私有コンテナのページ(新制度 冷凍コンテナUF24A~UF43A形式)

昭和62年、国鉄からJR貨物へ移行し、コンテナの形式は新しい記号や付番に変わりました。旧制度では非危険品と危険品の区分でしたが、新制度では内容積(無蓋コンテナは床面積)による形式になり、続くアルファベットや個体番号に大きさなどの仕様を表記する方法となっています。

UF24A形式20ft冷凍コンテナ

JR貨物発足後に0番代のグループが登場。(現在は廃番代となっています。)後に5000番代が登場しています。

   
 UF24A-5002(2位側):東札幌日通輸送  UF24A-5002(2位側):東札幌日通輸送

東札幌日通輸送が所有するコンテナが3個ほど籍を置いているようです。日本フルハーフ製で、冷凍機はサーモキング社のT-1200Rというものを使っています。

UF25A形式20ft冷凍コンテナ

JR貨物発足後に登場した形式ですが、現在は廃形式となっています。

   
 UF25A-17(1位側):カネキ運輸  UF25A-80(3位側):松浦東部農協

冷凍食品などを扱う運輸会社や農協などの農作物を扱う会社や団体が所有していました。20ftクラスは手頃な大きさだが、輸送量のある場合は不都合なのか、冷凍コンテナは30ftクラスが一般的となりました。

UF28A形式20ft冷凍コンテナ

UF15A形式で開発したヤンマーディーゼルの超薄型冷凍機を使用した20ftクラスの中型冷凍コンテナです。5001~5031番まで製作しました。ヤンマーディーゼルが分散式コンテナの撤退により、本形式もメンテナンス面などで取扱いが難しくなり、少しずつ数を減らしているようです。

 
 UF28A-5011(2位側):東札幌日通輸送

ヤンマーディーゼルが所有し、レンタルやリースをしていましたが、一部の個体は転籍をしています。妻一方開きの構造となっています。

UF40A形式30ft冷凍コンテナ

昭和63年に登場した冷凍コンテナです。30000番代、38000番代、39500番代の3グループがありましたが、現在は廃形式となっています。

 
 UF40A-30029(4位側):西濃運輸

写真は30000番代のコンテナです。妻一方開きの標準的な構造となっています。

UF41A形式30ft冷凍コンテナ

平成8年に登場した冷凍コンテナです。38000番代と39500番代の2つのグループがあります。

 
 UF41A-38004(4位側):福岡運輸

福岡運輸は福岡県にある物流企業。日本で初めて冷凍車を走らせた会社として知られています。同社では38001~38007を所有しています。規格外コンテナで、全高2530mm、全長9410mmとなっています。「コキ100系積載限定」は古参のコンテナの証です。

UF42A形式30ft冷凍コンテナ

30000番代と38000番代の2種類がある形式。30000番代は既に廃番代となっています。38000番代も後継となる冷凍コンテナに置き換えられており、数を減らしています。

   
  UF42A-38018(2位側):ランテック  UF42A-38040(2位側):ランテック

福岡県にある物流企業であるランテック所有の個体。38001~38018番の前期グループと38038~38055番の後期グループを所有しています。前期グループは写真のようにハローマークを全て使っているものや「G」以外を使っているもの。と種類がありました。後期グループは老朽化したUF42A形式30000番代と前期グループの置換え用に投入されました。また、デザインも前期と後期では異なっているようです。
センコーグループになり、「センコーグループ」という文字を追加しましたが、導入時にはランテックの下に入れた個体もありましたが、現在は全て上に書かれています。後継となるUF44A形式に置き換えられつつあります。

   
 UF42A-38052(4位側):ランテック  UF42A-38033(2位側):西久大運輸倉庫

UF42-38052:センコーグループの文字が追加され、下に書いた個体。波模様に文字が入っています。これでは見た目が悪い。と考えたのでしょう。現在は上に移動しています。
UF42-38033:西久大運輸倉庫所有の個体。38032~38037番を所有しています。当初は隅田川駅~札幌貨物ターミナル駅の限定運用でしたが、現在は岐阜貨物ターミナル駅~九州方面の運用となっています。

   
 UF42A-38047(1位側):東札幌日通輸送  UF42A-38062(3位側):東札幌日通輸送

「高鮮度高品質物流」の文字でお馴染みの東札幌日通輸送の所有する個体。38047はランテック所有の個体からの転籍のもの。38062番は新製の個体で、北海道や北海道を想起させるデザインとなっています。

UF43A形式30ft冷凍コンテナ

JR貨物発足後に登場した冷凍コンテナです。30000番代、38000番代、39000番代の3種類があり、30000番代、39000番代は廃番代となっており、38000番代が活躍をしています。

38000番代

   
 UF43A-38008(2位側):北尾運送  UF43A-38005(4位側):北尾運送

長崎県にある物流企業の北尾運送所有の個体です。長崎県で収穫された野菜を東京へ輸送するために製作されました。38002~38008番が登場しています。

   
 UF43A-38018(1位側):北尾運送  UF43A-38026(3位側):北尾運送

38011~増備が行われており、パッと見た感じは変化がありませんが、側面中央には「トップリフター専用」の表記が追加された他、青函トンネル通過禁止の注意書きが追加されています。

39000番代

 
 UF43A-39017(2位側):ランテック

非常に珍しい「第2種積載限界内で運ぶもの」を意味する9000番代を付けたグループで、ランテック1社のみが所有していました。39001~39010まではランテックの一つ前の企業名である「九州牛乳輸送」時代に登場。このグループは妻一方開きの構造でした。その後増備されたグループは側面に小さな扉を設けたスタイルとなり、最初のグループとは全く異なる姿をしていました。






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