コキ50000形式37t積みコンテナ車

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コキ50016(1位側) コキ50054(4位側)

コキ50000~コキ50274
昭和46年、コキ9200形式試作車をベースに設計された最初のグループです。先行量産車とも言われています。3位側に手ブレーキがあり、このグループの外観の特徴であるブレーキコック操作穴は2-4位側に1ヶ所設けられています。

コキ51504(1位側) コキ53116(4位側)

コキ50275~コキ53275
昭和47年以降の車輛です。2-4位側のブレーキコック操作穴が3つに増えています。大量増備されていますが、形態の変化が少ないのも特徴の一つです。

コキ51716(1位側) TR223G形式台車

TR223F形式台車への交換
JR貨物発足後より、長年の酷使から台車の亀裂が多発し、平成5年に羽越本線で台車枠破壊を原因とする脱線事故が発生してしまいました。これを受けて、全車輛を対象に対策を講じたTR223F形式への交換が行われました。台車は亀裂などの異常を発見し易いように黒色から灰色に塗装が変更となっています。
TR223G形式台車への交換
台車から伝わる微振動が原因とされる荷ずれや荷崩れの問題に対応する為、平成13年より台車枠と各軸受の間に防振ゴムが設置され、軸受の1つ(4位側)には接地装置が付けられました。台車形式はTR223F形式からTR223G形式に変更されています。これはコキ50000形式に限らず、他のコンテナ車でも行われています。

コキ53371(1位側) コキ58104(1位側)

コキ53276~コキ53413
昭和60年のダイヤ改正では、貨物列車の車掌乗務が廃止され、コキフ50000形式では車掌室が残されたままとなっていました。JR貨物発足直後の昭和62年より輸送力増強を図る為、不要となった車掌室を撤去する工事が実施されました。また、乗心地向上の為履いていた空気ばね付きのTR203形式はTR223形式に戻しています。
コキ58000~コキ58205(58000番代)
こちらもコキフ50000形式から車掌室を撤去したグループです。交換するTR223形式台車が在庫切れとなった為、TR203形式のままとしたものです。空気ばね付き台車である為、荷重は28tとし、12ft5tコンテナは4個、20ft10tコンテナは2個積載可能としました。外観の識別として手摺は後部標識灯を撤去し、種車のままとしています。積載効率が悪い事から平成6年に廃車され、番代消滅しています。

コキ57106(2位側) コキ150000(1位側)

57000番代、57100番代
昭和63年より首都圏と北海道で集中電源方式による冷凍コンテナ輸送が実施される事になり、その専用車輛としてコキ50000形式を改造したグループです。57000番代は電源コンテナを積載する車輛で5両改造、57100番代は冷凍コンテナを積載するのみ車輛で18両改造しました。5両固定編成で、中央に57000番代、前後に2両ずつ57100番代を配置する内容となっています。コンテナの冷凍機に供給する電源引き通し回路を設置する改造が主になっています。車体色は青20号に変更し、「COOL EXPRESS」のロゴマークを配しています。分散式冷凍コンテナが主力となってきたことから、平成8年に輸送を終了し、一般車へ復元しています。
コキ150000~コキ15004(150000番代)
昭和47年に30ft15tコンテナ輸送の試験車として製作されたグループです。車体中央に緊締装置が追加された以外は他の車輛と同じです。「たすきに長し、帯に短し」といった感じだったようで増備車は出ず、試験終了後は一般車に混じって活躍をしました。

コキ250120(2位側) コキ252305(4位側)

250000番代
昭和60年に一般車391両を改造したグループです。
1000tコンテナ列車を1200tまで引上げ、輸送力増強を図る事になりました。一般車のブレーキ装置の応答性を高める為に指令変換弁を追加し、空走時間短縮を図る改造を行いました。改造を受けた車輛は原番号に200000番を加えています。また、250000番代のみで組成した列車は、1000tかつ牽引する機関車の指定により運転最高速度を100km/hで運転する事が可能になりました。車体色は当初は変更されませんでしたが、少し経ってから淡緑色(ペパーミントグリーン)に変更しています。
コキ100系の登場により、一般車との混用が始まり、コキ107形式の登場で、保守面で手間のかかる本番代は廃車が進められ、平成24年に番代消滅しています。

コキ253303(1位側) コキ258036(3位側)

250000番代その2
250000番代の改造を受けた中にコキフ50000形式があり、コキフ50000形式250000番代に変更しました。その後、車掌室を撤去する工事を受け、コキ50000形式250000番代に編入した車輛です。4両在籍していました。
258000番代
こちらもコキフ50000形式の改造で、TR203形式台車を履いた車輛が種車となっているグループです。17両改造しました。58000番代と同じく、積載効率に制限があり、使い勝手の悪さから平成6年に廃車され、番代消滅しています。

コキ350000(4位側)

350000番代
昭和63年ダイヤ改正から、運転最高速度110km/hとなるコンテナ特急「スーパーライナー」(東京貨物(タ)駅~東広島駅)を運転する事になり、専用車輛として一般車より45両改造したものが本番代です。番号は完成順に350000からの付番となっています。
改造内容はブレーキ装置関係が中心で、ブレーキ装置をコキ10000系と同じCLE方式(応荷重装置付き自動空気ブレーキ方式)に変更、台車の基礎ブレーキ装置も改造が行われました。車体は識別の為、黄かん色(山吹色)とし、台車も灰色に変更しています。
コキ100系の登場まで僅かの期間活躍し、その後は250000番代と共通運用。晩年は限定運用となり、平成20年に番代消滅しています。
 


 


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