
諸 元
| 最大長 | 21650mm |
| 最大幅 | 2910mm |
| 最大高 | 4295mm |
| 主電動機 | MT402K形式(190kw) |
| 制御方式 | PWMコンバータ+IGBT素子VVVFインバータ制御方式 |
| 制動方式 | 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ制御方式 |
| 動力台車 | DT406K形式 |
| 附随台車 | TR406K形式 |
車内設備など
| 座 席 | リクライニングシート |
| 乗降扉(片側) | 1扉 |
| 便所の有無 | 有り |
| その他 |
概要
博多と長崎を結ぶ特急「かもめ」号。485系、783系を使用していましたが、急曲線が多く存在しており、速度向上を目的にJR九州振り子電車第2弾として平成12年に登場しました。翌年には特急「ソニック」号の増発用を目的とした編成が登場。人気が高く、6両編成化用の車輛が増備されています。
車体は日立製作所のブランドである「A-train」が採用され、摩擦攪拌接合方式(FSW)によって製造されるダブルスキン構造のアルミニウム合金製となっています。前頭部は新幹線を彷彿させる、非貫通構造の丸みを帯びた流線型で、連結器はカバーで覆われ、車体と一体となるデザインとなっています。塗装色は白一色で、車体下部、前面運転台窓廻りに帯を入れたデザインとなっています。帯色は「かもめ」号に使用される車輛は「黄色」、「ソニック」号は青色と区別され、ロゴやエンブレムも異なっていました。予備車が少なく、運用の自由度を高める為、ロゴやエンブレムは撤去され、平成24年頃から青色に統一されています。
座席は全席リクライニングシートで、普通席、グリーン席共に本皮革張りとなっています。(現在は汚れ付着防止の為、モケットに変更)内装は側面化粧板は白色、床はフローリングとなっていますが、一部の車輛は落ち着きある空間とする為、化粧板はをダークグレーとしています。
車内設備については、883系に設置されるコモンスペース等、準じたものとなっていますが、客室内にあるセンターブースは廃止されています。仕切り扉は車輛間は半透明ガラス、デッキと客室は上部が透明、下部が半透明のガラス、グリーン客席は木製扉となっています。
乗務員室関係では、主幹制御器は左手操作のワンハンドル式となっています。乗務員室と客室との仕切りは液晶ガラスとなっており、通常は透明で、前方の風景を楽しむ事が出来ますが、停車中や走行中に非常ブレーキを扱うと瞬時に不透明になる機能となっています。
機器類では、主回路機器を815系のものを特急形として見直したものを採用しています。性能面では883系とほぼ同じですが、力行速度80km/h以上からの加速性能を向上させています。振り子方式は883系と同じく、制御付自然振り子方式で台車形式等一部は異なりますが、構造等は同じとなっています。
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| クモハ885-9(1位側) | クモハ885-403(2位側) |
クモハ885-1~
博多方6号車に位置する制御電動車です。主変換装置、電動空気圧縮機を搭載しています。男女別の洋式トイレ、コモンスペースの設備があります。1~7番は「かもめ」号用として、8~11番は「ソニック」号用として登場しています。
クモハ885-403
平成15年に踏切事故で廃車となったクモハ885-3の代替新製車です。0番代と同じ搭載機器、設備となっています。
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| クロハ884-6(1位側) | モハ885-6(4位側) |
クロハ884-1~
長崎・大分方1号車に位置する制御車です。SIV装置を搭載しています。グリーン席・普通席の合造車で、乗降扉は車体中央部にあり、前位側にグリーン席があり、グリーン席利用者専用洋式トイレ、サービスコーナー、コモンスペースの設備があります。
モハ885-1~
5号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車です。主変圧器、主変換装置を搭載しています。自動販売機の設置、コモンスペースの設備があります。
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| モハ885-403(4位側) | モハ885-105(4位側) |
モハ885-403
平成15年に踏切事故で廃車となったモハ885-3の代替新製車です。0番代と同じ搭載機器、設備となっています。
モハ885-101~
特急「かもめ」号用編成2号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車です。車いす対応座席、バリアフリートイレ、ミニギャラリー、コモンスペース、電話スペースの設備があります。電話スペースは多目的スペースとしても使用が出来、仕切りを畳み、簡易ベッドと通路側にカーテンを備えています。
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| モハ885-203(1位側) | サハ885-6(4位側) |
モハ885-201~
2次車となる特急「ソニック」号用編成2号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車です。100番代と同じ設備となりますが、当初は5両編成であった為、「かもめ」号用編成にある「ミニショップ」と呼ばれる売店兼車内販売準備室を本番代に設置しています。この準備室の向かいは車内販売用の荷物スペースですが、カーテンを下げる事で多目的スペースとして使用出来る設計となっています。
サハ885-1~
4号車に位置する中間附随車で、電動空気圧縮機、SIV装置を搭載しています。編成中間に車掌室が無い為、デッキに簡易車掌台が設置されています。男女別洋式トイレ、コモンスペースの設備があります。
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| サハ885-403(2位側) | サハ885-105(3位側) |
サハ885-403
平成15年に踏切事故で廃車となったサハ885-3の代替新製車です。0番代と同じ搭載機器、設備となっています。
サハ885-101~
1次車の特急「かもめ」号用編成の3号車に位置する中間附随車です。客室の他、「ミニショップ」(平成27年、車内販売サービス終了)、コモンスペースの設備があります。
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| サハ885-303(3位側) |
サハ885-301~
3次車に該当するグループです。特急「ソニック」号の6両編成化に伴い、平成15年に登場した中間附随車です。3号車に組み込まれており、コモンスペースが拡大され、木製ベンチが設置されています。