私有コンテナのページ(新制度 通風コンテナUV46A~UV50A形式)

昭和62年、国鉄からJR貨物へ移行し、コンテナの形式は新しい記号や付番に変わりました。旧制度では非危険品と危険品の区分でしたが、新制度では内容積(無蓋コンテナは床面積)による形式になり、続くアルファベットや個体番号に大きさなどの仕様を表記する方法となっています。

UV46A形式30ft通風コンテナ

平成6年に登場した形式で、日本石油輸送で開発したUV1形式の通風機能を採用したコンテナです。

 
 UV46A-30054(4位側):ヤマト運輸

UV1形式と同じ、外側に通風器をもったのは30001~30040番で、コルゲート仕様の側面の四隅に設置されていました。30041番以降は、妻面に通風器を設置した仕様となっています。現在は廃形式となっています。

UV47A形式30ft通風コンテナ

平成7年に登場した形式で、UV46A形式の拡大形式になります。

 
 UV47A-30006(4位側):ヤマト運輸

外観はUV46A形式と見分けがつかないほどそっくりの形式です。こちらも現在は廃形式となっています。

UV48A形式30ft通風コンテナ

平成26年に登場した通風コンテナです。38000番代のウイングコンテナが登録されており、日本通運のみが所有しています。コンテナの製造は関連会社の一光(日通商事)となっています。

   
 UV48A-38002(2位側):日本通運  UV48A-38008(4位側):日本通運

38001~38020番は冷蔵コンテナの出で立ちで登場。白い理由は室内の温度上昇を抑えるために遮熱塗料を使用しているためです。冷凍コンテナのような「COOL ECO LINER 31」といった愛称はなく、有蓋コンテナと同じ「ECO LINER 31」シリーズとなっています。

   
 UV48A-38025(3位側):日本通運  UV48A-38045(4位側):日本通運

38021~38075番は水色のコンテナとして登場。38041番以降は「コキ50000積載禁止」の表記が省略される変化が見られます。

  
 UV48A-38068(3位側):日本通運

このグループの最終ロットとなる38061番以降は、ハローマークの標記位置が高くなる変化が見られます。

   
 UV48A-38116(2位側):日本通運  UV48A-38147(3位側):日本通運

38076~38153番のグループが登場。このグループより、モデルチェンジが行われています。その内容は、内航船でも輸送できるように構造が変化しました。外観での大きな変化は妻面にある通風孔です。以前は上下2個ずつ、計4個あったものを、上部に移動させ、2個一組を左右に振り分けた配置に変更しています。この他、「ECO LINER 31」の31の下にRAIL&SEAを意味する「R&S」の文字が追加されています。構造の変化に伴い、最大総重量が従来は19.6tでしたが、このグループより、20.25tと重くなっています。

   
 UV48A-38209(1位側):日本通運  UV48A-38169(4位側):日本通運

38154~38163番は従来の「R&S」仕様で登場。この際に日本通運のロゴマークが「NX」ロゴに変更となり、新製時から旧ロゴマーク、会社名の上に新しいロゴマーク、会社名のステッカーが貼られました。所有する全てのコンテナに同様に新しい「NX」ロゴが付けられています。
そして、38164番以降の個体は「R&S」仕様ですが、デザインが一新されたものになり、濃い青色のコンテナに会社名と「ECO LINER 31」のマークが逆転し、会社名が大きく目立つものになっています。

UV49A形式30ft通風コンテナ

令和2年に登場した通風コンテナです。佐川急便が所有するUV56A形式などの通風コンテナの老朽化に伴う置換えを目的に登場しています。何故、一廻りも小さい形式の置き換えたのでしょう。これは、同社が将来、コンテナのスワップボディ化を計画しており、その際に改造する事を想定して本形式を製作したと推定されます。

   
 UV49A-30002(1位側):佐川急便  UV49A-30012(1位側):佐川急便

妻一方開きの構造を持つごく普通のコンテナ。ですが、スワップボディ改造を受けたら、外観は大きく異なるでしょう。

UV50A形式30ft通風コンテナ

平成元年に登場した通風コンテナです。30000番代と35000番代の2つがあり、後者は平成後期に登場し、主力として活躍しています。

〇30000番代

 
  UV50A-30003(3位側):ヤマト運輸

30001~30011番まで製作され、日本石油輸送が所有し、リースしています。

〇35000番代

30000番代の荷重を増やしたグループ。多くが日本石油輸送が所有し、リースをしています。

   
 UV50A-35044(1位側):ヤマト運輸  UV50A-35033(3位側):ヤマト運輸

借受会社がヤマト運輸の個体。親子のクロネコマークがありますが、背景の黄色の楕円が黒く縁どられていないものは、古いものとの事です。

   
 UV50A-35044(1位側):ロジネットジャパン  UV50A-35070(1位側):横浜ゴム

UV50A-35044:ヤマト運輸とのリース契約が解除され、借受会社が変わり、ロジネットジャパンとなっています。マークを消し去り、会社名を表記したものとなっています。
UV50A-35070:横浜ゴムが借受会社となっている個体です。水色に会社のロゴマークが目立ちます。






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