私有コンテナのページ(新制度 冷凍コンテナUF44A・UF45A形式)
昭和62年、国鉄からJR貨物へ移行し、コンテナの形式は新しい記号や付番に変わりました。旧制度では非危険品と危険品の区分でしたが、新制度では内容積(無蓋コンテナは床面積)による形式になり、続くアルファベットや個体番号に大きさなどの仕様を表記する方法となっています。平成13年に登場した形式で、38000番代のみが存在しています。手頃な大きさなのか、数が増えている形式となっています。
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| UF44A-38013(2位側):北海道フーズ・稚内通運 | UF44A-38015(3位側):北海道フーズ・稚内通運 |
日本石油輸送が所有し、北海道フーズ、稚内通運が借受会社となっています。38010~38015番の6個がありますが、一部の個体は会社名のみの表記となっています。冷凍機は菱重コールドチューン製のTFV2000Dとなっています。
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| UF44A-38035(1位側):日本通運 |
38034番と38035番の2個を所有しています。「COOL ECO LINER 31」と命名されています。数が少ないので、エコライナーシリーズのレアコンテナとなっています。
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| UF44A-38048(2位側):ランテック | UF44A-38058(3位側):ランテック |
同社が所有するUF42A形式(30000番代及び38000番代)、UF43A形式39000番代の老朽化に伴う置換えを目的に登場したグループです。38046~38063番が製作されています。
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| UF44A-38063(2位側):ランテック | UF44A-38068(4位側):ランテック |
置換えを目的に登場グループのうち、38047、38059~38063番及び増備された38068~38071番は「青函トンネル通過禁止」仕様となっており、「通過禁止(青函トンネル)」の注意書きがあります。)冷凍機はサーモキング製のSLXシリーズを搭載しています。
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| UF44A-38084(1位側):ランテック | UF44A-38094(1位側):ランテック |
38078~増備が行われていますが、青函トンネルが通過できる個体と禁止されている個体があります。
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| UF44A-38104(3位側):ランテック |
通称「ランテックロボ」と呼ばれるキャラクターが描かれた個体です。当初は同社所有のトラックに描かれていましたが、コンテナでも実施された形となります。ランテックロボはトラックがトランスフォームしたもので、正式名称など詳細は不明ですが、会社名は走る(Running)+技術(Technology)の組み合わせで、その名の通り、冷凍、冷蔵車に関して自社開発や共同開発により、技術や商品を世に多く送り出しており、業界のパイオニア的存在として知られています。これらをロボットで表現し、これからも進化をやめない。といった意味合いがあるのでしょう。
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| UF44A-38028(2位側):全国通運 | UF44A-38036(4位側):全国通運 |
全国通運所有の個体で、38016~38033番、38036~38045番が製作されました。冷凍機は菱重コールドチューン製TFV2000Dを搭載しています。38016~38033番はエコレールマークが無く、38036番以降は側面と後位側に貼られています。また、青函トンネル通過禁止となっています。
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| UF44A-38023(1位側):キューソー便 | UF44A-38023(1位側):キューソー便 |
キューソー流通システムが借受会社となっており、運んでいる商品をデザインした個体です。皆さまがサラダや焼き物等に使う、キューピーちゃんが大人気の会社の商品である「マヨネーズ」などを運んでいるようです。
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| UF44A-38064(2位側):ブルボン | UF44A-38067(3位側):ブルボン |
38064~38067番が増備されました。借受会社がブルボンとなり、同社の「プチシリーズ」(ポテトチップスやケーキなどを一口サイズにしたお菓子)のキャラクターである「プチクマ」が描かれたデザインになっています。それぞれの個体には様々なプチクマが描かれています。エコレールマークも大きいものとなっています。
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| UF44A-38074(2位側):ブルボン | UF44A-38076(3位側):ブルボン |
38074~38077番が増備され、こちらもブルボンシリーズのデザインが描かれています。38074はプチシリーズのプチクマが描かれたもので、屋根にもキャラクターが描かれています。38075番以降は同社の別商品で、38075番は「出羽三山の天然名水&アルカリイオン水」、38076番は「ルマンド」、38077番は「アルフォート」のデザインが施されています。
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| UF44A-38072(3位側):全国通運 | UF44A-38073(3位側):全国通運 |
写真の38072番と38073番は同じロットになります。38072番は一般的なリブのあるスタイルですが、38073番はリブが無くつるんとしており、両者の違いは明らかです。更に前後のロットがリースされ、デザイン変更を行っているのに、このロットは同社所有のまま。この事から推察されるのは比較試験でしょうか。形が異なっていますから、構造関係の試験かと思われます。
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| UF44A-38134(2位側):全国通運 |
三菱製の冷凍機を使用していますが、TFV2000D形式からTFV2000E形式に変更したグループです。
UF45A形式30ft冷凍コンテナ
平成20年に登場した形式で、38000番代と39500番代があります。後者は老朽化により置換えが進んでいます。
〇38000番代
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| UF45A-38002(2位側):東札幌日通輸送 | UF45A-38003(4位側):東札幌日通輸送 |
38001~38006番のグループです。落成当初は西松浦通運が所有していましたが、平成24年頃に同社所有になっています。コンテナはCIMC製で、冷凍機はヤンマーディーゼル製の組み合わせとなっています。
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| UF45A-38007(2位側):東札幌日通輸送 |
同社所有のUF42A形式38047~38050番と瓜二つのスタイルです。38007~38011番が製作されました。コンテナは日本フルハーフ製で、冷凍機は菱重コールドチューン製TFV2000Dマルチを搭載しています。
〇39500番代
平成23年に登場したこの番代はランテック所有の個体のみとなっています。大きな特徴として、特殊コンテナの一つである「免震コンテナ」となっている点です。輸送中に床下から伝わる振動を軽減させるためにつくられたもので、同社の扱う中にケーキなど振動に弱いものや振動が続く事により、中身が分離してしまうゼリーやヨーグルトなどの乳製品があるためです。
同社ではこの他に冷凍機の事故対策にも力を入れています。トラックでの輸送時においては、異音や火災などの異常時があった場合に運転手が気付き、対処も早く出来ます。しかし、鉄道輸送においてはそれが難しい課題がありました。そこで、位置情報システム(GPS)を活用し、かつコンテナの温度変化や扉の開閉状況などの監視機能を加え、事故が万が一起きても可能な限り早く対応出来るようにしています。このシステムは所有する全てのコンテナに装備され、「ロボットコンテナ」と命名されています。
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| UF45A-39502(1位側):ランテック | UF45A-39501(4位側):ランテック |
39501~39504番は初期グループとなります。2-4位側側面に扉があるスタイルとなっています。コンテナは矢野特殊自動車製で、冷凍機はサーモキング製が装備されています。
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| UF45A-39511(4位側):ランテック |
39505~39512番は後期グループとなり、側面にあった扉がなくなり、妻一方開きの構造となっています。