私有コンテナのページ(新制度 有蓋コンテナU49A・U50A形式)

昭和62年、国鉄からJR貨物へ移行し、コンテナの形式は新しい記号や付番に変わりました。旧制度では非危険品と危険品の区分でしたが、新制度では内容積(無蓋コンテナは床面積)による形式になり、続くアルファベットや個体番号に大きさなどの仕様を表記する方法となっています。

U49A形式30ft有蓋コンテナ

30000番代 30ft又は31ftコンテナを示す30000を原番号に足したコンテナ

 
 U49A-30007(2位側):札幌通運

妻一方開きの構造をもつ大型コンテナ。現在は廃番代となっています。

38000番代
30ft又は31ftコンテナを示す30000+荷重が13.5t以上のコンテナを示す8000の組み合わせ

   
 U49A-38007(4位側):全国通運  U49A-38024(4位側):全国通運

U49A-38007:38001~38008はスーパーグリーン・シャトル仕様として登場。但し、38005~38008の4個はスーパーグリーン・シャトルの表記は無く、濃い緑色のコンテナとなっています。
U49A-38024:全国通運のカラーである緑色のコンテナ。38023~38042の20個が製作されています。背高コンテナを示す白帯はありますが、積載禁止又は可能な車種の標記はありません。

   
 U49A-38044(2位側):静岡通運  U49A-38046(4位側):東洋ガラス物流

U49A-38044:3804と38044の2個が在籍しています。
U49A-38046:38045と38046の2個が在籍しています。簡易の小さな通風器が付いているのが特徴です。

   
 U49A-38053(2位側):熊谷通運  U49A-38111(1位側):熊谷通運

様々な大型コンテナを所有する熊谷通運。U49A形式は38052、38053、38111、38112、38118、38119の6個で、いずれも仕様は同じとなっています。

   
 U49A-38048(1位側):合通  U49A-38066(1位側):中央通運

U49A-38048:38048~38050の3個を所有しています。
U49A-38066:38065と38066の2個を所有しています。12ftコンテナでおなじみの会社ですが、30ft級は数が少ない。

 
 U49A-38071(1位側):王子運送

38067~38072の6個を所有しています。標準的なウイングコンテナのスタイルとなっています。

   
 U49A-38131(4位側):スズキ  U49A-38183(3位側):スズキ

トラックからのモーダルシフトにより登場しました。静岡県の工場から福岡県の部品センターへ製品を運んでいます。当初は左の38131番のみでしたが、増備が行われています。増備された固体の妻扉は青色となっています。

   
 U49A-38106(2位側):福山通運  U49A-38092(4位側):福山通運

一つの列車を貸し切って運行される「福山レールエクスプレス」向けのコンテナとして38081~38110の30個が製作されました。総合車両製作所が開発した側二方、妻一方開きのコの字に開く「パノラマボックス」を採用しています。このパノラマボックスの特徴は、側面扉が全開扉できる点で、細やかに折り畳むので場所もあまりとらない。開いた時に高さを必要とするウイングコンテナが使えない屋内や狭所などでの荷役作業に適しています。

   
 U49A-38143(2位側):福山通運  U49A-38155(4位側):福山通運

38132~38161が再増備されています。前ロットとは構造は同一ですが、「瀬戸内ひろしま、宝しま」のステッカーが無くなっています。この他、前後表記を追加、前位側妻面部の形式表記の2列化、パノラマボックスマークの位置変更などが行われています。

 
 U49A-38175(4位側):福山通運

福山通運初となるウイングコンテナです。一光製の標準的なスタイルですが、形式表記が伝統の赤と黄色の帯にかかるのを嫌がってか、ウイングの淵に表記されています。

U50A形式30ft有蓋コンテナ

30000番代 30ft又は31ftコンテナを示す30000を原番号に加えたコンテナ

   
 U50A-30019(1位側):日本フレートライナー  U50A-30073(41位側):日本フレートライナー

30011~30020番と30071~30073番の2つのグループがあり、妻一方開きの構造となっています。

   
 U50A-30061(2位側):福山通運  U50A-30056(4位側):福山通運

30021~30070番の50個が製作されました。CIMC製で、ハローマーク横の全長の数字(9410mm)に特徴があります。多くが「フクツー青春便」用となっており、そうではない個体と福山通運の文字の大きさが異なります。

  
 U50A-30104(1位側):佐川急便

スーパーレールカーゴ用(M250系)の専用コンテナで、登場以来活躍し続けたU54A形式30000番代の置換えを目的に製作されました。将来、コンテナのスワップボディ化を予定しており、その対応の為容量が小さいサイズとなっています。

38000番代
30ft又は31ftコンテナを示す30000+荷重が13.5t以上のコンテナを示す8000の組み合わせ

   
 U50A-38010(2位側)サントリーロジスティクス  U50A-38012(3位側)サントリーロジスティクス

サントリーとユニチャームの共同利用コンテナで、総合製ブランドの「パノラマボックス」仕様となっています。38006~38014番の9個が製造されました。

 
 U50A-38015(1-3位側):全国通運 U50A-38016(4位側):全国通運

一見すると、ごく普通の妻一方開きの構造の有蓋コンテナですが、右の全国通運の下に「オートフロアコンテナ」と書かれています。これは、床面に電動方式で床の一部を動かす機械が装備されており、入口でセットすると奥まで運んでくれるというもの。作業の効率化や負担軽減を狙って製作されたもので、38015~38017番の3個があります。

 U50A-38023(4位側):コマツ物流 U50A-38024(4位側):コマツ物流

38023~38026の4個製作されました。総合製ブランドである「パノラマボックス」仕様となっています。

39500番代
30ft又は31ftコンテナを示す30000+第1種積載限界内を示す9500を組み合わせたコンテナ

   
 U50A-39529(3位側):日本梱包運輸倉庫  U50A-39540(1位側):中央通運

U50A-39529:「コキ100系積載限定」と書かれており、JR貨物発足後に登場したコンテナという事がわかります。
U50A-39540:ハローマークを全てつかった珍しいコンテナ。リースコンテナで企業名が無い事から、写真は自社扱いかレンタル扱いのどちらかの状態です。

   
 U50A-39542(1位側):NSUトランスポート  U50A-39549(1位側):日本石油輸送

日本石油輸送所有の個体で、39542~39549の8個のロットです。ウイングコンテナを示す、ウイングマークが付いており、今では貴重な存在です。

   
 U50A-39556(3位側):ヤマト運輸  U50A-39566(1位側):日本通運

U50A-39556:U48A形式39500番代を拡大したものです。内容積の少しの差であり、見た目がほんの少し大きくなった程度であり、遠方からの識別は難しい。
U50A-39566:日本通運「ECO LINER(エコ ライナー)」シリーズの1つで、本形式では39562~39589の28個を製作しました。「BIG 14 ECO LINER31」の「14」は荷重が約14tである事を意味しています。自動車部品を主に輸送しているそうです。






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