キハE130系一般形気動車

諸 元

最大長  20000mm
最大幅  2920mm
最大高  4036mm
機  関  DMF15HZ形式(450PS)
制御方式  電気指令式空気ブレーキ(機関ブレーキ、排気ブレーキ併用)、直通予備ブレーキ
動力伝達方式  液体式
動力台車  DT74形式
附随台車  TR259形式

車内設備など

座  席  セミクロスシート、ロングシート(100番代)
乗降扉(片側)  3扉
便所の有無  あり
その他  

概要
 水郡線の混雑緩和を目的に平成19年に登場した気動車です。車体はE231系の構造を採用したJR東日本初のステンレス製で、混雑緩和を目的に裾部を絞った拡幅車体としています。乗降扉は片側3ヶ所設置し、両開き1300mmドアとしています。
 車内は乗降扉付近をロングシート、乗降扉間をクロスシートとしたセミクロスシート仕様で、クロスシート部は2+1列の座席配置としています。座席の座布団、背ずりにはリサイクル可能なポリエステル製の綿が使用されています。バリアフリーの設備を充実させており、車いすスペース、車いす対応トイレ等が備えられています。乗降扉は半自動に対応し、車内外に押しボタンがあり、開閉時にはドアチャイム、赤色で点滅するドア開閉表示灯が設置されています。
 ワンマン運転に対応しており、乗務員室背面に運賃表示器、車内案内表示器を備えている他、日本語と英語の2か国語対応の自動放送装置を備えています。
 駆動用エンジンは環境負荷を考え、JR北海道キハ150形式に採用されたエンジンをベースに排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)、粒子状物質(PM)を抑えるコモンレール式燃料噴射装置等を備えたコマツ製のエンジンを搭載しています。
 水郡線に投入後、老朽化した気動車を置き換える為、久留里線、八戸線にも投入され、製造時期等が異なる為、各番代が登場しています。

0番代(水郡線向けグループ)

キハE130-6(4位側) キハE131-13(2位側)

キハE130-1~13
両運転台構造の貫通構造を持つ車輛で、車いす対応トイレを備えています。カラーは秋の紅葉をイメージした赤色と久慈川の流れをイメージした青色が配されています。乗降扉は目立つ黄色としています。
キハE131-1~13
片運転台構造の車輛で、トイレを備えています。カラーは新緑の緑をイメージした緑色と久慈川の流れをイメージした青色が配されています。

キハE132-2(1位側)

キハE132-1~13
片運転台構造の車輛で、客室のみの構造となっています。キハE131-1~とユニットを組みます。

100番代(久留里線向けグループ)
久留里線で使用されていたキハ30系、キハ38形式、キハ37形式の置換用として平成24年に投入されました。通勤線区である事から、通勤仕様となっており、車内はオールロングシート仕様です。乗車時間が短い事からトイレの設備はありません。

キハE130-101(4位側)

キハE130-101~110
両運転台構造の貫通構造を持つ車輛で、客室のみで構成されています。カラーはキハ37形式、キハ38形式で使用された青、緑、黄色をパターンの組み合わせを変更して使用しています。

500番代(八戸線向けグループ)
八戸線で使用されてきたキハ40系の置換を目的として平成29年に登場しました。ベースは0番代ですが、シールドビームからLED灯へ、室内灯も蛍光灯からLED灯に変更した他、冬季の寒さ対策として座席横の仕切りを大きいものへ変更しています。乗降扉は0番代、100番代では黄色としていましたが、帯色に変更しています。カラーは太平洋をイメージした水色の帯としています。

キハE130-504(1位側)

キハE130-501~506
両運転台構造の車輛で、0番代とほぼ同じ構造となっています。

キハE132-505(2位側)

キハE132-501~506
八戸方に位置する両運転台構造の車輛で、0番代とほぼ同じ構造となっています。




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