コキ100系コンテナ車
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| コキ100-1(3位側) | コキ100-2(3位側) |
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| コキ100-3(2-4位側) | コキ100-4(2-4位側) |
コキ100-1~4
昭和62年に登場した試作車です。デッキ付きではない為、車体長は19910mmと短い他、海上コンテナ用の緊締装置(インターボックスコネクタ:IBC)が無いのが特徴です。1と4番は川崎重工業製で、ブレーキコック操作穴の周囲に補強板があるのが特徴。2番はJR貨物新小岩車両所のノックダウン生産した車輛。3番は日本車輌製造製となっています。
各車ブレーキ方式はCLE方式で、4両編成で各種試験を行いました。
試験後、量産車が登場すると2両ずつ分けられ、デッキ付きのコキ101形式を両端に連結した4両編成に変更しました。
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| コキ100-28(1位側) | コキ100-130(2位側) |
コキ100-5~132
試作車の結果を受けて昭和63年に登場した量産車です。第1弾はコキ101+コキ100+コキ100+コキ101の4両編成を基本とした内容となり、コキ100形式は中間車になります。試作車と同じ車体長です。変化としては試作車には未設置であったIBC取付穴が設置されています。ブレーキ方式はCL方式となっています。
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| コキ101-39(3位側) | コキ101-84(4位側) |
コキ101-1~132
昭和63年に登場した形式です。試作車の結果、4両1ユニットとしましたが、入換作業の利便性を図る必要があり、デッキを設ける事となり、デッキ付きの車輛としてコキ101形式が製作されました。デッキ付きとなり、車体長は20m級となっています。
ブレーキ方式はCLE方式で、奇数番号車にはSV(常用ブレーキ電磁弁)とRV(緩め電磁弁)、偶数番号車にはSVとEV(非常ブレーキ電磁弁)を装備しています。
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| コキ102-9(1位側) | コキ102-502(4位側) |
コキ102-1~180
コキ100系シリーズ第2弾となるグループで、平成元年に登場しました。コキ100形式、コキ101形式による4両1ユニット方式、車体長、積載設備は変化がありませんが、ブレーキ装置の変更が行われており、コキ102形式はコキ100形式と同じ中間車となる車輛ですが、コキ101形式に装備されている各種電磁弁を本形式の奇数番号車に集約しています。(偶数番号車はCL方式のまま。)
写真は初期の頃に見られたもので、JR貨物の文字がはいっていました。その後、「JRF」のCI(コーポレートアイデンティティー)に変化。平成29年以降は省略され、JRFマークも消去が進んでいます。
コキ102-501~550
平成2年に登場したグループです。31ftコンテナ積載に対応すると共に、荷役作業を容易にする為、車体長をデッキ付きの形式と同じ19600mmとしました。台枠の補強位置が異なる他、12ft5tコンテナ緊締装置の間隔が広くなり、みちみちだったものが、余裕あるものとなっています。
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| コキ103-107(4位側) |
コキ103-1~230
平成元年に登場した形式で、コキ102形式0番代、500番代と4両1ユニットを構成します。コキ101形式と同一仕様ですが、電磁弁をコキ102形式奇数番号車に集約した為、ブレーキ装置はCL方式となっています。
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| コキ104-29(1位側) | コキ104-27(2位側) |
コキ104-1~60
コキ100系シリーズ第3弾として平成元年に登場した形式です。4両編成1ユニットは輸送単位は大きいものの、地方線区では輸送力過剰となり、非効率等の問題がある為、単独運用を可能とする為にコキ104形式が製作されました。折しも、コキ5500形式、コキ10000形式の老朽化が進んでおり、置換えを兼ねた事から派生番代を含めて2948両が製作されました。
構造としてはコキ103形式のブレーキ装置に電磁弁を装備し、CLE方式としています。1~60番の初期車と呼ばれるグループで、3位側近くにある留置用手ブレーキハンドルの位置が低いのが特徴です。
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| コキ104-160(3位側) | コキ104-445(2位側) |
コキ104-61~1280
61番以降は留置用手ブレーキハンドルを操作し易くする為、設置位置が変更されています。
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| コキ104-1662(1位側) | コキ104-2900(4位側) |
コキ104-1281~1980・1989~2908
平成5年以降に製作された車輛です。海上コンテナ積載用IBC取付穴を省略した他、台車をFT1形式から軸受を改良したFT1B形式に変更しています。FT1形式のコロ軸受けが三角であるのに対し、FT1B形式は丸形になっているので、外観の特徴ともなっています。
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| コキ104-1984(1位側) | コキ104-1984(4位側) |
コキ104-1981~1988
平成6年に製作されたこの8両は、クム1000形式等の廃車により発生したFT1形式を使用しています。
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| コキ104-5036(3位側) | コキ104-5011(2位側) |
コキ104-5001~5036
平成8年に埼玉県資源活性化財団が所有する私有貨車として製作されたグループです。さいたま新都心建設により発生する残土輸送を目的としたもので、新製されたUM12形式コンテナと共に活躍。建設工事終了後にJR貨物に譲渡されました。
譲渡後は特定の運用などはなく、他の車輛と混用され活躍をしています。
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| コキ104-584(3位側) | コキ104-1005(4位側) |
コキ104形式海上コンテナ緊締装置取付け改造車
コキ100系を用いたISOコンテナ輸送は平成7年に開始されました。(写真左)ISOコンテナを輸送する際に緊締用のIBCをその都度着脱しなければならず、不便でした。そこで、常設した専用車を用意する事になり、平成8年に96両が改造されました。
種車は日本車輌製のIBC取付穴を持った1~1280番から選ばれ、改造車は識別の為、海上コンテナを意味する「Marine」の頭文字「M」を台枠中央に大きく標記しました。(写真右)
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| コキ104-566(3位側) | 緊締装置受台 |
コキ104形式海上コンテナ緊締装置取付け改造車
その後、海上コンテナの積載方法を改善したコキ106形式、コキ200形式が増備され、平成15年にコキ104形式による輸送は終了。緊締装置の解除、標記の抹消が行われました。しかし、受台だけはそのまま残されています。(写真右、12ft用緊締装置右の突起物が受台。)
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| コキ104-284(4位側) | コキ104-222(2位側) |
川崎製と日車製
コキ104形式は川崎製と日車製の2つがあります。1-3位側はほぼ同じで、見分けがつきません。違いは2-4位側で、2位側にあるブレーキコック操作穴を見てみましょう。小さい穴は川崎製、大きい穴が日車製となります。川崎製の200番代及び700番代の一部の車輛には穴を囲うように補強板が設置されているものがあります。
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| コキ105-2(3位側) | コキ105-37(2位側) |
コキ105-1~80
コキ100系シリーズ第4弾として平成2年にコキ105形式が登場しました。ユニット方式において4両編成は使用出来る範囲が限られてしまうので、これを見直し、2両で1ユニットとしたものです。奇数番号車と偶数番号車でユニットを組み、奇数番号車はCLE方式、偶数番号車はCL方式のブレーキ装置となっています。
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| コキ106-130(3-1位側) | コキ106-52(2-4位側) |
コキ106-1~404
コキ100系シリーズ第5弾として平成9年に登場しました。従来のコキ100系では海上コンテナ輸送にIBCを使用していましたが、緊締装置の着脱の煩わしさがあり、海上コンテナ輸送に適した車輛の開発が行われ、本形式が製作されました。
20ft海上コンテナの積載位置をJR20ftコンテナの積載位置と同じとし、加えて総重量24tの海上コンテナ1個を積載可能としています。これによって荷重は40.7t積みとなりました。重荷重に耐えられるよう、車体(台枠)の設計も変更されており、大きく外観が変わっています。台車はFT2形式台車を履いています。
このグループでは、車体色をコンテナブルーを採用しており、最後の採用となります。405番以降では灰色を採用しており、現在はこれに合わせる為に全て灰色となっています。
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| コキ106-539(3位側) | コキ106-406(2位側) |
コキ106-405~554
海上コンテナ輸送可能である事を識別する為、新製時より車体色を灰色としたグループです。コンテナブルーで登場した車輛も灰色に変更しています。最初の2両(405、406番)は貨車用フラット防止装置を試験的に装備していました。
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| コキ106-623(1位側) | 手ブレーキ緊締表示装置 |
コキ106-555~712
車輛を留置する際に、車輛が動かないようにする為に手ブレーキを使用します。使用中(緊締中)かは外観では判らず、そのまま動かすと手ブレーキの故障の原因となります。現場では様々な工夫を行っています。そこで、手ブレーキの緊締状態を目視できるように本グループから表示装置を設置しました。使用すると矢羽状の表示板が車外に飛び出る仕組みとなっています。
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| コキ106-742(4位側) | コキ106-1100(1位側) |
コキ106-713~912
平成16年に登場したグループで、応荷重装置の変更を行っています。検知方式を油圧式から、コキ200形式で採用された空気式に変更しています。外観の変化はありません。
コキ106-913~1162
最終増備となるグループで、破損し易い部品やブレーキ装置の改良が行われた他、ツイスト緊締装置を国産品に変更し、コスト低減を図っています。
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| コキ110-1(4位側) |
コキ110-1~5
コキ100系シリーズ第6弾として平成13年に登場しました。新しく開発した15ftコンテナを積載可能とする為にコキ106形式に15ftコンテナ用の緊締装置を追加したもので、識別として車体色をからし色としています。15ftコンテナは試験のみで終了していますが、本形式はコキ106形式と共通運用で活躍をしています。
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| コキ107-11(3位側) | コキ107-1(4位側) |
コキ107-1~1001
コキ100系シリーズ第7弾として平成18年に登場しました。老朽化の進むコキ50000形式を置き換える目的で設計された形式で、コキ106形式のマイナーチェンジ車にも相当します。基本的な設計はコキ106形式と同じですが、軽量化を図っている他、入換作業改善の為、側梁に設置されていた手ブレーキハンドルを3位側デッキ部に移動させています。
台車はコキ200形式で使用されているFT3形式を改良したFT3A形式を履いています。この台車は振動による貨物への影響を抑える構造としたもので、外観上はほぼ同じとなっています。1番は先行試作車です。
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| コキ107-2110(3位側) |
コキ107-1002~2163
1002番より車体側面のJRFマーク、突放禁止の表記が省略され、国鉄時代のコキ車のような外観に変化しました。既存のコンテナ車もJRFマークの消去が進められ、突放禁止の消去も行われています。
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