
諸 元
| 最大長 | 20000mm(普通車)、20500mm(グリーン車) |
| 最大幅 | 2950mm |
| 最大高 | 4086mm |
| 主電動機 | MT61形式(120kw) |
| 制御方式 | GTO素子VVVFインバータ制御方式(機器更新車はIGBT素子VVVFインバータ制御方式) |
| 制動方式 | 電気指令式空気ブレーキ方式(回生ブレーキ付き) |
| 動力台車 | DT61形式 |
| 附随台車 | TR246形式 |
車内設備など
| 座 席 | ロングシート、クロスシート |
| 乗降扉(片側) | 4扉、2扉(グリーン車) |
| 便所の有無 | あり |
| その他 |
概要
横須賀線、総武快速線で活躍していた113系の老朽化、陳腐化による置換えを目的で平成6年に登場した系列です。近郊形電車は中~遠距離利用者の通勤輸送、行楽客など多用なニーズに応えて設計を考えなければなりませんが、投入される横須賀線、総武快速線は混雑緩和対策が急務であった事から、この対策を主眼に設計されました。
本系列はJR東日本の新系列の嚆矢となる209系通勤形直流電車を近郊形電車として派生させたもので、国鉄時代を通して近郊形電車では初の片側4扉構造を採用し、座席もロングシートを基本とし、中遠距離利用者に配慮し、一部の車輛をセミクロスシートとしています。
乗務員室は平成4年に発生した成田線踏切事故の教訓を活かし、更なる運転士の安全を確保する為に高運転台構造に加えて、衝撃吸収構造を採用。この構造は前面窓ガラス下部に衝撃吸収用のアルミハニカムを備え、運転席周りを強固な構造として運転士を保護する「サバイバルゾーン」、アルミハニカムで抑えきれない衝撃力を潰れる事で吸収する「クラッシュブルゾーン」(乗務員室扉の幅の部分)で構成した、従来車には無い設計が加えられました。外観では運転台の奥行きは209系よりも拡大しています。
車内は209系とほぼ同じで、白色系の内装、床は灰色としています。座席は片持ち式バケットシートタイプです。サービス機器ではLED式車内案内表示器、ドアの開閉時に鳴動するドアチャイムが設置されています。
走行機器類、台車等は209系をベースにしており、209系に似た機器配置になっています。
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| クハE216-1002(1位側) | クハE216-1019(2位側) |
クハE216-1001~
付属編成の久里浜方に位置する(増1号車)制御車です。クハE216形式は0番代は無く、1000番代、2000番代の2種類となります。車内はロングシートで、後位側にトイレ、車椅子スペースが設置されています。車輛により、電気連結器が装備されているものがあります。1022番以降は非貫通車輛になっています。
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| クハE216-2058(1位側) | クハE216-2030(2位側) |
クハE216-2001~
基本編成の久里浜方に位置する(1号車)制御車です。車内はロングシートで、トイレ、車椅子スペースが設置されています。トイレは3次車までは和式でしたが、バリアフリーに対応する為、平成9年に増備された4次車(2022番以降)からは車いす対応の大型トイレに変更されています。この他、2002番は113系等の異車種併結読換装置を装備しています。2054番以降は非貫通車輛となっています。
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| クハE217-6(1位側) | クハE217-5(2位側) |
クハE217-1~
基本編成の千葉方に位置する(11号車)制御車です。車内はセミクロスシート、後位側にトイレ、車椅子スペースが設置されています。38番以降は非貫通車輛となっています。写真右はデビューした時の様子。更新工事を受けた際に青色を明るい青20号に変更した他、運転台窓下のロゴマークを変更しています。
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| クハE217-2040(1位側) | クハE217-2022(2位側) |
クハE217-2001~
付属編成の千葉方に位置する(増4号車)制御車です。車内はロングシートで、車椅子スペースが設置されています。このグループのみATCは準備工事で登場しており、電気連結器及び自動解結装置を備えています。2038番以降は非貫通車輛となっています。
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| モハE216-1006(1位側) | モハE216-1039(2位側) |
モハE216-1001~
基本編成の8号車に位置する中間電動車で、モハE217-1~とユニットを組みます。車内はロングシートで、電動空気圧縮機、SIV装置を搭載しています。
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| モハE216-2003(1位側) | モハE216-2044(2位側) |
モハE216-2001~
基本編成の3号車、付属編成の増2号車に位置する中間電動車で、モハE217-2001~とユニットを組みます。モハE216-1001~と同じですが、ユニットを組む相手が異なる事から、番代区分をしています。
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| モハE217-46(3位側) | モハE217-38(4位側) |
モハE217-1~
基本編成の9号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車です。車内はセミクロスシート、VVVFインバータ制御装置など主回路機器を搭載しています。6次車までは行先表示器は字幕式、7次車以降はLED式を採用しています。(字幕式も更新工事の際、LED化されています。)
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| モハE217-2015(1位側) | モハE217-2020(2位側) |
モハE217-2001~
基本編成の3号車、付属編成の増3号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車です。車内はロングシートで、床下機器はモハE217-1~と同じです。
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| サハE217-6(1位側) | サハE217-28(4位側) |
サハE217-1~
基本編成の10号車に位置する中間附随車です。車内はセミクロスシートとなっています。
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| サハE217-2043(3位側) | サハE217-2038(2位側) |
サハE217-2001~
基本編成の6号車及び7号車に位置する中間附随車です。車内はロングシートとなっています。
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| サロE216-43(3位側) | サロE216-38(4位側) |
サロE216-1~
基本編成の4号車に位置する中間附随車(グリーン車)です。二階建て構造で、前位側に車掌室、業務用室を設けています。乗心地を良くする為、台車にはヨーダンパを備えています。
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| サロE217-46(3位側) | サロE217-38(4位側) |
サロE217-1~
基本編成の5号車に位置する中間附随車(グリーン車)です。後位側にトイレ、洗面所の設備があります。室内は片持ち式の回転式リクライニングシートが配されています。一部の車輛ではヨーダンパを解除した車輛もあります。