E233系一般形直流電車

その2

0番代、1000番代、2000番代、3000番代をご覧になる場合は下記の文字をクリックして下さい。

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5000番代
 京葉線、外房線、内房線、東金線で使用される201系、205系、209系500番代の置換えを目的に平成22年に登場したグループです。製作は全て新津車両製作所(現:総合車両製作所新津事業所)となっています。
 0番代を基本としていますが、205系で試用されていた移動禁止システム(車輛の点検などで移動をさせない為に表示などを行うもの)を備えている点が異なります。ラインカラーはワインレッドとなります。編成内容は10両貫通編成と分割が可能な基本6両編成+付属4両編成の2種類があります。
 車内は1000番代に準じた設計で、座席は青色系、ドア機構はリニア駆動方式です。案内表示器は17インチワイド液晶ディスプレイですが、新しくモバイルWiMAX(高速無線通信)が新しく採用されています。

クハE232-5016(2位側) クハE232-5503(1位側)

クハE232-5001~
10両貫通編成及び6両編成の東京方1号車に位置する制御車です。車内には車椅子スペースが設置されています。屋根上にはWiMAX用アンテナが増設されています。床下には電動空気圧縮機が搭載されています。
クハE232-5501~
4両編成の東京方7号車に位置する制御車です。車内はロングシート、床下には電動空気圧縮機が搭載されています。

クハE233-5013(1位側) クハE233-5503(2位側)

クハE233-5001~
10両貫通編成及び4両編成の蘇我方10号車に位置する制御車です。車内には車椅子スペースが設置されています。床下には電動空気圧縮機が搭載されています。
クハE233-5501~
6両編成の東京方6号車に位置する制御車です。床下には電動空気圧縮機が搭載されています。

モハE232-5002(3位側) モハE232-5202(3位側)

モハE232-5001~
10両貫通編成及び6両編成の4号車に位置する中間電動車です。床下にはSIV装置を搭載しています。
モハE232-5201~
10両貫通編成及び6両編成の2号車に位置する中間電動車です。床下機器は自車のTIMS機器、ブレーキ制御装置のみがあるだけで、不随車のような車輛となっています。

モハE232-5416(1位側) モハE232-5603(4位側)

モハE232-5401~
10両貫通編成の8号車に位置する中間電動車です。床下にはSIV装置を搭載しています。
モハE232-5601~
4両編成の8号車に位置する中間電動車です。モハE232-5401~と同一ですが、付属編成用の車輛として区分されています。

モハE233-5016(1位側) モハE233-5202(3位側)

モハE233-5001~
10両貫通編成及び6両編成の5号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車です。前位側に予備パンタグラフ、床下にはVVVFインバータ制御装置を搭載しています。
モハE233-5201~
10両貫通編成及び6両編成の3号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車です。VVVFインバータ制御装置を搭載しています。

モハE233-5416(1位側) モハE233-5603(4位側)

モハE233-5401~
10両貫通編成の9号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車です。モハE233-5201~とほぼ同一構造となっています。
モハE233-5601~
4両編成の9号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車です。前位側に予備パンタグラフ、床下機器にはVVVFインバータ制御装置を搭載しています。モハE233-5001~との違いは母線断路器を備えていない点が異なります。

サハE233-5016(1位側) サハE233-5516(3位側)

サハE233-5001~
10両貫通編成の7号車に位置する中間附随車です。自車のTIMS機器、ブレーキ制御装置と編成重量バランス用の死重が搭載されています。非常用はしごは準備工事となっています。
サハE233-5501~
10両貫通編成の6号車に位置する中間附随車です。サハE233-5001~と同じですが、電動空気圧縮機、非常用はしごを搭載しています。

6000番代
 横浜線で使用される205系を置き換える為に平成26年に登場したグループです。0番代と比較して、前面行先表示器の視認性向上を図った他、ホーム検知センサーが装備されています。車内は先に登場した埼京線用7000番代と同じく、LED照明を採用しています。座席は京浜東北線との違いを見せる為、緑系としています。

 

 6000番代の特徴として、JR東日本の通勤形車輛では初めて、使用する路線のロゴマークが設定されました。車輛側面中央と先頭車前面助手側に横浜線を意味する「YOKOHAMA LINE」、沿線の神奈川県横浜市、相模原市、東京都町田市の市の木であるケヤキの葉っぱをデザインしたものが配されています。これとは別に、導入直後に横浜線活性化の一環として、駅スタンプの掲出がありました。用意された編成数と横浜線各駅の数が一致する事から、編成毎に各駅のスタンプを掲出したものです。大人の事情で直ぐに中止になっています。

クハE232-6012(2位側) クハE233-6003(2位側)

クハE232-6001~
東神奈川方の1号車に位置する制御車です。床下には蓄電池、D-ATC/ATS-P統合型車上装置を搭載しています。
クハE233-6001~
八王子方の8号車に位置する制御車です。クハE232-6001~と同一構造となっています。D-ATC/ATS-P統合型車上装置とは、1台でD-ATC及びATS-Pの機能を有し、自動で切り替えする保安装置です。

モハE232-6015(2位側) モハE232-6421(1位側)

モハE232-6001~
3号車に位置する中間電動車です。電動空気圧縮機、SIV装置を搭載しています。モハE233-6001~とユニットを組みます。
モハE232-6401~
6号車に位置する中間電動車です。モハE232-6001~と同一ですが、ユニットを組むモハE233形式が異なる為、番代区分されています。

モハE233-6015(1位側) モハE233-6403(2位側)

モハE233-6001~
4号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車です。前位側に予備パンタグラフ、床下にはVVVFインバータ制御装置を搭載しています。
モハE233-6401~
7号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車です。VVVFインバータ制御装置を搭載しています。

サハE233-6015(3位側) サハE233-6201(1位側)

サハE233-6001~
5号車に位置する中間附随車です。自車のTIMS機器、編成重量バランス用の死重、非常時に脱出用として用いる非常用はしごを搭載しています。
サハE233-6201~
2号車に位置する中間附随車です。非常用はしごが無い他はサハE233-6001~と同じです。

7000番代
 埼京線、川越線で使用される205系を置き換える為に平成26年に登場したグループです。ラインカラーは205系のものを引継ぎ、エメラルドグリーンとし、座席も湘南新宿ラインとの識別を兼ねて同色としています。
 機器類は補助電源装置(SIV装置)を2000番代、電動空気圧縮機をE657系と同じドイツ製のものを採用しました。車内サービスでは、照明にLED照明を採用し、消費電力を削減した他、犯罪対策として防犯カメラを設置しました。

 保安装置はATC(ATC-6型)とATS-Pの2種類が使用されており、異なる保安装置を統合したATC/P統合型車上装置を搭載しています。平成29年より埼京線池袋~大宮駅間でATACS(アタックス)という保安装置を導入。小規模な改造が施され、運転台屋根上にはATACS用の無線アンテナが追加されました。なお、本番代ではラジオ用受信アンテナが省略され、WiMAXアンテナが設置されています。

クハE232-7009(2位側) クハE233-7012(2位側)

クハE232-7001~
大宮・川越方1号車に位置する制御車です。屋根上後位側にはWiMAX用のアンテナが設置されています。
クハE233-7001~
新宿・大崎方10号車に位置する制御車です。混雑時間帯は女性専用車両となる為、全体の荷棚が優先席と同じく低めに設定されています。

モハE232-7009(3位側) モハE232-7209(3位側)

モハE232-7001~
4号車に位置する中間電動車です。電動空気圧縮機、SIV装置を搭載しています。
モハE232-7201~
2号車に位置する中間電動車です。電動空気圧縮機のみを搭載し、SIV装置は準備工事としています。

モハE232-7412(2位側) モハE233-7009(1位側)

モハE232-7401~
8号車に位置する中間電動車です。電動空気圧縮機、SIV装置を搭載しています。
モハE233-7001~
5号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車です。前位側に予備パンタグラフ、床下にはVVVFインバータ制御装置を搭載しています。

モハE233-7209(3位側) モハE233-7412(2位側)

モハE233-7201~
3号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車です。VVVFインバータ制御装置を搭載しています。
モハE233-7401~
9号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車です。VVVFインバータ制御装置を搭載しています。

サハE233-7012(2位側) サハE233-7212(2位側)

サハE233-7001~
6号車に位置する中間附随車です。非常時に脱出用はしごを床下に備えています。
サハE233-7201~
7号車に位置する中間附随車です。自車のTIMS機器、ブレーキ制御装置、編成重量バランス用の死重のみを搭載しています。

8000番代
 南武線(支線を除く)で活躍する205系、209系の置換えを目的に平成22年に登場したグループです。特徴として、横浜線向け6000番代と同じく、専用のロゴマークが用意されました。

 写真左は先頭車、乗務員室直後の戸袋にあるロゴマークで「南武線が街と街、人と人をつなぎ「明るく弾む伸びゆく沿線」をイメージしたもの。写真右はラインカラー上、中央部に描かれているもので、沿線の街並みをイメージしたイラストです。左からミューザ川崎、武蔵小杉駅周辺の高層ビル群、とどろきアリーナ、洗足学園音楽大学、多摩川、よみうりランドの観覧車、一橋大学、多摩都市モノレール、立川駅北口にあるアーチのオブジェ、立川ルミネのイメージが描かれています。
 ラインカラーはカナリアイエロー、オレンジバーミリオン、ぶどう色の3色で、南武線で活躍した歴代の車輛をイメージしたものです。車内は南武線のラインカラーである黄色のモケットが使用され、照明はLED照明となっています。中間車が全て電動車である為、非常時の脱出用はしごが設置出来ない事から、乗務員室内にある補助いすを非常時にはしごとして利用できる構造とし、非常時にははしごとして利用します。
 この他の特徴として、本番代より人身事故等の理由による輸送障害低減を図る為、前方カメラ(自動車でいう、ドライブレコーダー)が装備されました。前方カメラは後に広く普及する事になります。

クハE232-8019(1位側) クハE233-8017(1位側)

クハE232-8001~
立川方6号車に位置する制御車です。TIMS機器の他、電動空気圧縮機を搭載しています。
クハE233-8001~
川崎方1号車に位置する制御車です。クハE232-8001~とは向きが異なるだけで、同一構造となっています。

モハE232-8001(2位側) モハE232-8215(2位側)

モハE232-8001~
3号車に位置する中間電動車です。SIV装置を搭載しています。
モハE232-8201~
5号車に位置する中間電動車です。自車のTIMS機器、ブレーキ制御装置のみを搭載し、SIV装置は準備工事となっており、不随車のような外観となっています。

モハE233-8016(2位側) モハE233-8215(4位側)

モハE233-8001~
2号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車です。前位側に予備パンタグラフ、床下にはVVVFインバータ制御装置を搭載しています。
モハE233-8201~
4号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車です。VVVFインバータ制御装置を搭載しています。小さな変化として、本番代のみですが、パンタグラフそばに点検時の転落事故に備えて、U字状の安全フック掛けが新設されています。

8500番代
 南武線にE233系を投入しましたが、1編成のみ209系を残しました。この209系の置換えをする為に0番代を改造したものがこのグループで、平成29年に登場しました。
 種車としたのは青梅線に投入された0番代、6両編成です。8000番代に近い仕様とする改造が行われ、座席のモケット変更、照明のLED照明化、旅客案内用モニターの画面サイズ変更、半自動機能の使用停止処置等が行われています。0番代の名残もあり、乗降扉付近の開閉ボタンや列車番号の表示が行先表示器と同じである等があります。

クハE232-8528(1位側) クハE233-8570(1位側)

クハE232-8528
クハE232-528を改造したもの。電気連結器が残されたままとなっています。原番号に8000番を加えています。
クハE233-8570
クハE233-70を改造したもの。外観の変化は帯色程度です。乗降扉付近に半自動時に使う押しボタンが残されています。(使用停止なので、押しても何も起こらない。)原番号に8500番を加えています。

モハE232-8570(1位側) モハE232-8770(4位側)

モハE232-8570
モハE232-70を改造したもの。原番号に8500番を加えています。
モハE232-8770
モハE232-270を改造したもの。8000番代と同一仕様とする為、SIV装置を撤去しています。原番号に8500番を加えています。

モハE233-8570(1位側) モハE233-8770(4位側)

モハE233-8570
モハE233-70を改造したもの。原番号に8500番を加えています。
モハE233-8770
モハE233-270を改造したもの。外観の大きな変化はありません。原番号に8500番を加えています。




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