
諸 元
| 最大長 | mm |
| 最大幅 | mm |
| 最大高 | mm |
| 主電動機 | MT54形式(120kw) |
| 制御方式 | 抵抗制御方式(直並列組み合わせ制御、弱め界磁制御) |
| 制動方式 | 発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ |
| 動力台車 | DT32系 |
| 附随台車 | TR69系 |
※番代区分、改造車等多数ある為、主要寸法は省略。
車内設備など
| 座 席 | 和風、洋風 |
| 乗降扉(片側) | 1扉 |
| 便所の有無 | あり |
| その他 |
概要
国鉄からJR各社へ移行し、発足後は12系、14系客車を中心に「ジョイフルトレイン」の改造が行われ、賑わいを見せました。しかし、客車の老朽化、運用の制限等による問題があった他、需要が高く、在来車では運用が追いつかない事がありました。そこで2000年代に入り、余剰となった車輛を用いて電車による置換え、増強が図られる事になりました。この電車は交直両用電車が適当であり、485系を中心に改造が行われています。しかし、平成から令和に時代が変わる頃になると老朽化や需要減少もあり、引退する車輛が見られはじめます。令和4年にJR東日本高崎支社に所属する「リゾートやまどり」の引退をもって、全廃。同時に485系そのものが廃系列となりました。
NO.DO.KA(シルフィード)
JR東日本新潟支社では国鉄時代に12系を改造したお座敷客車(昭和60年にサロンカー「サロン佐渡」1両を追加。)、キハ58系カーペット車があり、JR移行後の昭和62年にキハ58系を改造した欧風車輛「サロンエクスプレスアルカディア」の3編成がありました。「サロンエクスプレスアルカディア」は翌年の昭和63年に火災事故を起こし、焼失してしまいました。
新潟支社の車輛は首都圏への運用が多く、客車は機関車の交換等に手間があり、気動車は機動性はあるものの、性能が低い。という問題がありました。そこで、交直両用電車を製作し、非電化区間はディーゼル機関車による牽引を行う事で、支社エリアを全てカバー出来る為、平成2年に欧風車輛「シルフィード」の愛称で登場しました。
種車は名目上、189系サロ189形式を種車とした改造車ですが、車体は新製され、種車の部品を少し使用。制御装置、主電動機等の走行機器は485系のものとしており、485系となっています。ジョイフルトレイン初の交直両用電車でクモロ485+モロ484+クロ484形式の3両編成。前後の車輛は展望車であり、座席は2+1列配置としています。性能面等では耐寒・耐雪構造を強化、横軽対策、狭小トンネル対応が施され、先頭車の連結器は機関車の牽引がある事から密着自動連結器としています。
平成13年に客席設備はそのままに普通車に格下げされ、改番を実施。同年に展望室を除いて、座席をカーペット車輛に改装し、愛称を「NO.DO.KA(のどか)」に変更。お座敷車のような車内ですが、カーペット敷きとなっており、座椅子と洋テーブルが配置されたものとなっています。平成29年に老朽化の為、引退。廃車となりました。
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| クモハ485-701(1位側) | クハ484-701(2位側) |
クモハ485-701
旧クモロ485-1として登場した展望室付きの車輛で、サロ189形式の改造車です。車体は165系の「パノラマエクスプレスアルプス」と同等の車体で、新製されています。展望室の座席は車体中心線に外向きでソファーが配置されています。
クハ484-701
旧クロ484-1として登場した、クモハ485-701と同じ展望室付きの車輛です。展望室の座席は内向きにソファーを設置しています。非電化区間への乗入れに対応する為に、国鉄時代からの電車で初となるディーゼル発電機が搭載されているのが特徴。3両分の給電能力があります。この他に電動発電機を搭載する等の重装備となり、クモハ485-701よりも重量がある車輛となっています。
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| モハ484-701(1位側) |
モハ484-701
旧モロ484-1として登場した車輛で、車体は新製されています。パンタグラフ部分は低屋根構造で、中央本線等に存在する狭小トンネルにも対応しています。トイレ、洗面所、女性用更衣室の設備があります。
リゾートエクスプレスゆう
JR東日本水戸支社では国鉄時代にスロ81系「ふれあい」が配置されていましたが、旧型客車である事から老朽化が進んだ為、後継車として平成3年に登場しました。水戸支社のみならず、東京地域本社との共通使用となっており、首都圏の新しいジョイフルトレインのシンボルとして「コンフォートクオリティ」を目指したものとなっています。
種車は183系のサロ183形式、189系のサロ189形式、サロ481形式の3種類で、補助機器類を中心に利用。制御機器等を485系の部品を利用している為、485系となっています。車体は新製され、前面はセンターピラーを太くし、縦長の電照式ヘッドマークを設置しています。この他に狭小トンネル、横軽対策が施されています。電化区間走行の他、水郡線等の非電化区間での運転も出来るようにマニ50形式荷物車を改造した電源車が用意されています。
塗装色はフュージョンベージュをベースに窓廻りをフィロスブラウン、窓上にペパーミントグリーンのストライプが入っています。
常磐線を中心に団体専用列車や臨時列車に活躍。平成10年にお座敷車輛に再改造されますが、愛称や外観の変更はありません。平成30年に老朽化により引退。廃車となっています。(電源車のマニ50形式は除く。)
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| クモロ485-2(2位側) | クロ484-2(1位側) |
クモロ485-2
サロ189形式を改造した制御電動車で、6号車に位置しています。運転台後方は展望室が設けられています。
クロ484-2
サロ183形式1000番代を改造した制御車で、1号車に位置しています。車体はクモロ485-2と同じ。床下に電動空気圧縮機、電動発電機等を搭載しています。
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| モロ485-1(4位側) | モロ484-2(2位側) |
モロ485-1
サロ189形式を改造した中間電動車で、3号車に位置しています。お座敷客室の他、多目的室、業務用室を備えています。
モロ484-2・3
サロ189形式を改造したパンタグラフ付き中間電動車で、2、5号車に位置しています。パンタグラフ部分は中央本線等の狭小トンネルに対応する為、低屋根構造となっています。
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| サロ485-1(2位側) | マニ50 2186(4位側) |
サロ485-1
サロ481形式1000番代を改造した中間附随車で、4号車に位置します。イベントカーで、定員は0名。ドーム状の大きな側面ガラスが特徴。この下は展望室となっています。中央部にはイベントフロアがあり、ステージ、サービスカウンター、AV機器コントロール室があり、「走るディスコ」と呼ばれています。
マニ50 2186
50系客車の荷物車で、非電化区間を運転する際に電源車とする為、改造を行いました。荷物室の半分程にディーゼル発電機を設置しています。この他、連結器を双頭連結器に交換する等の改造が行われています。ゆう引退後は配給輸送や廃車回送で使用され、平成31年(令和元年)に東京急行電鉄へ譲渡されています。
宴(うたげ)
JR東日本東京地域本社には12系客車を改造した「なごやか」、「江戸」のお座敷客車がありましたが、需要が追いつかない状態でした。そこで、新たな和式車輛を投入する事となり、平成6年に登場したのが「宴」です。宴の登場により、485系和式車輛の投入が相次ぐきっかけとなっています。
485系の改造ですが、車体は新製されています。愛称の「宴」は「車内で宴会を行う。」という和式車輛の本来の目的を基本としたもので、開発コンセプトも「宴」としています。また、「宴」は「えん」とも読める事から、縁(ふれあいの楽しさ)、円(なごやかな心)、艶(はなやぎの気持ち)といったイメージが膨らむようなデザインとしています。車体色も日本の伝統色である「炎」をモチーフとしたレッドビーンとし、シンプルさにあって重厚さを表現する為、金色の帯を窓下、裾部に配しています。
車内は木目調を活かしたベージュ系統のデザインとし、長時間の乗車でも快適に過ごせるようにモロ484形式を除いて掘り炬燵構造を採用。(床をフラットにする事も可能。)モロ484形式は低屋根構造である事から、掘り炬燵構造とはせずフラットな構造となっています。この他、先頭車の運転台直後にフリースペース(展望室)、3号車、5号車に休憩室、2号車、4号車にミーティングルームが設置されています。
団体列車、臨時列車を中心に活躍。製造から25年程度経過した車体更新を施した車輛を種車とし、宴として登場して25年近くが経過すると老朽化が著しいものとなり、平成31年に廃車となっています。
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| クロ485-1(1位側) | クロ484-3(2位側) |
クロ485-1「へいあん」
クハ481形式を改造した6号車に位置する制御車です。円を表現した構成になっており、前面ガラスの2枚構成、深みのある屋根形状は20系客車をほうふつとさせるものです。客室の他、トイレ、洗面所の設備があります。
クロ484-3「いこい」
クハ481形式を改造した1号車に位置する制御車です。クロ485-1と同じ改造内容、設備となっています。
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| モロ485-3(2位側) | モロ484-5(4位側) |
モロ485-2「ほほえみ」・3「はなやぎ」
モハ485形式を改造した3号車、5号車に位置する中間電動車です。車端部には休憩室が設けられ、ソファーが設置されています。
モロ484-4「にぎわい」・5「ろばた」
モハ484形式を改造した2号車、4号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車です。パンタグラフ部分が低屋根構造である為、掘り炬燵構造ではなく、フラットとなっています。車端部はミーティングスペースを設置しています。
華(はな)
JR東日本東京地域本社にはお座敷客車の「なごやか」、「江戸」とお座敷電車の「宴」の3編成が団体輸送に活躍してきましたが、客車の老朽化が進んでいる事、首都圏での運行に際し、速度面が電車に劣り、ダイヤ作製状のネックになっていました。
そこで、老朽化の進む「なごやか」の代替えとして和式電車の製作が決定し、平成9年に登場したのが「華」です。
「心やわらぎ、楽しめる空間の提供」をコンセプトに設計され、車体は「宴」と同じく丸みを帯びたデザインとしていますが、前面展望を良くする為、緩やかな半径の平面1枚ガラスの構造に変更されています。車内は「宴」とほぼ同じで、一部改良などが施されています。各車に付けられていた愛称は無いのも特徴の一つとなっています。制御装置等も同様に改造されていますが、横軽対策は同区間の廃止が近い事もあり、施行されていません。塗装色は紫水晶色をベースにコスモスピンクの帯を配したものとしています。
団体列車や臨時列車に活躍してきましたが、令和4年に引退し、廃車となっています。
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| クロ485-2(1位側) | クロ484-4(2位側) |
クロ485-2
クハ481形式を改造した6号車に位置する制御車です。基本設計は「宴」と同じですが、前面形状を緩やかな曲線形状に変更し、1枚窓に変更し、眺望性を改善しています。トイレは洋式の他、男子小便所、洗面所の設備があります。
クロ484-4
クハ481形式を改造した1号車に位置する制御車です。クロ485-2と同一構造となっています。この「華」以降に登場するジョイフルトレインの基本的な設計が確立されています。トイレ、洗面所の設備はありません。
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| モロ485-4(1位側) | モロ484-6(3位側) |
モロ485-4・5
モハ485形式を改造した中間電動車で、3号車、5号車に位置しています。車端部には休憩室が設置されています。3号車に位置する5番にはトイレ、洗面所の設備、4番はトイレ、洗面所は無く、テレフォンカード式公衆電話が設置されていました。
モロ484-6・7
モハ484形式を改造したパンタグラフ付き中間電動車で、2号車、4号車に位置しています。車端部にはミーティングスペースがあります。トイレ、洗面所の設備はありません。
ニューなのはな
JR東日本千葉支社に所属する国鉄時代に製作したお座敷電車「なのはな」。団体輸送に活躍してきましたが、老朽化が進んだ事と165系直流電車であった事から交流区間に入線出来ず、運用の制限がありました。そこで、後継車輛はサービス向上を主眼に設計が行われる事になり、平成9年に「ニューなのはな」が登場しました。
基本的な設計、改造は「華」と同じですが、運転台直後の展望室は無く、乗降扉としている等外観が異なっています。塗装色は車体上部が緑系、下部を青系とし、境界に白帯を配しています。正面窓廻りは黄色としています。
最大の特徴となりますが、団体の人数、目的等に応じて座席の仕様を変える事が可能な座席構造とした点にあります。座席の場合は固定式クロスシートですが、背もたれを倒す事で畳面が現れ、中央通路をそのままにテーブルをセットすると掘り炬燵構造になります。お座敷の場合はグリーン席として扱い、座席の場合は普通席という扱いになります。
千葉地区を中心に団体列車、臨時列車に活躍し、平成28年に引退しました。後継車輛は209系2200番代を再改造した「BOSO BICYCLE BASE」となっています。
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| クロ485-3(1位側) | クロ485-3(2位側) |
クロ485-3
サロ481形式1000番代を改造した6号車に位置する制御車です。「華」と同じデザインですが、運転台直後に乗降扉を設置しており、展望室がありません。また、1-3位側に行先表示器が設置されています。トイレ、洗面所、自動販売機の設備があります。
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| クロ484-5(1位側) | クロ484-5(2位側) |
クロ484-5
181系のグリーン車であったサロ481形式1500番代を再改造した1号車に位置する制御車です。クロ485-3と同一構造で、設備も同じとなっています。
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| モロ485-6(1位側) | モロ485-6(2位側) |
モロ485-6・7
クモハ485形式1000番代を再改造した中間電動車で、3号車、5号車に位置しています。3号車の7番のみトイレ、洗面所、自動販売機の設備があり、窓割り等が異なります。2-4位側に行先表示器が設置されています。
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| モロ484-9(1位側) | モロ484-8(2位側) |
モロ484-8・9
モハ484形式1000番代を改造した2号車と4号車に位置するパンタグラフ付き中間電動車です。パンタグラフ部分は低屋根構造である為、座席が配置される9番(2号車)はパンタグラフ直下の座席をお座敷に変えた際に高さが確保出来ない事から、固定されています。この他に多目的室の設備があります。8番はミーティングスペースが備えられています。どちらの車輛もトイレ、洗面所の設備はありません。
やまなみ
JR東日本高崎支社に所属する12系お座敷客車「くつろぎ」の老朽化により、平成10年に後継として登場しました。従来は6両編成でしたが、少人数でも利用し易いように4両編成となっています。車体、内装ともにお座敷電車「華」に準じた設計で、「ニューなのはな」のようなオリジナルはありません。コンセプトは「ハイグレードな日本調空間」で、緑豊かな貢献の山々をイメージした緑色をベースとし、アクセントに春の花畑をイメージした赤い帯がまかれています。
平成23年に中間車は「リゾートやまどり」、先頭車は「ジパング」へ再改造され、消滅しています。
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| クロ485-4(2位側) | クロ484-6(1位側) |
クロ485-4
クハ481形式を改造した下り方の制御車です。「華」と同じく、運転台直後には展望室が配置されています。
クロ484-6
クハ481形式を改造した上り方の制御車です。クロ485-4と同じ設計となっています。
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| モロ485-8(2位側) | モロ484-10(4位側) |
モロ485-8
モハ485形式を改造した中間電動車です。車端部に休憩室、更衣室、公衆電話が設置されています。
モロ484-10
モハ484形式を改造したパンタグラフ付き中間電動車です。車端部にミーティングスペースが設置されています。トイレ、洗面所の設備はありません。
せせらぎ
JR東日本高崎支社に残った12系お座敷電車「やすらぎ」の置換えとして平成12年に登場しました。「やまなみ」とほぼ同じですが、前部標識灯が角形になり、上部にプロジェクタランプが追加されています。塗装色は「紅葉の映える山々」をイメージしたワインレッドをベースに残雪をイメージした白帯が巻かれたものとなっています。こちらも少人数向けに4両編成で登場し、「やまなみ」との併結運転を可能としています。車内も「やまなみ」と同じですが、座席配置を見直し、定員増を図っています。平成22年に後継となる「リゾートやまどり」へ再改造され、消滅しています。
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| クロ485-5(1位側) | クロ484-7(1位側) |
クロ485-5
クハ481形式を改造した下り方の制御車です。「やまなみ」の増備車に相当し、併結運転もある事から両栓構造になっています。
クロ484-7
クハ481形式を改造した上り方の制御車です。クロ485-5と同じ設計となっています。
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| モロ485-9(1位側) | モロ484-11(1位側) |
モロ485-9
モハ485形式1000番代を改造した中間電動車です。「やまなみ」と同一設計ですが、定員が僅かに多い。
モロ484-11
モハ484形式1000番代を改造したパンタグラフ付き中間電動車です。
きらきらうえつ
JR東日本新潟支社に登場したジョイフルトレイン。平成13年に催された新潟デスティネーションキャンペーンに合わせ、羽越本線用観光車輛として登場しました。車体は新しく製作され、種車の下廻りを流用する形となっています。運転台直後に展望室が設置され、座席も床面を300mm高くしたハイデッカー構造となっています。塗装色は白色をベースに、羽越本線沿線の彩り豊かな四季の風景をイメージカラー化し、パッチワーク風に配色したものとなっています。
臨時快速列車や団体列車等にも活躍しましたが、令和元年にハイブリッド車HB-E300系「海里」の登場で引退しています。
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| クハ485-701(1位側) | クハ484-702(2位側) |
クハ485-701
クハ481形式300番代を種車に改造した新潟方の制御車です。展望室、トイレ、洗面所の設備があります。
クハ484-702
クハ481形式750番代を再改造した酒田方の制御車です。クハ485-701と同一構造となっています。
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| モハ485-702(3位側) | モハ484-702(1位側) |
モハ485-702
モハ485形式1000番代を種車に改造した車輛で、業務用室、多目的室、車いす対応座席及びトイレの設備があります。車輛番号は本来は701番となる所ですが、モハ484形式と合わせる為、702番となっています。(701番は欠番)
モハ484-702
モハ484形式1000番代を種車に改造した車輛で、パンタグラフ下にミニビュッフェ「茶屋」、中央部にラウンジ、車端部に映像ゾーンを設置しています。ラウンジは18名分の座席がありますが、定員に含まれておらず、0名となっています。
彩(いろどり)
JR東日本長野支社では14系客車改造の「浪漫」を平成7年より所属させていましたが、客車の老朽化、機関車牽引による運用効率の見直しにより廃車させ、後継として平成19年に「彩(いろどり)」を登場させました。
従来の485系を改造したジョイフルトレインは車体を新造し、台枠以下を流用する形でしたが、「彩」では車体を含めて流用する形となり、内装のリニューアルが主なものとなっているのが特徴です。車体色は白色をベースに裾部にベージュを配し、上部に各車輛のイメージカラー、乗降扉にロゴを設置しています。客室窓は485系3000番代と同じ、連続窓風の塗装を施しています。先頭車前面の愛称表示器は市販のワイド液晶ディスプレイに交換しています。
平成27年に交流機器及び切替機能停止(直流固定化)が行われ、原番号に4000番を加える変更が行われました。(外観、内装ともに変化はない。)その2年後の平成29年に老朽化により引退、廃車となっています。
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| クロ481-1503(1位側) | クロ481-1502(1位側) |
クロ481-1502・1503
クハ481形式1500番代を改造したもので、番号は種車時代を引き継いでいます。平成27年以降はクロ481-5502、5503番となっています。外観では前面が大きく変化しているのが特徴です。1号車の1503番はイメージカラーが「ふじいろ」、モチーフは「りんどう」です。6号車の1502番はイメージカラーは「ときいろ」、モチーフは「カーネーション」です。
車内は座席で、1503番は運転室直後に談話スペースがあり、冷蔵庫、電気ポット、前面展望映像を映し出す事も出来る液晶ディスプレイが設置されています。トイレ、洗面所の設備があります。1502番はトイレ、洗面所を撤去し物置に変更。この他は1503番と同じ、2+1列配置の座席が設置されています。
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| モロ485-1024(2位側) | モロ485-1007(2位側) |
モロ485-1024・1007
モハ485形式1000番代を改造したもので、1024番(イメージカラーはときいろ、モチーフはりんご)は3号車、1007番(イメージカラーはふじいろ、モチーフは長野県の特産品)は5号車に位置しています。簡易コンパートメント車で、1024番は前位側よりトイレ、洗面台、マッサージチェア、コンパートメントを7室、1007番は男子用小トイレ、洗面台、デッキを挟み車いす対応トイレ、客室は車いす対応座席、コンパートメント室を5室、添乗員室の構成となっています。
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| モロ484-1024(4位側) | モロ484-1007(2位側) |
モロ484-1024・1007
モハ484形式1000番代を改造したもので、1024番(イメージカラーはこきくちなし、モチーフはかもしか)は2号車、1007番(イメージカラーはひゃくぐん、モチーフは信州の自然)は4号車に位置しています。1024番は簡易コンパートメント車で、コンパートメントが7室あり、他のコンパートメント車とは逆側に設置されています。この他に荷物置き場、冷蔵庫とポット台、女性専用トイレの設備があります。1007番はフリースペースカーで定員設定はなし。荷物置き場、簡易仕切りの多目的室、テーブル、ソファで構成され、車端部に喫煙所を備えています。
リゾートやまどり
JR東日本高崎支社で平成23年に催された「群馬デスティネーションキャンペーン」に合わせ、同支社に所属するお座敷電車「やまなみ」、「せせらぎ」を再改造(やまなみの先頭車は除く)したもので、愛称も群馬県の県鳥である「ヤマドリ」に由来したものとしています。
車体は「癒しと郷愁」をコンセプトに車体上部を旧型客車を連想させるぶどう色2号、下部を草の芽をイメージした濃萌黄色(こいもえぎいろ)としました。車内もお座敷から、253系グリーン車の廃車発生品を使用し、普通車に格下げ。2+1列配置とし、シートピッチをグリーン車並みとしています。
高崎支社の臨時列車として定期的に運行された他、団体列車等にも活躍し、首都圏を中心にその姿を見る事が出来ました。令和4年に引退し、廃車となりました。国鉄時代に生まれ、全国の特急列車に活躍した485系。その改造ではありますが、485系の末裔として最後となったのが「リゾートやまどり」で、登場から約58年に及ぶ485系の歴史に終止符を打ちました。
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| クハ485-703(1位側) | クハ484-703(2位側) |
クハ485-703
「せせらぎ」のクロ485-5を再改造した車輛。6号車に位置します。運転台直後にはソファのある展望室、お座敷部分は座席に変更されています。トイレ、洗面所の設備があります。
クハ484-703
「せせらぎ」のクロ484-7を再改造した車輛。1号車に位置します。クハ485-703と同じ改造が施されています。
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| モハ485-703(1位側) | モハ485-704(1位側) |
モハ485-703・704
703番は3号車、704番は5号車に位置しています。703番は「やまなみ」、704番は「せせらぎ」からでモロ485-10番、9番を再改造しています。お座敷の座席化を中心に改造が行われました。
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| モハ484-703(1位側) | モハ484-704(1位側) |
モハ484-703・704
703番は2号車、704番は4号車に位置しています。703番は「やまなみ」、704番は「せせらぎ」からでモロ484-10番、9番を再改造しています。2号車となる703番にはミーティング室「和」、4号車の704番にはキッズスペースが設置されています。
ジパング
JR東日本盛岡支社で平成24年に催された「いわてデスティネーションキャンペーン」に合わせて、平成23年に485系を改造したジョイフルトレインです。高崎支社で余剰となった「やまなみ」の先頭車と3000番代の電動車ユニットを組み合わせた4両編成で構成されています。
「落ち着き、重厚感の中にあるさりげない煌びやかさ」をデザインコンセプトとし、水の流れを黒色(墨色)、山のイメージをねずみ色とし、平泉を象徴する金色を配したデザインとしています。先頭車はお座敷から普通車への改造が行われ、展望席は前方に向いたベンチシート、お座敷部分は側面方向に向いたペアシートを配したものとし、トイレは撤去し、フリースペースに改造しています。このフリースペースには「現代と平安時代を映像と光で演出する幻想的な非日常空間」をコンセプトにしており、行燈風の照明と漆塗り風の化粧板によって幻想的なイメージとなっています。中間車は先に大幅なリニューアル工事を受けており、座席、トイレの再改造に留まっています。
キャンペーン終了後も同支社を中心に臨時列車に活躍し、令和3年に引退し、廃車となりました。
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| クハ485-704(1位側) | クハ484-704(2位側) |
クハ485-704
「やまなみ」のクロ485-4を再改造した車輛で、一ノ関方の1号車に位置します。車内をお座敷から普通席に改造を行っています。
クハ484-704
「やまなみ」のクロ484-6を再改造した車輛で、盛岡方の4号車に位置します。クハ485-704と同じ改造を施しています。
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| モハ485-3014(3位側) | モハ484-3014(1位側) |
モハ485-3014
モハ485-3014を改造したもので、2号車に位置します。座席モケット交換や行先表示器の撤去が行われています。
モハ484-3014
モハ484-3014を改造したもので、車いす対応座席、車いす対応洋式トイレ、男性用小トイレの設置改造が行われています。
485系は他にも沢山あります。見たい文字をクリックして下さい。