
諸 元
| 最大長 | 21300mm |
| 最大幅 | 2834mm |
| 最大高 | 3875mm |
| 主電動機 | SMT63形式(220kw) |
| 制御方式 | IGBT素子VVVFインバーター制御方式 |
| 制動方式 | 回生・発電ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ制御方式(抑速ブレーキ付き) |
| 動力台車 | S-DT66形式 |
| 附随台車 | S-TR66形式 |
車内設備など
| 座 席 | リクライニングシート |
| 乗降扉(片側) | 2扉 |
| 便所の有無 | あり |
| その他 |
概要
2000系特急形気動車の老朽化に伴い、予讃線電化区間の置換え用として平成26年に登場しました。8000系以来21年ぶりの特急形電車となります。デザインコンセプトは「レトロフューチャー」とし、ノスタルジックな鉄道車輛のイメージを未来特急としてデザインされています。
8000系と同じ振り子電車で、曲線区間での速度向上を図る為、車体傾斜制御装置を搭載。2000系や8000系では制御付自然振り子方式でしたが、本系列では台車に備わる空気ばねを用いて、車体を傾斜させる空気ばね式車体傾斜方式を採用しているのが特徴です。
車体はステンレス製で、先頭車の先頭部分は普通鋼が用いられています。この先頭部分は蒸気機関車をイメージしたブラックフェイスとし、「列車の力強さ、ダイナミズム」を表現。オレンジとグリーンは「瀬戸内の温暖な風土」、「穏やかで美しい四国の自然」、「愛媛県」、「香川県」をイメージし、スピード感を加えストリームラインとしています。車体の下部は灰色として、バランスのあるものとしています。
先頭車は全て貫通構造としています。運転台部分には衝撃吸収構造が採用され、乗務員座席背面までをサバイバルゾーン、そこからデッキ部をクラッシャブルゾーンとし、8700形式、8750形式の後位側にはアンチクライマーを装備しています。乗降扉は8000系ではプラグドアでしたが、本系列は一般的な引戸となっており、半自動機能付きとなっています。
機器類は車輛の性能を確保しつつ、既存車輛と共通化を図っており、新設計の機器も既存車輛に代替品として使えるものとしています。
車内は車輛、座席種別ごとにアクセントカラーが設定され、LED照明を採用。普通車は2+2列の座面連動式のリクライニングシート、グリーン室は2+1列の座席配置となっており、振り子動作時の遠心力(横G)の感覚を緩和するように設計されています。
編成は8000系よりもきめ細かく運用が出来るようにユニットで構成される2両編成を基本とし、中間附随車を組み入れた3両編成を用意し、それぞれの単独又は組み合わせで最大8両編成の運転が行われています。
![]() |
![]() |
| 8601(2位側) | 8701(1位側) |
8601~
2両編成、3両編成の岡山・高松方に位置する制御電動車です。VVVFインバータ装置を搭載しています。洋式トイレ、男子用トイレの設備があります。
8701~
3両編成の松山方に位置するパンタグラフ付き制御車です。JR四国では初となるシングルアーム式パンタグラフを採用しています。電動空気圧縮機、SIV装置を搭載しています。普通席とグリーン席の合造車で、仕切り壁に荷物置き場があります。後位側には車いす対応の座席、トイレ、多目的室があり、乗降扉は他より間口が大きい。この他に洗面台、ユーティリティースペース(立席利用者の為にカウンターとコンセントを設けた場所。)があります。
![]() |
![]() |
| 8751(1位側) | 8801(2位側) |
8751~
2両編成の松山方に位置するパンタグラフ付き制御車です。電動空気圧縮機、SIV装置を搭載しています。車内後位側デッキ部は8700形式に似ていますが、多目的室が無く、レイアウトが異なり、空きスペースに簡易の荷物置き場が設置されています。
8801~
3両編成に組み込まれる中間附随車です。客席のみとなっています。