私有コンテナのページ(新制度 有蓋コンテナU51A・U52A形式)
昭和62年、国鉄からJR貨物へ移行し、コンテナの形式は新しい記号や付番に変わりました。旧制度では非危険品と危険品の区分でしたが、新制度では内容積(無蓋コンテナは床面積)による形式になり、続くアルファベットや個体番号に大きさなどの仕様を表記する方法となっています。〇30000番代 30ft又は31ftコンテナを示す30000を原番号に足したコンテナ
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| U51A-30045(3位側):福山通運 | U51A-30112(2位側):福山通運 |
30000番代の多くは福山通運所有の個体です。30019~30138番は「フクツー青春引越便」仕様となっています。東急製(総合製)です。
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| U51A-30191(2位側):福山通運 | U51A-30373(4位側):福山通運 |
30141~30441は一つの列車を貸切る「福山レールエクスプレス」用のコンテナとして新製されたものです。全て総合製であり、個体差の変化は無いようです。
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| U51A-30484(2位側):福山通運 | U51A-30466(4位側):福山通運 |
30442~30501の60個も「福山レールエクスプレス」用につくられたものですが、同社の地元である広島県とのタイアップキャンペーンの一つとして、「瀬戸内ひろしま 宝しま」ステッカーが貼られています。既存の個体にもランダムで貼られています。
〇39500番代
30ft又は31ftコンテナを示す30000番+第1種積載限界内を示す9500の組み合わせ
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| U51A-39567(1位側):中央通運 | U51A-39620(2位側):熊谷通運 |
U51A-39567:初期の部類に入るコンテナで、この個体も引退してしまったようです。39566と39567の2個がありました。
U51A-39620:39618~39621の4個在籍しています。
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| U51A-39607(2位側):王子運送 | U51A-39624(2位側):王子運送 |
U51A-39607:39607と39608の2個。簡易保冷仕様の珍しいコンテナです。
U51A-39624:全国通運が所有し、王子運送が借受となっているコンテナです。コキ50000積載禁止の文字が赤いタイプ。
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| U51A-39625(2位側):栃木県北通運 | U51A-39645(4位側):日本ロジテム |
U51A-39625:1個のみ製作されたコンテナです。後に2個製作されましたが、写真のデザインはこの個体のみです。
U51A-39645:39644と39645の2個製作されました。
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| U51A-39666(2-4位側):デンソー | U51A-39670(3位側):仙台運送 |
U51A-39666:39646~39667番のロットで、カリツー所有の個体です。
U51A-39670:39668~39672番のロットで、全国通運所有の個体です。
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| U51A-39680(2-4位側):日本梱包運輸倉庫 | U51A-39716(1位側):トナミ運輸 |
U51A-39680:自動車の荷台等を製作するパブコ製のウイングコンテナです。39673~39684のロットになります。
U51A-39716:39714~39719のロットです。
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| U51A-39695(2位側):日本梱包運輸倉庫 | U51A-39704(3位側):日本梱包運輸倉庫 |
39690~39713番のロットで、日通商事製のウイングコンテナです。
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| U51A-39720(2位側):SBSロジコム | U51A-39723(1位側):全国通運 |
U51A-39720:1個だけ製作されており、見かける機会が少ないとされるレアコンテナの1つ。
U51A-39723:39723、39726~39729の5個は背高貨物を運ぶ目的をもったスーパーグリーン・シャトルライナー用のコンテナとして製作されました。
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| U51A-39753(4位側):鴻池運輸 | U51A-39752(2位側):鴻池運輸 |
39752~39755番のグループで、当初は写真左の白色のコンテナでしたが、リニューアルされ現在は写真右のように赤色に変更されています。
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| U51A-39525(2位側):日本通運 | U51A-39548(4位側):日本通運 |
日本通運の「エコライナー」シリーズのコンテナ。39521~39565は「BIG ECO LINER31」と表記されています。「コキ100系積載限定」から初期のグループであることがわかります。U50A形式よりも背高のコンテナで、軽量嵩高貨物を輸送しています。荷重は8.4t、総重量は15tですが、ハローマークにGを標記したものとそうでないものがあります。
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| U51A-39586(2位側):日本通運 | U51A-39744(3位側):日本通運 |
U51A-39586:39568~39587の20個は「BIG TEN ECO LINER 31」の表記となっています。このグループでは荷重を10tにした事から「TEN(10)」が加えられました。また、積載禁止貨車の標記(「コキ50000積載禁止」)に変更となっています。
U51A-39744:39732~39751の20個は「BIG 13 ECO LINER 31」の表記です。荷重を13tとしたタイプで、総重量が規格外となるため、ハローマークにGが追加されています。
U51D形式30ft有蓋コンテナ
かつては9000番代が在籍していました。令和7年に38000番代が登場します。どちらも、コンテナが自立できるように脚を設けた特殊な構造となっています。
〇38000番代 31ftコンテナ
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| U51D-38001(4位側):Т2 |
令和7年、国内初の貨物列車と自動運転トラックを組み合わせた「モーダルコンビネーション」の実証実験の為に製作されたコンテナです。JR貨物、日本通運、Т2の3社により行われるもので、札幌から隅田川駅へ鉄道で輸送し、そこから自動運転トラックに載せ替えて大阪(百済貨物(タ))まで運ぶ。というものです。自動運転トラックは運転手が動きを見守る「レベル2」で運転されます。コンテナは途中の隅田川駅で載せ替えますが、列車やトラックの遅延等の理由で待ち時間が発生する事も考え、降ろした後、自立して置くために脚がある特殊構造となっています。実験は数年間に及ぶもので、実用化すれば新しい貨物輸送の時代が待っています。
U52A形式30ft有蓋コンテナ
38000番代と39500番代の2種類があります。
〇38000番代 30ft又は31ftコンテナを示す30000+総重量が13.5t以上を示す8000の組み合わせ
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| U52A-38006(1位側):札幌通運 | U52A-38009(2位側):ロジネットジャパン |
38006~38012のグループ。妻一方開きの構造となっています。写真左は旧塗装色で「札幌通運」の文字が大きく書かれています。平成17年に札幌通運と中央通運が経営統合し、ロジネットジャパンと社名が変更になりました。写真右はリニューアルした新塗装色で、社名の頭文字である「LNJ」が書かれています。
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| U52A-38018(1位側):ロジネットジャパン東日本 | U52A-38015(3位側):ロジネットジャパン東日本 |
38013~38022番のグループです。側面は前例のない構造となっていますが、これはコンテナの汚れを風圧や雨水で取り払う構造としたもので、洗浄の頻度を抑える新しい試みとして採用されたものです。
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| U52A-38058(3位側):淡路共生陸運 | U52A-38041(3位側):淡路共生陸運 | |
38023~38042番、38047~38076番のグループ。旭所有、淡路共生陸運借受となっており、借受会社の「AKC」の文字が特徴です。
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| U52A-38088(4位側):淡路共生陸運 |
引き続き増備が行われています。小さな変化として、妻扉のヒンジ形状が四角から三角(台形)に変化しています。
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| U52A-38043(2位側):浪速運送 | U52A-38044(4位側):浪速運送 |
20ftコンテナであるU28A形式を所有する浪速運送で、初の大型コンテナ導入となります。妻一方開きの構造で、ハンガーコンテナとなっています。38043~38046の3個が製作されました。
〇39500番代
30ft又は31ftコンテナを示す30000番+第1種積載限界内を示す9500の組み合わせ
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| U52A-39506(1位側):カリツー | U52A-39508(2位側):静岡通運 |
39501~39510番のグループで、現在は39506~39510番が静岡通運に転籍しています。
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| U52A-39511(2位側):日本梱包運輸倉庫 | U52A-39536(4位側):ケーヨーデイツー |
U52A-39511:ハローマーク全てを使った珍しいコンテナ。全幅(W)は2500mmと最大規格となっていますが、トラックで輸送する際に1mmでもはみ出てしまうと違反となってしまう為、一時は採用例が相次いだものの、余裕も持たせるために新規採用は少なく、置き換えるケースも多いので現役であれば貴重な存在となります。
U52A-39536:このサイズになるとウイングコンテナが一般的な中で妻一方開きの構造を持つコンテナ。センコー所有で、ケーヨーデイツーは借受会社となります。
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| U52A-39536(2位側):センコー | U52A-39571(2位側):センコー |
U52A-39536:現在は返却され、センコーの部内運用若しくはレンタル扱いとして使われているようです。
U52A-39571:センコー所有のウイングコンテナです。センコーの左側にあるイラストは同社のシンボルマークで「グローバルアポロ」と言います。ギリシャ神話の太陽神であるアポロが地球を運ぶ姿を図案化したものです。
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| U52A-39544(2位側):日本通運 | U52A-39546(3位側):日本通運 |
日本通運の「エコライナー」シリーズで、39537~39566番の30個のグループです。「BIG 13 ECO LINER 31」の表記で、荷重13tのコンテナである事を示しています。
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| U52A-39569(1位側):熊谷通運 | U52A-39567(4位側):熊谷通運 |
熊谷通運所有の個体です。39567~39569の3個を所有しています。
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| U52A-39572(4位側):静岡通運 | U52A-39580(2位側):濃飛倉庫運輸 |
U52A-39572:静岡通運が所有する個体で、39572と39573番2個のグループです。39572は荷役中に事故に遭い、大破。修理の名目で代替新造する経歴を持つ、極めて珍しいコンテナ。(車輛では幾つかの例がありますが、コンテナでは少ない。)
U52A-39580:全国通運所有の個体で、濃飛倉庫運輸が借受会社となっています。
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| U52A-39590(4位側):全国通運 | U52A-39596(2位側):熊谷通運 |
U52A-39590:39583~39594のグループです。
U52A-39596:39567~39569の増備したグループになり、39596と39597の2個が増備されています。前作とは異なり、背高コンテナを示す上部に巻かれる白帯はなく、コキ50000積載禁止の標記もありません。
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| U52A-39599(3位側):センコー | U52A-39615(4位側):ロジネットジャパン |
U52A-39599:全国通運が所有し、センコーが借受会社のグループです。39599~39601の3個あります。
U52A-39615:39615、1個のみのグループです。
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| U52A-39616(2位側):ASKUL Logist |
中央通運所有の個体で、ASKUL Logistが借受会社となっています。39614番と39616番の2個となっています。