
諸 元
| 最大長 | 21000mm |
| 最大幅 | 2920mm |
| 最大高 | 4045mm |
| 主電動機 | MT75B形式(140kw) |
| 制御方式 | IGBT素子VVVFインバータ制御方式 |
| 制動方式 | 回生・発電ブレーキ併用電気指令式ブレーキ制御方式、抑速ブレーキ、耐雪ブレーキ |
| 動力台車 | DT81形式・DT82A形式 |
| 附随台車 | TR265形式・TR265A形式 |
車内設備など
| 座 席 | リクライニングシート |
| 乗降扉(片側) | 1扉、2扉 |
| 便所の有無 | あり |
| その他 |
概要
平成5年に登場した特急「スーパーあずさ」号に使用されているE351系の老朽化による置換え、平成13年に登場し、特急「あずさ」、「かいじ」号を中心に活躍するE257系の185系転用予定に対応する為に平成26年に登場した系列です。試験を経て、平成29年より営業運転を始めています。
車体はアルミニウム合金製中空押出形材を用いたダブルスキン構造を採用し、運転台は高運転台構造を採用。踏切事故対策として先頭構体、乗務員室出入口部をクラッシャブルゾーンとしています。E351系と同じく基本編成と付属編成の往来を可能とする為、貫通構造となっています。塗装色は「南アルプスの雪」をイメージしたアルパインホワイトをベースに「あずさ」の伝統色であるあずさバイオレットの細帯を側面に配し、前面はストームブラック、客室窓廻りに松本城の青みがかった漆黒をイメージしたキャッスルグレーが配されています。
本系列の特徴の一つに車体傾斜機能があります。E351系も同様ですが、地図式制御の自然振り子式であった為、乗り物酔いの問題が残されました。本系列では地図式制御と車体の傾斜に空気ばねを用い、圧縮空気の吸排気による空気ばねの高さを変化させ、車体を傾斜させる「空気ばね式」に変更しています。曲線通過速度は変える事無く、E351系と同じになっています。空気ばねに供給する空気量が増える事から、2号車を除いた全車輛に電動空気圧縮機を搭載しています。
機器類は待機二重系としており、故障時の冗長性を確保している特徴があります。
車内での特徴として、JR東日本在来線特急形車輛では初めてのLEDを用いた間接照明を採用しました。全座席には電源コンセントを備えている他、デッキには防犯カメラ、自動体外式除細動器(AED)等を備えています。
制御面等では乗心地向上を図る為に、フルアクティブ動揺防止装置の搭載が行われています。(量産先行車では車体間ダンパも設置されていましたが、量産車は採用せず。)
平成26年に量産先行車が登場。1年以上の入念な試験期間を経て、量産車の登場と共に中央本線の新しい顔として活躍をしています。
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| クハE353-1(2位側) | クモハE353-8(2位側) |
クハE353-1~
基本編成の東京・新宿方に位置する制御車(4号車)です。電動空気圧縮機を搭載しています。トイレ、洗面所の設備があります。
クモハE353-1~
付属編成の新宿・東京方に位置する電動制御車(1号車)です。付属編成の電動車は制御システムが基本編成とは異なり、前位側を動力台車、後位側を附随台車とした0.5M方式を採用しています。電動空気圧縮機を搭載しています。車内にはトイレ、洗面所の設備があります。貫通扉は準備工事となっており、使用する事は出来ません。
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| クハE352-1(2位側) | クハE352-4(2位側) |
クハE353-1~
基本編成の松本方に位置する制御車(12号車)です。電動空気圧縮機を搭載しています。前面の貫通扉は準備工事となっており、使用する事は出来ません。量産先行車の1番編成は、一部の車輛で窓が量産車より多く、量産車化改造時に荷物置き場に変更し、窓は残されて黒い板で塞がれています。この為、塗り分けが異なります。
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| クモハE352-6(2位側) |
クモハE352-1~
付属編成の松本方に位置する制御電動車(3号車)です。電動空気圧縮機、補助電源装置を搭載しています。前位側台車が動力台車、後位側台車が附随台車の0.5M方式となっています。車内は荷物置き場の設備があります。
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| モハE353-4(3位側) | モハE353-516(2位側) |
モハE353-1~
基本編成の10号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車で、モハE352-1~とユニットを組みます。VVVFインバータ装置、電動空気圧縮機を搭載しています。車内は車いす対応座席を備えています。
モハE353-501~
基本編成の5号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車で、VVVFインバータ装置、電動空気圧縮機を搭載する他、屋根上には予備パンタグラフを搭載しています。モハE352-501~とユニットを組みます。
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| モハE353-1006(3位側) | モハE353-2018(4位側) |
モハE353-1001~
付属編成の2号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車で、隣り合うクモハE352形式、クモハE353形式とユニットを組みます。VVVFインバータ装置のみを搭載し、屋根上には予備パンタグラフを搭載しています。車内は車いす対応座席、車いす対応トイレ、洗面所、多目的室の設備があります。
モハE353-2001~
基本編成の7号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車で、サハE353形式とユニットを組みます。VVVFインバータ装置、電動空気圧縮機を搭載しています。
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| モハE352-1(4位側) | モハE352-501(2位側) |
モハE352-1~
基本編成の11号車に位置する中間電動車で、モハE353-1~とユニットを組みます。電動空気圧縮機、SIV装置を搭載しています。車内にはトイレ、洗面所の設備があります。
モハE352-501~
基本編成の6号車に位置する中間電動車で、モハE352-1~とほぼ同じです。ユニットを組む相手がモハE353-501~となります。
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| サハE353-12(3位側) | サロE353-14(2位側) |
サハE353-1~
基本編成の8号車に位置する中間附随車で、モハE353-2001~とユニットを組みます。電動空気圧縮機、SIV装置を搭載しています。車内にはトイレ、洗面所の設備があります。
サロE353-1~
基本編成の9号車に位置する中間附随車(グリーン車)です。空気圧縮機を搭載しています。車内は車いす対応座席及びトイレ、洗面所、業務用室(車掌室)、多目的室、車内販売準備室、荷物置き場の設備があります。