
諸 元
| 最大長 | 20000mm |
| 最大幅 | 2950mm |
| 最大高 | 4085mm |
| 主電動機 | WMT106A形式(270kw)(0番代)、WMT107形式(220kw)(1000番代)、WDT106A-G1-Т (270kw)(500番代) |
| 制御方式 | IGBT素子VVVFインバータ制御方式(0番代・500番代)、SiC-MOSFET素子VVVFインバータ制御方式 (1000番代) |
| 制動方式 | 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ制御方式(抑速・耐雪ブレーキ付き) |
| 動力台車 | WDT63B形式(0番代)、WDT63D形式(1000番代)、WDT63B形式(500番代) |
| 附随台車 | WTR246F形式、WTR246G形式(0番代)、WTR246I形式(1000番代)、WTR246G形式(500番代) |
車内設備など
| 座 席 | 転換式クロスシート、ロングシート |
| 乗降扉(片側) | 3扉 |
| 便所の有無 | あり |
| その他 |
概要
JR西日本広島支社管内の車輛は京阪神地区へ新車を導入し、経年の浅い車輛を転入させ、置換えが行われていました。いずれの車輛も国鉄時代に製造されたもので、若い車輛でさえ経年30年を超えており、老朽化、陳腐化が進み、早急な置換えが求められていました。
これを受けて、京阪神地区(アーバンネットワーク)で主力となっている225系を地方線区向けの短編成仕様とした車輛の開発が行われ、平成27年に227系が登場しました。
基本的な構造などは225系と同じで、車体では衝突時に乗客への衝撃、客室の変形を抑える構造(ともえ投げ方式)、転落防止ホロの装備等の共通点があります。機器類も0,5Mシステムを採用しています。ここに加えて、安全性の高い保安装置、伝送技術等の新技術をふんだんに採用しています。
広島地区に登場した227系。平成31年に近畿エリアである和歌山線、桜井線、紀勢本線(きのくに線)向け1000番代、令和5年に岡山、備後エリア向けに500番代と登場しました。
0番代
広島地区の113系、115系置換えを目的に平成27年に登場したグループです。広島地区に新製電車が導入されたのは、国鉄時代の昭和57年に投入された115系3000番代以来で、32年ぶりとなります。
編成は2両編成と3両編成が用意され、増解結する事で最大8両編成まで組成が出来、フレキシブルな運用に対応が可能としています。愛称が設定されており、新型車輛が広島地区の公共輸送を支える翼的な役割を担う事、前面に装備された転落防止ホロが翼を広げたように見える事、広島と言えば、広島県の木である「もみじ」、広島東洋カープ、厳島神社の大鳥居など、親しみのある「赤色」を由来に、「未来へ羽ばたく赤い翼」を意味する「Red Wing(レッドウイング)」と名付けられました。
車体は勿論、赤色を使用しており、横帯ではなく、車体端部に縦方向に太い帯を配し、窓下に細い赤帯を添えたものとし、前面貫通扉、車端部に「JRシティーネットワーク広島」のロゴと愛称である「Red
Wing」のロゴマークを配しています。
車内は225系に準じたもので、乗降扉間は転換クロスシート、車端部をロングシートとし、モケットは「広島らしさ」を表す赤色を基調としたものとなっています。車内案内表示装置はLEDを使用したもので、乗降扉上に1両あたり、3か所千鳥状に配しています。
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| クモハ227-2(1位側) | クモハ227-28(2位側) |
クモハ227-1~
福山・呉方に位置するパンタグラフ付き制御電動車です。後位側に車椅子スペースがあります。車輛制御装置、電動空気圧縮機、蓄電池を搭載しています。
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| クモハ226-26(3位側) | クモハ226-18(4位側) |
クモハ226-1~
新山口・あき亀山方に位置する制御電動車です。後位側に運転台を備え、前位側には車椅子スペース、車いす対応の大型トイレがあります。車輛制御装置、蓄電池を搭載しています。
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| モハ226-18(1位側) | モハ226-20(4位側) |
モハ226-1~
3両編成に連結される中間電動車です。クモハ227形式、モハ226形式は前位側は附随台車、後位側を動力台車とし、クモハ226形式はその逆となります。車輛制御装置、蓄電池を搭載しています。
1000番代
和歌山線、桜井線(万葉まほろば線)及び紀勢本線(きのくに線)で使用される105系、117系の置換えを目的に平成31年に登場したグループです。
0番代とほぼ同じですが、前部標識灯、フォグランプをHID灯からLED灯に変更しています。また、VVVFインバータ制御装置に使用される素子をIGBT素子からSiC-MOSFET素子に変更、主電動機を高効率、省メンテナンス、低騒音の電動機に変更。0番代では冷却風取込口がありましたが、1000番代では無くなっています。色は近畿エリアの色を使用し、奈良、和歌山エリアに共通する文化、歴史、自然を表現した緑色が配されています。
車内は323系と同じロングシートとした、ワンマン運転に対応したものとなっており、ICOCA(イコカ)対応の改札機が設置されています。この他、南海トラフ地震で被害が予想されるきのくに線での運用があり、避難用のはしご、非常灯等を備えています。
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| クモハ227-1007(2位側) | クモハ226-1007(4位側) |
クモハ227-1001~
王寺・和歌山方に位置するパンタグラフ付き制御電動車です。後位側に車椅子スペースがあります。前位側に霜取り用パンタグラフを搭載(一部非搭載)し、床下は車輛制御装置、電動空気圧縮機、蓄電池を搭載しています。
クモハ226-1001~
和歌山・新宮方に位置する制御電動車です。後位側に運転台を備え、前位側に車椅子スペース、車いす対応の大型トイレを設置しています。車輛制御装置、蓄電池を搭載しています。
500番代
岡山・備後エリア向けに令和5年に登場したグループです。デザインは「豊穏(ほうおん)の彩り」をコンセプトとし、岡山の桃、福山のバラ、尾道の桜など沿線をイメージした「桃色」を採用。側面端部の桃色の中にあるクリーム色、オレンジ色、茶色のアクセントは117系で運転されていた「サンライナー」をイメージしたものです。また、愛称も設定され「Urara(うらら)」と命名されました。
車内は0番代をベースとした転換クロスシートですが、クロスシートの数を減らし、乗降扉付近のスペースを拡大させています。
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| クモハ227-504(2位側) | クモハ226-528(4位側) |
クモハ227-501~
姫路・岡山方に位置するパンタグラフ付き制御電動車です。車内は0番代に準じていますが、混雑緩和の為、ボックスシートを減らしています。後位側に車椅子スペースがあります。2両編成の車輛はワンマン運転に対応した機器類が装備、搭載されています。床下には車輛制御装置、電動空気圧縮機、蓄電池を搭載しています。
クモハ226-501~
三原・新見・宇野方に位置する制御電動車です。後位側に運転台を備え、前位側に車椅子スペース、車いす対応の大型トイレを設置しています。車輛制御装置、蓄電池を搭載しています。
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| モハ226-507(2位側) |
モハ226-501~
3両編成に連結される中間電動車です。両端部はロングシート、中央部にクロスシートが配されています。車輛制御装置、蓄電池を搭載しています。