キハE120形式一般形気動車

諸 元

最大長  20000mm
最大幅  2920mm
最大高  4036mm
機  関  DMF15HZ形式(450PS)
制御方式  電気指令式空気ブレーキ(機関ブレーキ、排気ブレーキ併用)、直通予備ブレーキ
動力伝達方式  液体式
動力台車  DT74形式
附随台車  TR259形式

車内設備など

座  席  セミクロスシート
乗降扉(片側)  2扉
便所の有無  あり
その他  

概要
 JR東日本新潟支社に配置されている国鉄形一般形及び急行形気動車の置換えを目的に平成20年に登場した気動車で、8両製作されました。
 車体はE231系の構造を基本としたステンレス製で、混雑緩和に対応する為、裾絞りのある拡幅車体とし、乗降扉は1300mmの両開きとしています。寒冷地での使用である為、耐寒・耐雪構造を施しています。車体は飯豊(いいで)山地のブナ林をイメージしたオレンジ色をメインとし、荒川渓谷のナナカマド(紅葉)をイメージした赤色の帯をアクセントとして配しています。乗降扉は車外、車内ともに目立つよう黄色としています。
 車内はセミクロスシートで、クロスシートは片持ち式座席を2+1列の座席配置としています。本形式の特徴はバリアフリーに配慮した設計が特徴で、車椅子スペース、車いす対応の洋式トイレ、車いす利用でも使用が出来る対話型の車内非常通報装置が設置されています。乗降扉ドア(半自動時)、トイレはボタン操作によって開閉が可能。乗降扉にはチャイム、赤色で点滅するドア開閉表示灯が設置されています。
 運転室はキハ110系に準じた半室構造で、主幹制御器はワンハンドルマスコンとなっています。保安機器ではEB装置(緊急停止装置)、TE装置(緊急列車防護装置)が標準装備されている他、乗務員支援用にディーゼルカー情報制御装置(DICS)を備えています。
 駆動用エンジンは環境に配慮し、JR北海道のキハ150形式で採用されているエンジンをベースに排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)を低減させるコモンレール式燃料噴射装置等を採用したコマツ製のエンジンが採用されています。
 新潟地区で使用されていましたが、平成30年に新潟駅高架化によりATS-P型が保安装置として導入された事により、非搭載の本形式は乗り入れが出来なくなった為、中間車の扱いで使用されていましたが、令和2年に只見線に舞台を移して活躍しています。

キハE120-8(3位側)

キハE120-1~8
両運転台構造の車輛で、先に登場したキハE130系の2扉車になります。現在は只見線を中心に活躍しており、車体色も東北地域本社色に変更されています。




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