タキ43000形式43t積みガソリン専用車
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0番代
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| タキ43000(3位側):日本オイルターミナル | タキ43000(2-4位側):日本オイルターミナル |
タキ43000~36
昭和42年に登場した最初のグループです。塗装は大量石油輸送車を意味する青15号を採用。当時は黒色が一般的であった為、鮮烈な印象を与えました。台車はTR41C形式をベースに14t軸、枕ばねをコイルばねとしたTR210形式を履いています。
写真はトップナンバーのタキ43000番。令和7年現在、現役で活躍中。50年以上も活躍するタンク車として貴重な存在です。
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| タキ43032(1位側):日本オイルターミナル | タキ43014(4位側):日本オイルターミナル |
タキ43000~36
初期車で履いていたTR210形式は平軸であり、1200t列車では走行抵抗が過大である問題があり、後に登場する車輛からコロ軸化等改良を施したTR214A形式を履いています。TR210形式を履く本グループの車輛は後にTR214A形式に履き替えられています。この他特徴として、形式や専用種別等の標記を寄せている事(マンホールからの液だれによる汚れを避ける為)と会社名の表記が車高のほぼ中央に位置しています。
100番代
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| タキ43268(3位側):日本オイルターミナル | タキ43249(4位側):日本石油輸送 |
タキ43100~485、タキ43500~514
昭和43年に登場したグループで、100番代は暖地向け、500番代は酷寒冷地向けとなります。0番代の改良型で、まず台車です。走行抵抗に問題があるTR210形式を改良したTR214形式に変更しました。この他に社名、標記類の位置を変更や機器類が変化しています。500番代は100番代と同一仕様ですが、降雪時に制動力が強い鋳鉄製制輪子を装着している点が異なります。
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| タキ43461(3-1位側):日本石油輸送 | タキ43443(2位側):日本オイルターミナル |
タキ43100~485、タキ43500~514
100番代後期車の様子。ランボードが強化型に変更されています。次に紹介する準保安対策車に似ています。
準保安対策車
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| タキ43575(3-1位側):日本オイルターミナル | タキ43487(2-4位側):日本オイルターミナル |
タキ43486~99、519~99
昭和49年に登場したグループで、「準保安対策車」とも呼ばれています。このグループが登場した昭和49年に開始されたタンク車の安全基準改定に準拠して、従来車の設計範囲で可能な安全対策を施しています。脱線転覆時を考えて、吐出弁の操作をタンク上部で行う方法に変更した他、衝突事故時に安全な空間を確保する為、前位側デッキ部を200mm延長。手摺り形状も変更しています。
このグループは日本石油輸送所属車として登場しており、青15号で製作されたタキ43000形式に初めて黒色が採用されています。車輛番号は100番代、500番代の続番となっています。(519番以降は500番代(寒冷地向け)ではなく、100番代(暖地向け)の続番になります。)
保安対策車
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| タキ43600(3-1位側):日本オイルターミナル | タキ43618(2-4位側):日本オイルターミナル |
タキ43600~44
昭和49年のタンク車に対する保安対策ではフレームレス構造タンク車の製造禁止が決められ、該当する当形式も製造が出来なくなった為、保安対策車としてタキ40000形式を製作しました。しかし、3tの減トンは著しい輸送効率の低下を招き、荷主側から本形式の製作を強く望む声が上がりました。
昭和57年に基準が緩和され、本形式の製作が可能となり、従来車に保安対策を盛り込んだ600番代が製作されました。
製作にあたっては、準保安対策車でも実施された「衝突事故を考慮したデッキ部延長」。本番代では更に長くする必要があります。延長は容易ですが、荷役設備との問題が生じました。そこで、タンク径を太くし、タンクの全長を短くしました。これにより、タンク鏡板部(端部)は扁平形状となって、外観に変化が出ています。台車はTR214B形式を履いています。
ステンレス製タンク体試作車
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| タキ143645(4位側):日本石油輸送 |
タキ143645
昭和62年に1両製作された車輛で、ステンレス製タンク体を試用した試作車です。番号は600番代の続番とし、100000番を加えています。車体は600番代(保安対策車)に準じた設計ですが、タンク体や受台の寸法が異なります。タンク体上部のマンホールや安全弁の配置を見直し、ランボードを小型化し、軽量化を図っています。台車はコキ1000形式の発生品であるTR215F形式を履いています。
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