、キハ38形式風にリバイバル塗装をしたもの。現在は元に戻しています。
キハ112-213~221
陸羽東線向けの車輛で、同一番号のキハ111形式とユニットを組みます。
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| キハ111-212(2位側) | キハ112-210(1位側) |
キハ111-210~212
元300番代を改造したグループで、平成9年に登場しました。キハ110形式と同じ仕様にした他、車端部のトイレを洋式に変更しています。
キハ112-210~212
元300番代を改造したグループで、キハ111形式とユニットを組みます。外観は塗装変更のみとなっています。
ジョイフルトレイン
POKE’MON with YOU トレイン(ポケモン ウィズ ユー トレイン)
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| キハ100-1(1位側) | キハ100-3(2位側) |
平成24年に大船渡線に登場したジョイフルトレイン(乗ってたのしい列車)で、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で被災した地域に観光面からの復興支援、地域活性化を目的に登場しました。
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| キハ100-3(1位側):平成24年~平成29年までの塗装。 |
種車は試作車である1番及び3番で、外装デザインは「ポケモンはいつもキミといっしょ」、内装デザインは「森の中」をコンセプトに行われ、トイレも含めてラッピングが施されています。また、随所にキャラクターが配されています。車内放送もオリジナル包装となっており、ポケモンのキャラクター(声優)が案内を務めています。
登場から5年後の平成29年にリニューアルが実施され、「親子でピカチュウと楽しむ列車」がコンセプトとなり、内外装共にピカチュウをイメージしたものが配されています。1番はピカチュウの黄色とほっぺの赤色、3番は背中やしっぽの茶色の柄が配されました。車内は登場時から1番はコミュニケーションシートと呼ばれる全席指定席の座席が配され、3番はプレイルーム車輛で、子供達が遊べる車内となっています。大船渡線を中心に、土休日、多客期に運転されています。
TOHOKU EMOTION(トウホク エモーション)
平成25年八戸線を舞台に、デザイン、食、芸術、景色等「新しい東北を発見、体験」する事に拘った観光列車として登場しました。列車全体が移動するレストランである事が特徴で、車体はレンガ造り調のレストランに見立てたデザインとなっています。往路(八戸駅発)ではランチコースを提供。担当シェフは半年交代、メニューは三ヶ月毎に変更し、再び利用したくなるように工夫されています。復路(久慈駅発)はデザートビュッフェを提供。(往復利用の場合であっても、久慈駅では一旦下車。駅前散策する程度の時間があります。)
車内は各所に津軽地方の伝統工芸や名産品、特産品に見立てたものが散りばめられ、床敷物やキッチン窓には伝統工芸の技法「ごぎん刺し」、オープンダイニングには久慈の名産品の一つ「琥珀」をイメージしたライトがあり、東北各県の特産品を素材とした料理を味わいながら、室内空間も楽しめるように工夫された内装としています。
乗車には大人1名を含む2名以上の事前予約が必要であり、旅行商品として発売されています。主に土休日、多客期に1往復の設定がされています。
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| キハ110-701(1位側) | キハ111-701(1位側) |
キハ110-701
3号車に位置する久慈方の車輛。キハ110-105番を改造したもので、車内はオープンダイニングスペースとなっています。通路を挟んで、海側に二人用のテーブル2卓を三組、山側に二人用の三角形テーブルを7組配しており、アベック、夫婦等二人連れから家族等四人連れまで対応可能。定員数は20名。
キハ111-701
1号車に位置する八戸方の車輛。キハ111-2番を改造したもので、車内はコンパートメント席で構成されています。4人1組のコンパートメントを7室備え、全て海側に設置されています。(利用には人数に応じて追加料金が必要。)個室内は人工大理石と木で構成されたテーブル、革張りのクロスシートがあり、クローゼットの設備があります。定員数は28名。
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| キクシ112-701(2位側) |
キクシ112-701
中間の2号車に位置する車輛で、キハ112-2番を改造しました。形式記号の「キクシ」は国鉄時代から通じても初の形式で、駆動用エンジンの無い運転台のある食堂車という意味になります。駆動用エンジンは発電用エンジンに変更しています。
車内はライブキッチンスペースとなっている他、利用者の乗降を行います。(1、3号車からは出来ない。)車内はオープンキッチン、バックキッチン、オープンバーで構成されており、オープンキッチンは提供される料理の出来上がりをライブ感覚で楽しめるよう、通路との仕切りをガラス張りとしています。定員数は0名です。
HIGH RAIL 1375(ハイ レール イチサンナナゴ)
平成29年に小海線に登場したジョイフルトレイン(乗ってたのしい列車)で、キハ100-29番とキハ110-108番の2両を改造したものです。短尺車輛と長尺車輛の組み合わせとなっています。
コンセプトは「天空に一番近い列車」で、愛称もこれに因み、「HIGH」は標高の高い駅を持つ小海線、「RAIL」は線路、「1375」は清里駅と野辺山駅間に存在する国内普通鉄道の最高地点である標高1375mを由来としています。
塗装色は車体をキャンパスに見立て、小海線の夜空、車窓に流れる八ヶ岳の山々を描いたものとしています。車内はボックスシート、リクライニングシートの2種類が用意されています。日中運転される「HIGH
RAIL 1号」、夜間に運転される「HIGH RAIL 星空」では予約をする事で、車内で受け取れる特性弁当があります。
主に土休日、多客期を中心に運行が設定されています。
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| キハ103-711(2位側) | キハ112-711(4位側) |
キハ103-711
小諸方2号車に位置する車輛です。キハ100-29番を改造したもので、1号車方の運転台を使用停止にしており、新形式が起こされキハ103形式となっています。定員数21名のリクライニングシート車で、設備として、天文関連の書籍を読む事が出来る「ギャラリーHIGH
RAIL」があり、天井部に設置されている半球形ドームに星空の映像が投影され、星空を見ながら読書をする気分を味わえます。車内専用Wi-Fiがあり、星空や宇宙に関するオリジナルコンテンツが配信され、星座や星空の知識、クイズ、沿線情報等を閲覧する事が出来ます。トイレの設備があります。
キハ112-711
小淵沢方1号車に位置する車輛です。キハ110-108番を改造したもので、この車輛も2号車方の運転台を使用停止にし、実質片運転台車輛となった為、形式変更が行われています。利用者人数に応じて、1、2、4名用の座席が配置されており、1名用はシングルシート、2名用はペアシート、4名用はボックスシートと呼ばれています。トイレを撤去し、跡地に物販カウンターが配置され、お弁当(要予約)の引渡し、オリジナルグッズの販売等を行っています。