西武鉄道 2000系

旧2000系

スカート装備、シングルアーム式パンタグラフ換装、LED化等晩年の様子
クハ2004 クハ2032

クハ2001~2034
編成中、奇数番号車と偶数番号車を対で使用される制御車です。2001~2008番は8両編成、2009~2034番は6両編成で使用されました。最終増備車となる2031~2034番(二代目)は新2000系や3000系の仕様が採用されており、ベンチレーターが角型に変更されている特徴などがあります。(車体更新工事を受けた際にベンチレーターは撤去され、外観の特徴が失われています。)

モハ2127 モハ2104

モハ2101~2134
6両編成及び8両編成の第1ユニットで、モハ2101形式の2100番代となっています。奇数番号車は主制御器、チョッパ制御器、パンタグラフ等を搭載し、偶数番号車は電動空気圧縮機、電動発電機等の補助機器を搭載しています。

モハ2221 モハ2231

モハ2201~2234(奇数番号車)
6両編成及び8両編成の第2ユニットで、モハ2101形式の2200番代となっています。構造は2100番代と同じ。パンタグラフは平成16年以降にシングルアーム式パンタグラフに換装しています。最終増備車となるモハ2231、2233番(二代目)は通風器が角型に変更されており、外観の特徴となっていました。

モハ2222 モハ2232

モハ2201~2234(偶数番号車)
6両編成及び8両編成の第2ユニットで、奇数番号車とユニットを組みます。搭載機器は2100番代と同じ。最終増備車となるモハ2232、2234番(二代目)は通風器が角型に変更されて、他車と外観が異なっていました。

モハ2303 モハ2304

モハ2301~2308
8両編成のみに組まれる第3ユニットで、モハ2101形式の2300番代となっています。第1ユニットと第2ユニットに挟まれ、中間に位置しています。昭和58年に8両編成化する為、2031編成及び2033編成(初代)に付いていたユニットを改番しました。この際、偶数番号車に装備されていた電動空気圧縮機、電動発電機は撤去され、附随車のような外観になっています。奇数番号車に装備されているパンタグラフは2基ですが、晩年は1基を撤去した車輛も見られました。(他の車輛も同じ。)

クモハ2413 クモハ2417

クモハ2401~2419
2両編成のパンタグラフ付き制御電動車です。モハ2101形式に運転台を付加した車輛となります。2417番、2419番は角型ベンチレーターを搭載しています。写真のクモハ2417番は更新工事を受けており、車輛番号のみの表記となっています。

クハ2410 クハ2418
クハ2420

クハ2402~2420
2両編成の制御車で、クハ2101形式と区分する為に2400番代となっています。電動空気圧縮機、電動発電機を搭載しています。クハ2410~クハ2416番(偶数番号車)の4両は2031編成、2033編成のクハ2101形を改造、改番した車輛となります。2418番、2420番は最終増備車で、角型ベンチレーターを搭載しています。(後に撤去されています。)

新2000系
 新2000系は2、4、6、8両編成とあり、製造時期によって多彩なバリエーションがあります。番号は旧2000系と区分する為、少々ややこしくなっており、2両編成は2450番代、4両編成は2500番代と区分され、6両編成及び8両編成は2050番代となり、2057番以降は8両編成と割り振られました。しかし、番号が足りなくなる事を避ける為、45~54番が6両編成、55番以降を8両編成と変更しています。この時に6両編成で2051~2055編成の3本がつくられており、8両編成の番号である2055編成は各車輛の番号を10減らす改番を行い、2045編成に変更しています。
 編成数の多さ、製造時期や製造場所による形態差が多岐に及んでおり、前期、中期、後期形の3タイプに大別されています。

●前期形
 2000系全体では6次車、7次車になります。2両編成、4両編成、6両編成、8両編成があります。

クハ2051 クハ2046

クハ2051~2054・2057・2058・2045・2046
新2000系では制御車の形式がクハ2001形式に変更され、6両編成、8両編成で使用される車輛は2050番代としましたが、番号不足を回避する為、2045番をトップナンバーとしています。クハ2045番及びクハ2046番は元はクハ2055番、2056番でした。
前期形は先頭部貫通扉の窓が小窓である他、戸袋窓が小さい事が特徴となっています。7次車では貫通扉窓が拡大されています。

モハ2151 モハ2152

モハ2145・2146・2151~2154・2245・2246・2251~2254・2357・2358
中間電動車で、形式はモハ2101形式となっていますが、新2000系の附番ルールになっています。百の位はユニット番号となっています。電動発電機を搭載する車輛とSIV装置を搭載する車輛の2種類があります。モハ2358番には電動空気圧縮機、電動発電機は搭載していません。

クモハ2517 クモハ2521

クモハ2501~2529
4両編成に連結される制御電動車で、奇数番号車のみとなっています。形式はクモハ2401形式ですが、2500番代となっています。4両編成の編成構成は他と異なり、クモハ2401形式は隣に位置するモハ2101形式偶数番号車とユニットを組みます。(専門的な話ではクモハ2401は1C8M(1つの制御装置で8つのモーターを制御)で、中間電動車のモハ2101形式奇数番号車は1C4Mとなっています。)
当初はパンタグラフを2基搭載していましたが、受電方法が変更された為撤去されています。台座などが残っていましたが、更新工事の際に全て撤去しています。
2521番以降(7次車)は前面貫通扉の窓が拡大されています。

クハ2618

クハ2602~2628
4両編成に連結される制御車で、偶数番号車のみとなっています。2620番(7次車)以降は前面貫通扉の窓が拡大されています。

モハ2619 モハ2510

モハ2601~2629(奇数番号車)
4両編成に連結されるパンタグラフ付き中間電動車です。モハ2101形式ですが、2600番代の区分となっています。1M方式の中間電動車です。
モハ2602~2628(偶数番号車)
4両編成に連結される中間電動車です。奇数番号車とユニットを組むのではなく、クモハ2501~とユニットを組みます。

クモハ2451 クハ2454

クモハ2451・2453
2両編成の制御電動車で、クモハ2401形式の2450番代としています。前期形は2両のみで、かつ6次車と貫通扉の窓を拡大した7次車1両ずつとなっており、2000系の珍しい存在となっています。
クハ2452・2454
2両編成の制御車です。クハ2401形式の2450番代となっています。クモハ2451、2453番と同じく2000系の珍しい存在です。

●中期形
 8次車、9次車になるグループです。4両編成、8両編成が製作されています。前期形と比べるとスカート(排障器)が装備(前期形は当初なく、後に装備)された他、側面窓、戸袋窓が拡大されているほか、乗降扉窓が角ばった形状になっています。

クハ2066

クハ2059~2068
8両編成に連結される制御車です。前期形と比べると戸袋窓が拡大されているのが特徴です。写真は表示器のLED化を受け、その後ベンチレーター撤去も行った車輛です。合わせて扉の窓の角が角ばったものから後期形と同じ丸みのあるタイプに変更されて、特徴が失われています。

モハ2261 モハ2162

モハ2159~2168・2259~2268・2359~2368
8両編成に組み込まれる中間電動車です。旧2000系とは異なり、2100番代+2200番代+2300番代の順番に連結されています。中期形の特徴の一つに8次車の偶数番号車では、補助機器類に701系等の廃車発生品が流用され、旧2000系相当の装備となっています。(現在は機器換装されています。)

クモハ2533 クハ2636

クモハ2531~2545(奇数番号車)
4両編成の制御電動車です。現在はパンタグラフ台座等は撤去されています。
クハ2632~2546(偶数番号車)
4両編成の制御車です。写真は表示器のLED化、ベンチレーター撤去を行った車輛です。

モハ2633 モハ2534

モハ2631~2645(奇数番号車)
4両編成に連結されるパンタグラフ付き中間電動車です。戸袋窓が拡大されて、外観の印象が異なります。
モハ2630~2644(偶数番号車)
4両編成に連結される中間電動車です。クモハ2501~とユニットを組みます。

●後期形
 9次車の途中、10次車、11次車となるグループ。2両編成、6両編成、8両編成と2055編成(二代目)が該当します。客室側面窓の寸法は前期形(設置位置は若干高い位置に移動)、戸袋窓は中期形と同じ寸法とである他、貫通扉は全ての妻面に設置されているのが特徴です。

クハ2050 クハ2074

クハ2047~2050・2057・2069~2098・2055・2056
前期形と中期形の組み合わせたグループで、乗降扉窓の角は前期形に近い、丸みのあるものです。8両編成に組み込まれる偶数番号車には冷房装置の後位側にラジオ中継装置が搭載されています。(現在は8両編成から第3ユニット(2300番代)を廃車し、6両編成化した編成があり、そちらでも見る事が出来ます。)

モハ2275 モハ2169

モハ2169~2195・2147・2149・2269~2295・2247・2249・2359~2397(奇数番号車)
8両編成、6両編成に連結されるパンタグラフ付き中間電動車です。当初は2基のパンタグラフが搭載されていましたが、1基削減されました。多くが綺麗に撤去されましたが、一部の車輛には台座等が残されていた車輛もありました。

モハ2398 モハ2296

モハ2170~2196・2148・2150・2270~2296・2248・2260・2360~2398(偶数番号車)
8両編成、6両編成に連結される中間電動車です。登場時よりSIV装置を搭載しています。2200番代車はSIV装置、電動空気圧縮機は搭載していません。

モハ2197 モハ2198

モハ2197・2198
本系列の最終編成となる2097編成の第1ユニットである2両は、GTOサイリスタ素子を用いたVVVFインバータ制御方式を採用した試験車として登場しました。モハ2197番は他車とは搭載機器類が異なっており、外観の特徴になっていました。

クモハ2457 クハ2458

クモハ2455~2465(奇数番号車)
2両編成の制御電動車で、中期形が存在していないので、違いは一目瞭然です。
クハ2456~2466(偶数番号車)
2両編成の制御車です。写真はベンチレーター撤去を行った車輛です。

●リニューアル工事
 登場から20年が経過し、一部の編成で車内のリニューアル、バリアフリー対応等の工事が平成19年から23年にかけて実施されました。対象となったのは後期形10編成(6両編成1本、8両編成9本)となります。

2047編成 2091編成

前面では行先表示器、種別表示器がLED化されました。フルカラーLEDとしたものと3色LEDとしたものがあり、後者は後にフルカラーLEDに変更しています。また、助手側窓下に車輛番号が表示されています。

クハ2075 モハ2193

側面では戸袋窓が塞がれた他、モハ2101形式のパンタグラフがシングルアーム式パンタグラフに換装されて、外観の印象が大きく変化しています。車内も大幅に変更されており、座席をスタンションポール付きのバケットシートに変更し、内装全体を明るい雰囲気に仕上げています。先頭車には車椅子スペースが座席を撤去し、新設されています。

西武鉄道のページに戻る




参考書の表紙に戻る     形式写真の表紙に戻る     私鉄の表紙に戻る