19系コンテナのページ(V19C形式5t積み12ft通風コンテナ)

両側二方開きの構造を有する19D形式に通風機能を付加したのが本形式で、平成18年に登場しました。
通風装置はV19B形式で採用された、内側からスリットの開閉を操作するもので、1つの側面に4箇所設置されています。
当初は老朽化の進むV18C形式の置換えでしたが、V19A形式及びV19B形式の置換えを進めるようになっています。現在では初期の同形式の置換えも始まっています。
 

0番代

〇1 東急和歌山製

 
 V19C-1(2位側)

記念すべき第1号の個体です。先行試作タイプと言える存在です。その答えは量産型となる2番以降にあります。

〇2~100 東急和歌山製

   
 V19C-12(3位側)  V19C-38(2位側)

量産型グループです。先行試作コンテナの1番と比べると通風孔が内側に移動し、下段の通風孔の位置が上に移動。同時に標差しや形式及び個体番号の位置も変更されています。

〇101~1100 東急和歌山製

   
  V19C-108(1位側)   V19C-1034(2位側)

前作からの増備となります。

〇1101~2300 東急和歌山製

   
 V19C-1169(3位側)  V19C-2205(4位側)

引き続き増備されたグループになります。2200番あたりより小さな変化となりますが、ロックレバーが延長された他、扉のフックの設置位置が内寄りに変わりました。

〇2301~2600 東急和歌山製

 
 V19C-2427(3位側)

前作からの増備となるグループです。

〇2601~2900 CIMC製

   
  V19C-2805(1位側)   V19C-2609(4位側)

本形式では唯一のCIMC製のグループです。妻面は細いリブが8本と異なります。側面は東急製に準じていますが、ヒンジの形状、扉のフック掛けなど異なる部分があります。また、2600代と2700代以降では戸当りゴムの設置位置が異なっています。
東急製との見分け方はシャッターの長さ。通風孔と同じ長さは東急製。短いものがCIMC製となっています。

〇2901~3900 東急和歌山製

   
 V19C-3777(3位側)  V19C-3159(2位側)

前作からの増備となるグループですが、途中より戸当たりゴムがヒンジの上に移動する変化が見られます。

〇3901~5230 東急和歌山製

   
 V19C-5200(3位側)  V19C-4701(2位側)

前作の戸当りゴムがヒンジの上に移動した個体の増備となるグループです。移動により、内容積の標記が二段書きになっている点には注意が必要です。

〇5231~6160 東急和歌山製

   
 V19C-5721(3位側)  V19C-6105(4位側)

0番代の最終ロットです。V19C-5701以降は総合和歌山製となります。前作からの増備となるグループで、形態に変化はありません。

7000番代 構造強化グループ

0番代の構造を見直し、屋根にリブを設けるなどの構造強化を図ったグループです。

〇7001~8000 総合和歌山製

   
 V19C-7091(1位側)  V19C-7539(4位側)

見かけは0番代の続編に見えますが、4位側を見ると構造の見直しにより、内容積が0.1㎥増えています。ここが見分けるポイントとなります。

〇8001~8500 総合和歌山製

   
  V19C-8123(3位側)   V19C-8094(2位側)

4位側にある内容積の標記横にある標差しが無くなる、小さな変化があります。

〇8501~9000 総合和歌山製

   
 V19C-8627(1位側)  V19C-8947(2位側)

本グループよりデザインの変更が行われ、シンプルなデザインに変化しました。この他の変化として、ヒンジの形状変更、標差しの数が減らされ、配置が変更されています。

〇9001~9500 総合和歌山製

   
 V19C-9165(1位側)  V19C-9041(4位側)

戸当りゴムが中央のヒンジの近く移動する変化が見られます。

11000番代 保安対策グループ

コンテナに貨物を積載する際の注意として「バランス」があります。バランスが崩れた(偏った積載にする)状態を「偏積(へんせき))と言います。偏積の状態のコンテナは列車では脱線の原因になり、大変危険な事で事故も起きています。この偏積を対策した構造を採り入れたのが本グループになります。

〇11001~11400 総合和歌山製

   
  V19C-11303(1位側)   V19C-11288(4位側)

妻面のリブは数は変わらないものの、細いものに変化しています。側面は変化がありません。

〇11401~11800 総合和歌山製

   
 V19C-11555(1位側)  V19C-11787(4位側)

前作からの増備となるグループで、変化はありません。

80000番代 東日本大震災補充分

19D形式と同じく、東日本大震災で被災した通風コンテナの補充、ドア構造強化を行ったグループで、70個が総合和歌山で製作されました。

   
 V19C-80001(1位側)  V19C-80061(2位側)

基本的な構造は0番代と同じです。




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