113系近郊形直流電車(改造車)

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113系(JR東海ATS-P改造車)
 JR東日本では首都圏の各路線を中心に保安装置をATS-P型に変更を進め、平成5年に東海道本線東京~小田原駅間でATS-P型が導入される事になりました。
 保安装置が変更される事から、東海道本線東京口に乗り入れるJR東海静岡運転所に所属する113系(付属4両編成)に対し、ATS-P型保安装置の搭載、てこ比変更などブレーキ力向上などの改造が実施され、平成4年に登場しました。
 平成16年にE231系投入に伴い、東京口から撤退。JR東日本と東海相互乗り入れの大幅削減が実施された事により、晩年はATS-P型保安装置の使用停止処置、ブレーキてこ比を元に戻すなど小規模な改造を行い、静岡地区を中心に活躍しました。

クハ111-612(2位側) クハ111-738(1位側)

クハ111形式600番代
偶数向き制御車のクハ111形式300番代にATS-P型保安装置を搭載したもの。一般車と区別をする為、原番号の百の位を「6」に変更しています。
クハ111形式700番代
奇数向き制御車のクハ111形式0番代にATS-P型保安装置を搭載したもの。合わせて、トイレの数を適正化するため閉鎖しています。一般車と区別をする為、原番号の百の位を「7」に変更しています。

モハ112-638(1位側) モハ113-638(1位側)

モハ112形式600番代
モハ112形式0番代にATS-P型保安装置のブレーキパターン発生時のブレーキ力を得られるよう、てこ比を改造したもの。原番号の百の位を「6」に変更しています。
モハ113形式600番代
モハ113形式0番代にATS-P型保安装置のブレーキパターン発生時のブレーキ力を得られるよう、てこ比を改造したもの。原番号の百の位を「6」に変更しています。

クハ111-2632(2位側) クハ111-2707(1位側)

クハ111形式2600番代
偶数向き制御車のクハ111形式2000番代にATS-P型保安装置を搭載したもの。一般車と区別をする為、原番号の百の位を「6」に変更しています。
クハ111形式2700番代
奇数向き制御車のクハ111形式2100番代にATS-P型保安装置を搭載したもの。一般車と区別をする為、原番号の百の位を「7」に変更しています。

モハ112-2687(3位側) モハ112-2697(3位側)

モハ112形式2600番代
モハ112形式2000番代にATS-P型保安装置のブレーキパターン発生時のブレーキ力を得られるよう、てこ比を改造したもの。原番号の百の位を「6」に変更しています。
モハ113形式2600番代
モハ113形式0番代にATS-P型保安装置のブレーキパターン発生時のブレーキ力を得られるよう、てこ比を改造したもの。原番号の百の位を「6」に変更しています。

113系700番代
 山科駅から琵琶湖の西岸を通り、近江塩津駅を結ぶ湖西線の開業に合わせて昭和49年に登場したグループです。0番代の後期車(冷房装置標準装備、ユニットサッシ窓)をベースに設計されていますが、多雪地域を走行する為、乗降扉には半自動機能追加、タイフォン(汽笛)にシャッター装備など耐寒・耐雪構造を加えています。
 登場後、湖西線と少し後に電化した草津線での運用がメインでしたが、山陰本線京都口(嵯峨野線)などでも活躍をしていました。高速化改造工事が始まると本番代も全車が対象となり、700番代は番代消滅してしまいました。一部の車輛が広島地区へ転籍した際に、高速化した装備などが解除され、原番号に戻される事となり、700番代が復活しました。

クハ111-702(1位側) クハ111-752(2位側)

クハ111-701~
奇数向き制御車で、寒冷地仕様となった結果、115系300番代に酷似したスタイルとなっています。3位側にトイレの設備を備えています。
クハ111-751~
偶数向き制御車です。クハ111-301~に相当し、床下には電動空気圧縮機を搭載しています。

モハ112-704(3位側) モハ113-704(3位側)

モハ112-701~
パンタグラフ付き中間電動車です。0番代に耐寒・耐雪構造を施しています。外観はモハ114形式300番代に酷似しています。
モハ113-701~
モハ112-701~と同じく、0番代に耐寒・耐雪構造を施しています。

113系800番代
 昭和61年、福知山線宝塚~福知山駅、山陰本線福知山~城崎駅(現:城崎温泉駅)間の電化開業に伴い登場したグループです。当時の国鉄の台所事情により、新製車の投入は見送られ、113系の投入が決定。各地から余剰車をかき集めました。電化区間が降雪地域である事から、乗降扉の半自動機能追加、簡易な寒冷地仕様を施した軽微な改造に留まっています。800番代は本来は狭小トンネル対応車(パンタグラフ付き中間電動車)に使用されるものですが、本番代は関係ないものとなっています。
 路線の輸送需要から4両編成と2両編成が用意されており、2両編成では113系初のクモハ112形式、クモハ113形式が登場しています。長らく福知山線及び山陰本線で活躍していましたが、ワンマン運転に対応するための改造が行われた他、他の番代への改造、七尾線電化開業に伴う必要な車輛の種車として大半が改造されています。

クハ111-812(1位側) クモハ112-802(1位側)

クハ111-801~
4両編成に使用される制御車で、クハ111形式0番代、300番代からの改造車です。電動空気圧縮機を搭載していない0番代は奇数番号、搭載している300番代は偶数番号で改造されています。
クモハ112-801~
2両編成に使用されるパンタグラフ付き制御電動車で、クモハ113-801~とユニットを組む。モハ112形式0番代を先頭車化改造したもので、3位側にトイレの設備を備えています。水タンクが床下に設置出来ない為、車内に設置されています。

モハ112-809(3位側) モハ113-801(4位側)

モハ112-801~
モハ112形式0番代に耐寒・耐雪構造を施したもので、半自動機能動作時に扉の開閉が手動となるため、取っ手が設けられています。
モハ113-801~
モハ113形式0番代に耐寒・耐雪構造を施したもの。

JR西日本の改造車
 113系は京阪神地区を中心に登場時より活躍し、JR西日本へも多くの車輛が継承されました。月日が流れ、旅客や地域の声も変化し、それに応えるためにJR西日本の匠の手によって、様々な改造が施されました。113系も例外ではなく、他社では見られない改造を施した車輛が活躍していました。

1.体質改善車
 経年による老朽化、陳腐化が目立ち始めた車輛は国鉄時代では「特別保全工事」という工事が実施されていました。主に外板の補修、空気配管や主回路配線の交換が行われました。しかし、後継系列が登場すると見劣りは否めず、新系列に合わせたアコモ改良、部品共通化によるコストダウン、効率化を目的に平成10年から「体質改善工事」が実施されました。

〇体質改善40N工事
 車体は腐食対策を目的に雨樋と外板を一体化した張り上げ車体にし、屋根は通風器の撤去、塗り屋根を実施。客室窓は下部固定上部上昇式のユニット窓に固定。車端部窓は固定窓に変更。車内は223系に準じた転換式クロスシートを配し、化粧板も223系に似たデザインに変更。屋根部はパネル工法で平屋根にし、蛍光灯にカバーを設置しています。また、どの路線でも使用出来るよう、半自動機能が追加され、開閉用のボタンが設けられています。乗務員室も前面窓の変更、ワイパーを電気式に変更するなど、乗務員の作業環境改善を実施しています。

体質改善40Nを受けた車輛の例。クハ111-2014

〇体質改善30N工事
 平成14年以降に実施された工事で、車輛の寿命を鑑みてコストダウンを図ったものです。窓や雨樋などの一部の工事を省略しており、原形を残しているものとなっています。比較的、車齢の若い車輛が対象となっていました。

体質改善30Nを受けた車輛の例。クハ111-2046

2.トイレ撤去
 東海道本線、山陽本線、湖西線などで平成3年頃から、トイレの数を適正化する為、偶数向きのみとし、奇数向きとなる車輛からトイレの撤去を行いました。撤去後の跡地は客室、自販機コーナー、フリースペース(携帯電話コーナー)といった改造が行われました。客室に改造した車輛はユニットサッシ窓となっていますが、やや小さめなものとなっていました。

トイレを撤去した車輛の例。クハ111-5257

3.高速化対応工事
 平成3年、東海道本線、山陽本線に運転最高速度120km/hの221系が投入されました。221系を使用した快速列車、新快速列車がスピードアップする事となり、これに合わせて平成4年から113系も運転最高速度を100km/hから110km/hへ引き上げる工事が行われました。
 工事はブレーキの効き具合を良くする。といった足廻り中心のもので、ブレーキ管圧力の変更、応荷重装置装備(準備工事車については整備)、制輪子の変更が行われ、非対応車輛との区別をする為、原番号に5000番を加える事を原則としています。その後、一部の車輛でブレーキのてこ比を変更する工事が実施され、更に番号を加えるなど細々した番代が登場しました。
 改造後、転属先で更なる改造を受けて改番し、他の番代に変更するケースや改番後、廃車され見られた期間がごく僅かだったなど変化が目まぐるしいのも特徴としてあります。

〇0番代、800番代、1000番代を種車にしたグループ

クハ111-5143(2位側) クハ111-5265(2位側)

クハ111形式5000番代
クハ111形式0番代を110km/h対応としたもの。原番号に5000番を加えています。
クハ111形式5200番代
クハ111-301~を方向転換し、奇数向き制御車としたクハ111-263~270、276~278番を種車にしたしたもので、原番号に5000番を加えています。

クハ111-5448(1位側) モハ112-5028(4位側)

クハ111形式5300番代
クハ111形式300番代を110km/h対応としたもの。原番号に5000番を加えています。
モハ112形式5000番代・6000番代
モハ112形式0番代を110km/h対応としたもの。原番号に5000番を加えています。高速化対応改造に加えて、ブレーキのてこ比を変更した車輛は原番号に6000番を加えています。どちらも、外観は不変です。

モハ113-5231(4位側) クハ111-5806(2位側)

モハ113形式5000番代・6000番代
モハ113形式0番代を110km/h対応としたもの。原番号に5000番を加えています。高速化対応改造に加えて、ブレーキのてこ比を変更した車輛は原番号に6000番を加えています。どちらも、外観は不変です。
クハ111形式5800番代
クハ111形式800番代を110km/h対応としたもの。種車に応荷重装置、耐雪ブレーキが未装備であった事から、これらを追加しています。原番号に5000番を加えています。5806番と5816番の2両が在籍していました。

モハ112-5803(1位側) モハ113-5803(1位側)

モハ112形式5800番代
モハ112形式800番代を110km/h対応としたもの。原番号に5000番を加えています。
モハ113形式5800番代
モハ113形式800番代を110km/h対応としたもの。原番号に5000番を加えています。

クハ111-6310(2位側)

クハ111-6310
クハ111形式1300番代を110km/h対応としたもので、原番号に5000番を加えています。種車のクハ111-1310はJR西日本に唯一引き継がれた地下鉄仕様車となっています。

〇2000番代を種車にしたグループ

クハ111-7052(1位側) クハ111-7119(1位側)

クハ111形式7000番代
クハ111形式2000番代を110km/h対応としたもの。原番号に5000番を加えています。
クハ111形式7100番代
クハ111形式2100番代を110km/h対応としたもの。原番号に5000番を加えています。

クハ111-7513(1位側) クハ111-7613(2位側)

クハ111-7501~
平成8年に山陰本線園部~福知山駅間が電化開業。編成の増解結を園部駅で実施する事になり、クハ111形式7100番代に自動解結装置及び電気連結器を装備したグループです。
クハ111-7601~
クハ111形式7000番代に自動解結装置及び電気連結器を装備させたグループです。

モハ112-7079(4位側) モハ113-7027(4位側)

モハ112形式7000番代・7500番代
モハ112形式2000番代を110km/h対応としたもの。原番号に5000番を加えています。更にブレーキのてこ比を変更した車輛は500番を加えて7500番代としています。
モハ113形式7000番代・7500番代
モハ113形式2000番代を110km/h対応としたもの。原番号に5000番を加えています。更にブレーキのてこ比を変更した車輛は500番を加えて7500番代としています。

サハ111-7020(2位側)

サハ111形式7000番代
サハ111形式2000番代を110km/h対応としたもの。原番号に5000番を加えています。

〇700番代を種車にしたグループ

クハ111-5707(1位側) クハ111-5761(1位側)

クハ111形式5700番代
クハ111形式700番代を110km/h対応としたもの。原番号に5000番を加えています。
クハ111形式5750番代
クハ111形式750番代を110km/h対応としたもの。原番号に5000番を加えています。写真の車輛は半自動時に手動開閉だったものをボタン操作による方式に変更しており、ボタン操作板設置により戸袋窓の大きさを変えています。

モハ112-5715(1位側) モハ112-5753(3位側)

モハ112形式5700番代
モハ112形式700番代を110km/h対応としたもの。原番号に5000番を加えています。
モハ112形式5750番代
モハ112形式700番代を110km/h対応とし、原番号に5000番を加え、ブレーキのてこ比を変更を行い、更に50番を加えたグループです。写真は霜取り用パンタグラフを増設した車輛になります。

モハ113-5707(1位側) モハ113-5753(3位側)

モハ113形式5700番代
モハ113形式700番代を110km/h対応としたもの。原番号に5000番を加えています。
モハ113形式5750番代
モハ113形式700番代を110km/h対応とし、原番号に5000番を加え、ブレーキのてこ比を変更を行い、更に50番を加えたグループです。

〇2700番代を種車にしたグループ
 113系2700番代とは、湖西線、草津線向けの耐寒・耐雪構造を施した700番代のシートピッチ改善を図ったグループで、昭和50年に登場しました。115系2000番代と瓜二つですが、抑速ブレーキが無い点が違いとなります。6両編成2本が製作され、その後4両編成化で、不足となる制御車をクハ111形式2000番代を改造し、編入しています。

クハ111-7704(1位側) クハ111-7752(1位側)

クハ111形式7700番代
奇数向き制御車のクハ111形式2700番代を110km/h対応としたもの。原番号に5000番を加えています。クハ111-2703(7703)以降はクハ111形式2000番代からの改造車で、タイフォンが異なります。
クハ111形式7750番代
偶数向き制御車のクハ111形式2750番代を110km/h対応としたもの。原番号に5000番を加えています。

モハ112-7704(1位側) モハ113-7706(3位側)

モハ112形式7700番代
モハ112形式2700番代を110km/h対応としたもの。原番号に5000番を加えています。
モハ113形式7700番代
モハ113形式2700番代を110km/h対応としたもの。原番号に5000番を加えています。

113系3800番代
 福知山線篠山口~福知山駅間、山陰本線福知山~城崎駅(現:城崎温泉駅)間の輸送力適正化、ワンマン運転実施により、平成12年に登場しました。
 種車となったのは3両編成の800番代で、クモハ112形式+モハ113形式のユニットとなっていた編成が選ばれました。改造のメインはモハ113形式の先頭車化改造になります。長期間の運用を見込まない為、改造工程と経費削減の点から、従来車に見られる新しい運転台を製作又は廃車車輛から運転台を移設するといった方法はせず、クハ111形式からは運転台機器を流用し、モハ113形式の構体を活用し、そこに運転台を製作するという新しい手法が採用されています。
 この結果、前面窓が3枚設置された非貫通切妻形となり、中央上部に2灯の前部標識灯が設置される、オリジナル車では見られなかった顔が誕生しました。窓下には踏切事故対策として補強板が設置され、左右に切欠けをつくり、後部標識灯を配しています。行先表示器は前面、側面ともに省略され、前面に行先表示板という旧型国電を彷彿とさせる独特のスタイルとなっています。鉄道ファンから、「
サンパチくん」の愛称で呼ばれ、親しまれました。
 ユニークな外観で鉄道ファンに親しまれていましたが、後継の223系5500番代に置き換えられ、平成30年に廃車となりました。同時に番代消滅となっています。

クモハ112-3805(2位側) クモハ113-3805(2位側)

クモハ112形式3800番代
クモハ112-801~を種車としたもので、ワンマン運転に対応した機器の搭載が行われています。また、霜取り用パンタグラフを増設した車輛もあります。写真はAU75形式冷房装置を搭載していますが、分散式のAU102形式冷房装置を搭載した車輛もありました。
クモハ113形式3800番代
モハ113-801~を先頭車化改造したもので、バリューエンジニアリング的手法でJR西日本の匠の技が輝いた名車としても有名です。写真は前部標識灯が窪んだスタイルですが、103系のような小判型のタイプもありました。

113系300番代(5300番代)
 平成8年、山陰本線園部~福知山駅間電化開業を控え、平成7年に登場した番代です。113系0番代後期型(ユニットサッシ窓)のユニットを先頭車化改造したものです。種車の番号が300番代であった事から、そのまま300番代になりました。
 新しい運転台は廃車となったクハ111形式から移植したもので、シールドビームを装備したものに統一しています。耐寒・耐雪構造、乗降扉の半自動機能追加、ワンマン運転に対応した機器の搭載、自動解結装置及び電気連結器の装備が行われた他、クモハ112形式にはトイレを増設しています。その後、高速化改造を受けており、全車5300番代となっています。

クモハ112-305(1位側) クモハ113-305(2位側)

クモハ112形式300番代
モハ112-233~を種車とし、先頭車化改造などを行った車輛です。301、306、309番は欠番となっています。クモハ112-801~に似ていますが、ワンマン運転時に運賃の収受を行う際に運転士の負担軽減を図る為、乗降扉を運転台側に移設しており、窓割りが変更されています。
クモハ113形式300番代
モハ113-233~を種車とし、先頭車化改造などを行った車輛です。

クモハ112-5304(1位側) クモハ113-5307(1位側)

クモハ112形式5300番代
クモハ112形式300番代に高速化改造を施したもの。写真は体質改善40N工事、霜取り用パンタグラフを増設したものとなっています。
クモハ113形式5300番代
クモハ113形式300番代に高速化改造を施したもの。原番号に5000番を加えています。

JR四国の113系
 予讃本線(現:予讃線)及び土讃本線(現:土讃線)の電化区間及び本四備讃線(通称、瀬戸大橋線)に111系をリニューアルして使用をしていましたが老朽化が進み、置換え時期が迫ってきました。同社で製作した6000系を増備する計画もありましたが、台所事情が厳しい状況でした。
 そこで、JR東日本の113系を譲り受け、徹底的なリニューアル工事を施した車輛を投入する事とし、平成12年に登場しました。この113系は従来であれば、新番代や他系列といった扱いとなりますが、制御車は新形式、中間車は1番からの付与としています。
 改造は匠の技が利用者からも高い評価を得ているJR西日本の体質改善工事をお手本に行われ、隅々まで徹底したリニューアルが行われ、車内はクロスシートに変更、前面形状の意匠変更など、他社では見られない独特のスタイルとなりました。
 平成31年まで活躍し、現在は廃車となっています。

クハ112-3(1位側) クハ113-1(1位側)

クハ112-1~3
高松方の偶数向き制御車で、クハ111-505~を種車としています。トイレを撤去し、客室のみの構成としています。床下には電動空気圧縮機を搭載しています。
クハ113-1~3
琴平方の奇数向き制御車で、クハ111-194~を種車としています。クハ112形式と同じく、前頭部は踏切事故対策による前面強化、前部標識灯及び後部標識灯の一体化、貫通扉上部に前部標識灯を増設し、行先及び愛称表示器を扉に設置しています。車内はトイレ及び車椅子スペースの設備があります。

モハ112-1(1位側) モハ112-3(2位側)

モハ112-1~3
モハ112-233~を種車として改造した形式で、パンタグラフの増設、補助電源装置をSIV装置に変更しています。車内は車掌業務コーナー及び出入り扉が設置され、外観の特徴となっています。

モハ113-1(3位側) モハ113-3(4位側)

モハ113-1~3
モハ113-233~を種車として改造した形式で、リニューアル工事による客室窓の一部固定窓化や半自動機能追加による押しボタン増設の変化が見られます。




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