
諸 元
| 最大長 | 21160mm |
| 最大幅 | 2915mm |
| 最大高 | 4110mm |
| 主電動機 | WMT105形式(245kw) |
| 制御方式 | IGBT素子VVVFインバーター制御方式 |
| 制動方式 | 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ制御方式・抑速ブレーキ・耐雪ブレーキ |
| 動力台車 | WDT301形式 |
| 附随台車 | WTR301形式 |
車内設備など
| 座 席 | リクライニングシート |
| 乗降扉(片側) | 1扉・2扉 |
| 便所の有無 | あり |
| その他 |
概要
京阪神地区と北陸地方を結ぶ特急「雷鳥」号、「スーパー雷鳥」号に使用される485系。リニューアル工事等の延命対策を行うも、経年が30年前後となり、置換えの時期が迫っていました。その置換え用として、また681系の増備車として本系列が平成13年に登場しました。
基本的なデザインは681系に準じつつも、新しい技術等が盛り込まれています。車体はアルミニウム合金製とし、妻構体を除いてダブルスキン構造を採用した他、先頭車については多客時の増結や転用を見据えた時に貫通構造が有用である事から、貫通構造とした形式の割合を多くしています。非貫通構造の車輛では、681系と同じ大型曲面ガラス1枚を用いた流線形としていますが、密着連結器を格納式から、固定式に変更。運転台下部にある前部標識灯と後部標識灯は一体化したものに変更しました。
機器類の構成は681系量産車と同じで、電動車(M車)は直流電車相当の機器である車輛制御装置(VVVFインバータ装置とSIV装置を組み合わせたもの。)、電動空気圧縮機を搭載(直流電車と機器の共通化が容易になるメリットがある。)し、附随車(Tp車)はパンタグラフ、変圧器、整流器等の交流機器を搭載したM-Tpユニットとなっています。ユニットを組まない附随車(Т車)を加えてM-Tp-ТやM-Т-Tpといった組成も可能としています。
車内は編成中の3両に2両の割合で連結される附随車にトイレ、洗面所を設置し、編成中の1ヶ所を車いす対応トイレとしています。客室の両端にはLED式の車内案内表示器が設置され、下部にあるデッキとの仕切り扉はタッチセンサー式の自動ドアとなっています。
普通車の座席は2+2列のリクライニングシートを配したもので、奇数号車と偶数号車でモケットの色を分けています。4000番代では青色に統一された他、形状を変更し乗心地向上を図っています。グリーン車は2+1列の座席配置で、681系と似たものになっています。
特急「サンダーバード」号、「しらさぎ」号、「能登かがり火」号を中心に活躍をしています。
0番代
平成13年に登場したグループで、特急「スーパー雷鳥」号の485系を置き換える為に登場しました。非貫通構造の先頭車は基本編成のみで、付属編成は両端を貫通構造としています。平成27年に基本編成の方向転換が行われ、金沢方の先頭車がグリーン車となっています。
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| クモハ683-1508(1位側) | クハ683-701(1位側) |
クモハ683-1501~
6両基本編成の大阪方に位置する貫通構造の制御電動車です。車輛制御装置、電動空気圧縮機を搭載しています。
クハ683-701~
3両付属編成の大阪方に位置する貫通構造の制御車です。車いす対応座席、車いす対応トイレの設備があります。
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| クロ683-3(3位側) | クハ682-505(3位側) |
クロ683-1~
6両基本編成の金沢方に位置する非貫通構造の制御車(グリーン車)です。写真は大阪方に位置していた頃の様子です。前位側にトイレ、洗面所の設備があります。
クハ682-501~
3両付属編成の金沢方に位置する貫通構造のパンタグラフ付き制御車です。クモハ683形式又はモハ683形式とユニットを組みます。主変圧器、主整流器を搭載しています。前位側にトイレ、洗面所の設備があります。
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| モハ683-1002(3位側) | モハ683-1304(1位側) |
モハ683-1001~
6両基本編成に組み込まれる中間電動車です。車輛制御装置、電動空気圧縮機を搭載しています。乗降扉は2ヶ所あります。
モハ683-1301~
3両付属編成に組み込まれる中間電動車です。車輛制御装置、電動空気圧縮機を搭載しています。前位側の乗降扉は準備工事としています。
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| サハ683-301(1位側) | サハ682-2(1位側) |
サハ683-301~
6両基本編成に組み込まれる中間附随車です。車いす対応座席、車いす対応トイレ、多目的室、車内販売準備室、業務用室、車掌室の設備があります。
サハ682-1~
6両基本編成に2両組み込まれるパンタグラフ付き中間附随車です。主変圧器、主整流器を搭載しています。車内にはトイレ、洗面所の設備があります。
2000番代
中京圏と北陸地方を結ぶ特急「しらさぎ」号、「加越」号に使用されていた485系を置き換える為に平成14年に登場したグループです。基本編成は5両編成、付属編成は3両編成となります。窓下に配される青色帯にオレンジ色の帯を加えています。
683系は設計最高速度を160km/hとしていますが、本番代の電動車は130km/hとし、160km/h運転は準備工事に留めています。
平成27年に特急「しらさぎ」号に使用する車輛を681系に変更する事となり、運用から撤退。その後、一部は特急「サンダーバード」号用に転用された車輛がありますが、多くは289系へ改造されています。
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| クモハ683-3508(1位側) | クハ682-2705(3位側) |
クモハ683-3501~
5両基本編成、3両付属編成の米原方に位置する貫通構造の制御電動車です。運転最高速度が130km/hである為、3000番代となっています。車輛制御装置、電動空気圧縮機を搭載しています。
クハ682-2701~
3両付属編成の富山・名古屋方に位置する貫通構造のパンタグラフ付き制御車です。主変圧器、主整流器を搭載しています。車内にはトイレ、洗面所の設備があります。
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| クロ682-2001(3位側) | モハ683-3401(2位側) |
クロ682-2001~
5両基本編成の富山・名古屋方に位置する非貫通構造のパンタグラフ付き制御車(グリーン車)です。モハ683形式とユニットを組みます。主変圧器、主整流器を搭載しています。車内はトイレ、洗面所の設備があります。
モハ683-3401~
5両基本編成に組み込まれる中間電動車です。車輛制御装置、電動空気圧縮機を搭載しています。乗降扉は2ヶ所ありますが、前位側は業務用の扉となっています。
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| サハ683-2408(4位側) | サハ683-2501(4位側) |
サハ683-2401~
3両付属編成に組み込まれる中間附随車です。車いす対応座席、車いす対応トイレの設備があります。
サハ683-2501~
5両基本編成に組み込まれる中間附随車です。業務用室、車掌室、トイレ、洗面所の設備があります。
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| サハ682-2201(4位側) |
サハ682-2201~
5両基本編成に組み込まれるパンタグラフ付き中間附随車です。主変圧器、主整流器を搭載しています。車内は車いす対応座席、車いす対応トイレ、多目的室の設備があります。
4000番代
老朽化の進む485系を置き換える為に平成20年に登場したグループです。0番代、2000番代をアップデートした番代となっており、着席定員増加、他線区への転用を見据えて9両貫通編成のみが製作され、先頭車は貫通構造のみとしています。また、JR西日本のアルミニウム合金を用いた車体で初めてオフセット衝突対策構造を採用しました。
機器類では、パンタグラフへの積雪による離線対策として、シングルアーム式パンタグラフに変更した他、主電動機をWMT105A形式(255kw)に変更。空調装置や誘導障害対策強化等の変更が行われました。
車内では座席モケットのカラーを青色に統一した他、車いす対応トイレ、多目的室を大きくしました。
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| クモハ683-5506(1位側) | クロ683-4507(3位側) |
クモハ683-5501~
大阪方に1号車に位置する制御電動車です。車輛制御装置、電動空気圧縮機を搭載しています。写真は方向転換前のもの。
クロ683-4501~
金沢方9号車に位置する制御車(グリーン車)です。貫通構造は準備工事になっており、使用は出来ない。乗降扉が後位側(運転台寄り)に変更されています。
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| モハ683-5010(4位側) | モハ683-5409(1位側) |
モハ683-5001~
7号車に位置する中間電動車で、サハ682-4301~とユニットを組みます。車輛制御装置、電動空気圧縮機を搭載しています。乗降扉は2ヶ所となっています。
モハ683-5401~
5号車に位置する中間電動車で、サハ682-4401~とユニットを組みます。前位側の乗降扉は準備工事となっています。
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| サハ683-4709(3位側) | サハ683-4806(1位側) |
サハ683-4701~
4号車に位置する中間附随車です。トイレ、洗面所、フリースペース(電話スペース)の設備があります。
サハ683-4801~
3号車に位置する中間附随車です。トイレ、洗面所、業務用室、車掌室の設備があります。4700番代に似ていますが、後位側の車掌室部分の窓が小さい。
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| サハ682-4311(1位側) | サハ683-4409(2位側) |
サハ682-4301~
2号車、8号車に位置するパンタグラフ付き中間附随車です。主変圧器、主整流器を搭載しています。トイレ、洗面所、フリースペース(電話スペース)の設備があります。
サハ682-4401~
6号車に位置するパンタグラフ付き中間附随車です。車いす対応座席、車いす対応トイレ、多目的室、車内販売準備室、業務用室、車掌室の設備があります。車いすの乗降に対応する為、前位側の乗降扉は幅が広くなっています。