私有コンテナのページ(ISOコンテナ:日本石油輸送)

古くより石油製品や高圧ガス等を鉄道輸送を行っている、お馴染みの会社です。ISOコンテナも多数扱っており、様々な貨物を運んでいます。
タンクコンテナには特徴があり、11~26kLの範囲で8種類あり、フォークリフト荷役が可能な11又は14kLの2種類、コンテナシャーシ輸送用に高さを下げた「ローハイトタイプ」の11又は13kLの2種類があります。容量を識別できるようにフレームが色分けされています。
11kL 紫色、14kL 濃い緑色、17.5kL 橙色、21kL 緑色、24kL 青色、26kL 赤色、ローハイト11kL パープル、ローハイト13kL ナイトブルー
となっています。
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4MP-1専用(フレームタイプ)

26kL、総重量24tの大型コンテナ。「SUPER HEAVY(スーパー ヘビー)」の注意書きが目立ちます。重量があるコンテナである為、「コキ100系限定」という表記があります。タンク体は円筒形ではなく、断面が小判型となっています。左は前位側、右は後位側の様子で、後位側は鏡板の周囲が補強されているタイプです。仕様コード(ISO6346)は22Т6(長さは20fで高さが2591mm、積荷は危険物液体)となっています。

4MP-1専用(フレビータイプ)

フレームタイプと同じサイズですが、ビーム仕様で、補強の横梁が1本入るタイプです。前位側より撮影。「コキ100形式貨車限定積載」と表記されています。

アクリルアマイド専用(フレビータイプ)

21kLサイズがメインのようです。タイプとしてはビーム仕様に横梁が1本又は2本入る個体を見かけます。特徴はコンテナ車への注意書き。左は「積時コキ106系貨車積載限定」、右の工具箱のようなオプションのある個体は「コキ106・200形式貨車限定積載」と書かれています。という事は、左はコキ106形式の登場した平成9年以降につくられ、右はコキ200形式が登場した平成11年以降と推察する事が出来ます。仕様コード(ISO6346)は22Т6(長さは20fで高さが2591mm、積荷は危険物液体)となっています。

右上の個体とほぼ同じ、横梁2本タイプですが、中央の縦に配置する梁が太くなったもの。この為か、この個体には重量がある事を示す「SUPER HEAVY」ステッカーが貼られています。右は左のタイプですが、「横浜羽沢~釧路貨物間コキ100系形式貨車限定積載」と運用区間によって、コンテナ車を指定するタイプとなっています。

ラテックス専用(フレームタイプ)

21kLタンクコンテナで、スタンダードなフレームタイプです。四隅に斜めの梁を入れる事で強度がアップします。タンク体は円筒形で、白と銀色の2種類があります。銀色はステンレス製タンク体でしょうか。仕様コード(ISO6346)は22Т1(長さは20fで非危険物液体)となっています。

少し古いタイプと思われるフレームタイプの個体。多くはタンク体は前後で支えており、受台は無いのですが、この個体には受台?と言えるのか、ささやかな支えを持つタイプです。右は更に変形タイプでしょうか。窓のようなものが設置されています。タンク上部へ至るはしごが側面にあるのも珍しい。

積載条件を表記した個体の例。「コキ106系形式貨車限定積載」と書かれています。仕様コード(ISO6346)は22Т6(長さは20fで危険物液体)と変化しています。推察されるのは、専用種別が変更された際に危険物も可能とする為と思われます。

ラテックス専用(ビームタイプ)

ビームタイプのスタンダードなスタイルを持つ個体。左は古い個体で「コキ100系限定」と左隅に小さく表記されており、コキ100系のコキ100~103形式辺りが主力であった頃のもの。右は「コキ106系限定積載位置中央」と書かれたもの。コンテナ車の積載時のバランスを考え、積載位置を指定するちょっぴり重めの個体。仕様コード(ISO6346)は左は22T6で、右はありません。海外向けの輸送ではなく、国内限定運用の個体となっているのでしょうか。

ラテックス専用(フレビータイプ)

ラテックス専用は需要が高いのでしょう。様々な種類があり、フレビータイプも存在します。仕様コード(ISO6346)は22T6です。

界面活性剤専用(フレームタイプ)

フレームタイプで、側面四隅又は下部に補強梁が無いタイプの個体。「積時コキ106またはコキ200積載限定」の注意書きがあります。専用種別上にある「GCAS 10092450」は荷主(リース先)の商品名を表しているようです。仕様コード(ISO6346)は22T6(長さは20fで危険物液体のコンテナ)です。

界面活性剤専用(フレビータイプ)

ビームタイプに横梁を加えたタイプ。緑色の21kLで総重量は24tとなる為、「コキ106系形式貨車限定積載」の表記があります。右の界面活性剤(アンヒトール20AB)専用の個体は「積時コキ106系貨車限定積載」と少し異なる。仕様コード(ISO6346)はどちらも22T6となっています。

上の例とは異なり、「コキ106系式積載限定」と少し異なるもの。また、仕様コードも異なり、22K2(長さは20ftで最大圧力は2.65気圧以上10気圧以下で扱う非危険物(又は危険物)のコンテナ)となっています。その為か、個体には危険物の事故時の取扱い(対処法)等を記したイエローカード入れが装備されています。

17.5kLの個体。21kLと比較するとタンク径がほんの少し小さい印象を受けます。貨物を運ぶ際は重量が増す事から、「積時コキ100系限定積載」と表記されています。仕様コード(ISO6346)は22T6となっています。

DMAC専用(フレビータイプ)

容量が24kLの大型コンテナ。DMAC(ジメチルアセトアミド)専用で化成品分類番号は燃30。仕様コード(ISO6346)は22T6となっています。

HF専用(フレビータイプ)

HF(フッ化水素)専用の21kLタンクコンテナ。「HF700E」というのは商品名でしょう。仕様コード(ISO6346)は22T6となっています。積時コキ106・200系限定積載」と表記されています。

MDI専用(フレビータイプ)

MDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)専用の21kLコンテナ。「コキ100系限定」と表記されており、やや古めのコンテナのようです。化成品分類番号は96。仕様コード(ISO6346)は22T6となっています。

MFG-SS専用(フレビータイプ)

MFG-SS(メチルプロピレングリコールSS)専用の24kLコンテナ。化成品分類番号は燃30、積時コキ106・200系限定積載」と表記されています。仕様コード(ISO6346)は22K2(長さは20ftで最大圧力は2.65気圧以上10気圧以下で扱う危険物のコンテナ)となっています。右下のビームにGPS装置のようなものが装着されています。

TDI専用(フレビータイプ)

TDI(トルエンジイソシアネート)専用の17.5kLコンテナ。化成品分類番号は毒61、積時コキ106・200形式貨車限定積載」と表記されています。仕様コード(ISO6346)は22T6となっています。

コメ油専用(フレビータイプ)

コメ油専用の21kLコンテナ。スタンダードなフレビータイプ。「積時コキ104・106・200形式貨車限定積載」と表記されており、専用種別共に珍しい。仕様コード(ISO6346)は22K2(長さは20ftで最大圧力は2.65気圧以上10気圧以下で扱う非危険物のコンテナ)となっています。

アクリル酸ジメチルアミノエチル専用(フレビータイプ)

アクリル酸ジメチルアミノエチル専用の24kLコンテナ。「積時コキ106・200形式貨車限定」と表記されています。化成品分類番号は燃30。仕様コード(ISO6346)は22T6となっています。

アクリル酸ブチル専用(フレビータイプ)

アクリル酸ブチル専用の24kLコンテナ。専用種別下の「TB-36 AB」は商品名でしょうか。

アクリル酸メチル専用(フレビータイプ)

アクリル酸メチル専用の24kLコンテナ。化成品分類番号は燃31。仕様コード(ISO6346)は22K2となっています。また、文字の大小はありますが、「コキ106系形式貨車限定積載」となっています。オプションにホース収納箱が付いており、その吊下げ金具の太さが異なります。

こちらの例は商品名が表記されているもの。形態としては左上のコンテナの反対側かもしれません。(イエローカード入れ、工具箱から推定。)

アクリル酸メチルエステル専用(フレビータイプ)

アクリル酸メチルエステル専用の17.5kLコンテナ。化成品分類番号は燃31。仕様コード(ISO6346)は22Т6となっています。「コキ100系貨車限定積載」と表記されています。

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