
諸 元
| 最大長 | 20500mm、21000mm(クハネ581形式改造車) |
| 最大幅 | 2950mm |
| 最大高 | 4235mm |
| 主電動機 | MT54形式(120kw) |
| 制御方式 | 直並列抵抗制御方式、弱め界磁制御方式 |
| 制動方式 | 発電ブレーキ併用電磁直通空気ブレーキ(抑速ブレーキ付き) |
| 動力台車 | DT32形式 |
| 附随台車 | TR69形式 |
車内設備など
| 座 席 | セミクロスシート |
| 乗降扉(片側) | 2扉 |
| 便所の有無 | あり |
| その他 |
概要
地方都市圏の輸送改善を目的に余剰となった581系、583系を種車に改造した419系近郊形交直両用電車が昭和60年に投入されましたが、同じ寝台形特急電車を種車に改造し、九州地区及び東北地方向けに投入されたのが715系です。九州地区向けの0番代は昭和59年、東北地方向けの1000番代は昭和60年に登場しました。
改造内容は419系と同じ、乗降扉増設や室内のセミクロスシート化などが行われています。419系では直流電化区間の運用も有る事から、交直両用電車としましたが、715系は九州地区では長崎本線、佐世保線、東北地方では仙台地区周辺と交流電化区間のみである事から、直流電化区間走行にに必要な機器類は撤去されています。車体色は419系が赤2号にクリーム10号の帯を入れた「北陸色」(旧)に対し、715系はクリーム1号をベースに緑14号の帯を巻いたものとなっています。(419系も含めて、後に塗装変更されています。)
715系も419系同様に乗降扉の狭さに起因する、乗降時間がかかる問題などを抱えていました。0番代、1000番代ともに平成10年に廃車となり、系列消滅しています。
0番代
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| クハ715-4(2位側) | クハ715-104(1位側) |
クハ715-1~10
長崎・早岐方の制御車です。クハネ581形式を格下げ改造したもので、機械室、電動発電機、電動空気圧縮機を搭載しています。
クハ715-101~112
門司港方の制御車です。サハネ581形式を先頭車化改造したもので、前位側に運転台を設置しています。同じ改造内容で、後位側に運転台を設置し、長崎方の制御車としたクハ714形式0番代(2両)もありました。
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| モハ714-4(3位側) | モハ715-4(3位側) |
モハ714-1~12
581系、モハネ580形式の格下げ改造車で、後位側のパンタグラフ撤去など直流電化区間を走行する機器類が撤去されています。581系の全ての電動車が改造され、形式消滅となっています。
モハ715-1~12
モハ714-1~とユニットを組む中間電動車です。581系、モハネ581形式の格下げ改造車で、前位側に乗降扉を増設した他、寝台使用時の中段、上段の小窓を埋めるなどの工事が実施されています。尚、乗降扉を引き戸にすれば良かったのでは。という意見もありますが、台枠の改造が必要など改造費用抑制が厳命であった事から、改造は不可能でした。
1000番代
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| クハ715-1002(1位側) | クハ715-1005(2位側) |
クハ715-1001~1015
黒磯方の制御車です。クハネ581形式を格下げ改造したもので、0番代と同様の工事に加え、耐寒・耐雪構造強化工事も実施されています。
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| クハ715-1104(1位側) |
クハ715-1101~1115
一ノ関方の制御車です。サハネ581形式を先頭車化改造したもので、前位側に運転台を設置しています。0番代で存在した逆向きの同形態の制御車は1000番代では存在していません。
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| モハ714-1007(2位側) | モハ715-1007(2位側) |
モハ714-1001~1015
583系、モハネ582形式の格下げ改造車で、後位側のパンタグラフ撤去など直流電化区間を走行する機器類が撤去されています。
モハ715-1001~1015
モハ714-1001~とユニットを組む中間電動車です。