
諸 元
| 最大長 | 20100mm |
| 最大幅 | 2978mm |
| 最大高 | 4020mm |
| 機 関 | C-DMF14HZD形式(450PS) |
| 制御方式 | 電気指令式空気ブレーキ・機関ブレーキ・直通予備ブレーキ、耐雪ブレーキ |
| 動力伝達方式 | 液体式 |
| 動力台車 | C-DT67形式 |
| 附随台車 | C-TR255形式 |
車内設備など
| 座 席 | セミクロスシート |
| 乗降扉(片側) | 3扉 |
| 便所の有無 | あり |
| その他 |
概要
JR東海の近郊形電車の標準車輛である313系をベースに設計された気動車で平成22年に登場しました。外観は313系とほぼ同じで、パンタグラフの無い313系という印象を受けます。番代区分の異なる2両で1ユニットを形成しており、最大5ユニット(10両編成)まで組成が可能です。但し、他形式との連結やユニットを分割しての連結は出来ません。
形態としては2つに大別され、1次車は快速「みえ」号の輸送力増強を目的に武豊線に投入されたグループ。2次車はキハ40系及びキハ11形式の置換えを目的としたグループです。1次車は武豊線に対応した設計としつつ、将来の他線区への転用を見越し、ローカル輸送にも対応した準備工事が実施されています。2次車は当初よりローカル線向けとしての仕様としています。
車体は313系と同じく、先頭部を普通鋼製、その他をステンレス製とし、乗降扉は片側に3ヶ所設置しています。313系との違いは前面貫通扉上部に前部標識灯が無い事や、排障器の形状が異なっています。2次車では更に構造の見直しにより違いがあり、車体の構造では2シート工法及びレーザー溶接に変更し、車体のステンレス地はマット(艶消し)仕上げ、ビートレスとしています。側面の客室窓では1次車では5枚の連続窓であったものを中央部3枚を大型2枚に変更し、4枚窓としました。乗務員室前面窓上部にあったLED式の種別及び行先表示器を統合し、助手側窓上部1つにしています。
車内は1次車では313系1300番代を基本とし、転換式クロスシートを中心とした構成とし、2次車では313系2300番代に変更され、全席がロングシートとなっています。
機器類はエンジンはカミンズ製の電子燃料制御式機能を持つC-DMF14HZD形式を搭載。通常時は450PSですが、異常時には最高出力の520PSまで引き上げる事が出来ます。機器配置はエンジンの排気管を後位側(連結面)に配置する事から、エンジンや変速機等の動力系は後位側に配置し、ブレーキ関係の機器を前位側に配置する独特の配置となっています。この為、台車も前位側が附随台車、後位側が2軸駆動の動力台車となっています。
2次車では動力台車に新機能が加えられています。東海道新幹線N700系で開発された台車振動検知システムを基に加発した振動検知装置(BVD装置:Body
Vibration Detector)を在来線車輛では初めて搭載しています。この装置は台車等の状態を常に監視し、異常が発生した時に運転台に表示するシステムです。
0番代・100番代(1次車)
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| キハ25-3(2位側) | キハ25-101(2位側) |
キハ25-1~5
寒冷地向けのグループで、トイレの設備がある車輛です。転換式クロスシートを主体とした配置となっています。車椅子スペースの設備があります。
キハ25-101~105
0番代とユニットを組む車輛で、トイレの無い仕様となっています。トイレの無い部分はロングシートが配置されています。写真は武豊線時代の様子で、太多線や高山本線へ転属した際に、乗降口にステップを増設する工事を行っており、外観が異なっています。(0番代の写真はステップ増設後です。)
1000番代・1100番代(2次車)
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| キハ25-1005(2位側) | キハ25-1112(1位側) |
キハ25-1001~1012
1次車の0番代に相当する車輛で、マイナーチェンジ車になります。車体外観が前面の表示器が1つになり、側面も客室窓が枚数変更され、ビートレスになって印象が異なります。車内はロングシート仕様となっています。
キハ25-1101~1112
1000番代とユニットを組む車輛で、トイレ無し仕様となります。
1500番代・1600番代(2次車)
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| キハ25-1511(2位側) | キハ25-1611(1位側) |
キハ25-1501~1514
1000番代の暖地向けのグループです。基本構造は同じですが、スノープラウは装備していません。排障器にはキハ85系に採用されていた鹿衝突対策で導入された衝撃緩和装置を分割・併合作業に支障のないように形状を変更して装備しています。
キハ25-1601~1614
1100番代の暖地向けのグループです。1500番代とユニットを組みます。