
諸 元
| 最大長 | 18000mm |
| 最大幅 | 3188mm |
| 最大高 | 4095mm |
| 機 関 | C-DMF14HZA(0・100・200番代)(330PS)、C-DMF14HZB(300番代)(350PS) |
| 制御方式 | 自動ブレーキ・機関ブレーキ |
| 動力伝達方式 | 液体式 |
| 動力台車 | C-DT58形式(0・100・200番代)、C-DT64形式(300番代) |
| 附随台車 | C-TR242形式(0・100・200番代)、C-TR252形式(300番代) |
車内設備など
| 座 席 | セミクロスシート |
| 乗降扉(片側) | 2扉 |
| 便所の有無 | あり(300番代) |
| その他 |
概要
国鉄から継承した気動車の老朽化による置換え、単行運転拡大を目的に昭和63年に登場した気動車です。
基本としたのは新潟鐵工所製のNDCシリーズで、車体長の延長、運転最高速度の向上等を行っています。車体は鋼製で18m級となっています。乗降扉はワンマン運転に対応して、車体の両端に片引き戸を2ヶ所設置し、半自動機能を持っています。
車内は混雑時、閑散時に対応出来るロングシートとクロスシートを組み合わせたセミクロスシート仕様で、座席はバケットシートタイプで乗心地向上が図られています。客室窓は一段下降窓です。運転する距離が短い事からトイレの設備はありません。(300番代を除く。)
エンジンはキハ85系と同系列の形式を使用していますが、軽快気動車用の変速機を用いている事から、出力は抑えられています。車体の軽量化、高出力エンジンにより従来車と比べると走行性能は良くなっており、特に上り勾配では力を発揮します。
台車は軽快気動車で実績のある大径心皿式の空気ばね台車を履いており、動力台車は2軸駆動となっています。
太多線、名松線、参宮線等で活躍していましたが、後継形式の登場により、現在は300番代のみが活躍しています。尚、0番代及び100番代の一部はミャンマーへ譲渡、100番代1両と200番代はひたちなか海浜鉄道へ譲渡され、活躍を続けています。
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| キハ11-5(4位側) | キハ11-109(1位側) |
キハ11-1~10
暖地向けのグループで、平成元年より運転を始めました。新潟鐵工製NDCシリーズをベースに設計された18m級のディーゼルカーです。名松線、参宮線、紀勢本線で活躍していましたが、平成28年に番代消滅しています。
キハ11-101~123
0番代の寒冷地仕様のグループで、122番、123番は自社の名古屋工場で製作されています。乗降扉付近の保温対策等が施されています。太多線や高山本線を中心に活躍していましたが、平成27年に番代消滅しています。
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| キハ11-203(3位側) | キハ11-306(1位側) |
キハ11-201~204
JR東海の子会社である東海交通事業が平成5年に城北線全線開業時に新製したグループです。基本は100番代と同一となっていますが、乗降扉付近の保温対策及びステップが廃止され(扉は乗務員室と同じ高さのサイズ)ているのが違いとなっています。塗装色も湘南色ではなく、前面灯具類及び客室窓にオレンジ色の帯になっていました。開業後、2両がJR東海へ貸し出され、100番代と同じ仕様に改造されて活躍しました。平成27年に運用を離れ、番代消滅しています。その後、ひたちなか海浜鉄道へ譲渡されています。
キハ11-301~306
平成11年に増備された暖地向けのグループで、マイナーチェンジ車になります。車体を普通鋼製からステンレス製に変更し、車体幅を拡大。乗務員環境改善では貫通扉上部に前部標識灯(ヘッドライト)を増設。車内設備では車いす対応トイレの設置、客室窓の固定化が実施されています。同年に増備されたキハ75系と部品の共通化が行われており、エンジンはC-DMF14HZB(350PS)に出力向上、台車もキハ75系の履く台車からヨーダンパを省略したボルスタレス台車のC-DT64形式、C-TR252形式に変更されています。
平成27年までは紀勢本線で活躍していましたが、現在は名松線を中心に活躍しています。2両が東海交通事業へ売却されており、4両が残っています。