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タキ形式続き
タキ7000形式35t積み四塩化炭素専用タンク車
| 諸 元 | |||||
| 全 長 | 10100mm | 走り装置 | 化成品分類番号 | 毒61 | |
| 全 幅 | 2450mm | 台 車 | TR41C形式 | 特殊標記符号 | コ |
| 全 高 | 3723mm | 専用種別 | 四塩化炭素 | その他 | |
タキ6100形式の拡大形式として、昭和33年から44年にかけて13両が製作されました。タキ6100形式を荷重増の分、延長したスタイルで、積荷の純度を保つ為、ステンレス製タンク体としています。また、ドーム部横には積荷が水分によって分離し、塩酸を生ずる為、荷卸し時に使用する空気管に除湿装置が設置されています。後期車はドームレスタンク体となっています。
平成11年に形式消滅しています。
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| コタキ7006(2位側):日本石油輸送 |
タキ7050形式35t積み四塩化炭素専用タンク車
| 諸 元 | |||||
| 全 長 | 9800mm | 走り装置 | 化成品分類番号 | 毒61 | |
| 全 幅 | 2400mm | 台 車 | TR41C形式等 | 特殊標記符号 | コ |
| 全 高 | 3881mm | 専用種別 | 四塩化炭素 | その他 | |
昭和40年に登場した形式で、タキ7050、7051番が登場。この2両は汽車製軽量タンク車として製作されたもので、自重が大きく軽減されており、タキ7000形式とは異なる事から別形式となりました。その後、昭和52年までに17両が製作され、計19両が活躍しました。平成22年に形式消滅しています。
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| コタキ7058(1位側):東亜合成 |
タキ7052~58番のグループ。タキ7050、7051番をドームレスタンク体にした姿で、ステンレス製タンク体に4本の補強環があるのが特徴です。53番のみ平型台枠で、他は側梁省略となっていました。晩年は一部の車輛で、苛性カリ液専用に変更しています。台車もTR225形式に履き替えています。
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| コタキ7067(1位側):関東電化工業 | コタキ7060(2位側):丸紅 |
タキ7059~61、64、65、67番はタンク体の構造が変わり、残液防止を目的に中央部に向かって傾斜を設けた構造になっている他、保安対策が施され、台枠端部にアンチクライマーが設置されています。
タキ7250形式35t積みアルコール専用タンク車
| 諸 元 | |||||
| 全 長 | 12010mm | 走り装置 | 化成品分類番号 | 燃31 | |
| 全 幅 | 2720mm | 台 車 | TR41C形式 | 特殊標記符号 | |
| 全 高 | 3860mm | 専用種別 | アルコール | その他 | |
タキ3500形式30t積みの拡大形式で、初の35t積み車です。昭和42年から46年にかけて115両が製作されました。タキ35000形式を基本とする35系タンク車の一つで、外観はタキ35000形式に似ています。平成19年に形式消滅しています。
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| タキ7283(1位側):ニヤクコーポレーション | タキ17289(3-1位側):内外輸送 |
タキ7250~99、17250~54番は側ブレーキは2-4位側の片側に設置、17255~99、27250~64番は両側に側ブレーキが装備されています。
タキ7300形式(初代)35t積みセメント専用タンク車
| 諸 元 | |||||
| 全 長 | 10800mm | 走り装置 | 化成品分類番号 | ||
| 全 幅 | 2474mm | 台 車 | TR41C形式 | 特殊標記符号 | コ |
| 全 高 | 3680mm | 専用種別 | セメント | その他 | |
セメント専用車として初めての形式で、昭和34年に登場し、41年にかけて523両が製作されました。設計に際し、従来の台枠に円筒形タンク体を載せた形では、積荷を多く積載するにはタンク体の直径を太くするか、延長するしかありません。前者は太くするも車輛接触限界等の理由で大きい値には難しく、車体長を長くすると地上設備に不適合になる場合や連結出来る数等の問題があり、既存の大きさで荷重増を達成する新しい構造が考えなければなりません。
本形式ではタンク体の直径を中央部で太くし、端部を細くした異径胴タンク体を設計。台枠は中梁を省略し、開いた部分へ異径胴タンク体を落とし込む。という設計としました。この構造は粉粒体タンク車の標準的な構造として広まりました。
平成13年に形式消滅しています。
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| コタキ37371(4位側):電気化学工業 |
タキ7450形式28t積み濃硝酸専用タンク車
| 諸 元 | |||||
| 全 長 | 9600mm | 走り装置 | 化成品分類番号 | 侵(禁水)84 | |
| 全 幅 | 2547mm | 台 車 | TR41D形式 | 特殊標記符号 | ア、コ |
| 全 高 | 3879mm | 専用種別 | 濃硝酸 | その他 | |
後述するタキ7500形式に続いて昭和41年に登場したタンク車です。タキ7500形式に準じた設計に保冷用断熱材を持つキセを装備した為、新形式となったようです。試作車としての意味合いが強く、1両のみの製作に留まっています。
登場時は荷重は30t積みでしたが、昭和49年のタンク車保安対策の見直しに伴い、28t積みに変更されています。また、台車もTR41C形式を履いていましたが、TR41D形式に改造されています。平成20年に廃車となり、同時に形式消滅しています。
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| アコタキ7450(3-1位側):日産化学工業 |
タキ7500形式28t積み濃硝酸専用タンク車
| 諸 元 | |||||
| 全 長 | 9200mm~ 9400mm |
走り装置 | 化成品分類番号 | 侵(禁水)84 | |
| 全 幅 | 2547mm | 台 車 | TR41D形式 | 特殊標記符号 | ア、コ |
| 全 高 | 3879mm | 専用種別 | 濃硝酸 | その他 | |
濃硝酸専用車では初めてのボギー車で、タム100形式15t積み車の拡大形式となります。昭和34年から42年にかけて50両が製作されました。タキ7500、7501番の2両はタキ7300形式として登場。しかし、二車現存が判明し、タキ7500形式へ改められています。タンク体は純アルミニウム製で、大型の受台が設置されているのが特徴です。4つのタイプと8つのタイプがありました。
当初は30t積みでしたが、昭和49年に保安対策により28t積みに改められ、台車もTR41C形式からTR41D形式に変更されています。平成21年に形式消滅しています。
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| アコタキ7545(4位側):日産化学工業 | アコタキ7532(3-1位側):日産化学工業 |
写真左は受台が4つのタイプで、標準的なスタイルの例です。写真右は保冷を目的にタンク体上部にキャノピー型キセを装備した改造を施した車輛です。キセを装備しただけで、荷役方式や台車の変更等は行われていません。
タキ7650形式25t積み過酸化水素専用タンク車
| 諸 元 | |||||
| 全 長 | 10300mm | 走り装置 | 化成品分類番号 | 化侵58 | |
| 全 幅 | 2500mm | 台 車 | TR41DS形式 | 特殊標記符号 | ア、コ |
| 全 高 | 3852mm | 専用種別 | 過酸化水素 | その他 | |
タム8000形式の拡大形式、過酸化水素専用車として初めてボギー車として登場した形式です。昭和39年にタム2300形式を1両改造して登場しました。後継形式はタキ1150形式となります。
タム2300形式の台枠以下を流用し、タンク体は積荷の分解を防ぐ目的で純アルミニウム製のものを新製しています。台車はTR41B形式でしたが、第二次台車改造でTR41DS形式に改造されています。
タキ1150形式と共に活躍をしていましたが、平成15年に廃車となり、同時に形式消滅しています。
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| アコタキ7650(1位側):三菱瓦斯化学 |
タキ7750形式35t積み苛性ソーダ液専用タンク車
| 諸 元 | |||||
| 全 長 | 10200mm | 走り装置 | 化成品分類番号 | 侵81 | |
| 全 幅 | 2538mm | 台 車 | TR41DS-12形式等 | 特殊標記符号 | コ |
| 全 高 | 3800mm | 専用種別 | 苛性ソーダ液 | その他 | |
苛性ソーダ液専用車の35t積み車としてはタキ4100形式(初代)、タキ4200形式に次いで3番目に登場した形式です。昭和42年に登場し、平成5年まで289両が製作されました。タキ4200形式の軽量化、保安度向上を図った形式です。簡素ながら合理的な車体構造は、後に登場するアルカリ水溶液輸送用タンク車に採用され、多くの形式が登場しました。
タンク体は保温キセ付きドームレスタンク体で、多数のロットがあります。大別すると側梁省略、保安対策車等があります。専用種別は苛性ソーダ液ですが、苛性カリ液、苛性ソーダ液又は苛性カリ液の3種類があります。
老朽化やコンテナ輸送転換等による輸送体系の変化によって、廃車が進み平成22年に形式消滅しています。
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タキ7900形式25t積みラテックス専用タンク車
| 諸 元 | |||||
| 全 長 | 11200mm | 走り装置 | 化成品分類番号 | ||
| 全 幅 | 2500mm | 台 車 | TR41C形式 | 特殊標記符号 | コ |
| 全 高 | 3803mm | 専用種別 | ラテックス | その他 | |
ラテックス専用車として初めて登場した形式です。昭和35年から36年にかけて17両が製作されました。ドーム付きの保温キセ付きタンク車で、一般的な化成品輸送用タンク車です。タンク内面は純度を保つ為、フェノール樹脂コーティングが施されています。平成14年に形式消滅しています。
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| コタキ7900(3位側):日本合成ゴム |
改造車
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| コタキ7935(1位側):日本石油輸送 | コタキ27901(3位側):日本石油輸送 |
昭和42年から改造車が加わります。タサ1700形式を種車に43両が改造され、編入されています。改造内容は種車のタンク体を切り詰める。というもので、台枠から下は種車のものをそのまま流用しています。タキ7917~43番は受台が帯金方式、44~49、27900~09番は押え金方式となっています。
タキ7950形式35t積みメタノール専用タンク車
| 諸 元 | |||||
| 全 長 | 12050mm | 走り装置 | 化成品分類番号 | 燃31 | |
| 全 幅 | 2720mm | 台 車 | TR41C形式 | 特殊標記符号 | |
| 全 高 | 3809mm | 専用種別 | メタノール | その他 | |
タキ5200形式の拡大形式で、昭和42年から45年にかけて25両が製作されました。35系タンク車の1形式で、タキ7250形式とは瓜二つなスタイルとなっています。タキ7950~54番の5両は液入管から積込む方式、55~74番は一般的なマンホールから荷役する方式となっています。平成19年に形式消滅しています。
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| タキ7969(2位側):内外輸送 |
タキ8000形式30t積みホルマリン専用タンク車
タサ5100形式20t積み車の拡大形式で、昭和35年に登場し43年までに26両が新製、昭和44年に2両の改造編入車が登場しました。ロット毎に様々な種類がある形式で、純アルミニウム製とステンレス製タンク体の2つに大別でき、それぞれが大きく異なっています。平成12年に形式消滅しています。
純アルミニウム製タンク体
| 諸 元 | |||||
| 全 長 | 11200mm | 走り装置 | 化成品分類番号 | 96 | |
| 全 幅 | 2540mm | 台 車 | TR41C形式 | 特殊標記符号 | ア、コ |
| 全 高 | 3795mm | 専用種別 | ホルマリン | その他 | |
タキ8000~6番で、純アルミ製のタンク体を持つ車輛です。大きな受台が特徴となっています。
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| アコタキ8005(3-1位側):三菱商事 |
ステンレス製タンク体
| 諸 元 | |||||
| 全 長 | 12100mm | 走り装置 | 化成品分類番号 | 96 | |
| 全 幅 | 2531mm | 台 車 | TR41C形式 | 特殊標記符号 | コ |
| 全 高 | 3787mm | 専用種別 | ホルマリン | その他 | |
ステンレス製タンク体を持つ車輛はタキ8007~10番とタキ8011~27番の2つのグループがあります。前者は車体長が12mを超える大型車で、特殊標記符号は付かず、後者は12m以下である為、「コ」の標記がされています。また、キセ付きと無しの2種類があります。と、かなり複雑な形式で特徴が多いのが特徴です。荷役方式にも特徴があり、積荷が腐食性でありながら、上入れ下出し方式が採用されていました。
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| タキ8010(1位側):旭化成工業 |
タキ8100形式30t積み希硝酸専用タンク車
| 諸 元 | |||||
| 全 長 | 9500mm | 走り装置 | 化成品分類番号 | 侵81 | |
| 全 幅 | 2535mm | 台 車 | TR41D-4形式 | 特殊標記符号 | コ |
| 全 高 | 3748mm | 専用種別 | 希硝酸 | その他 | |
タサ3300形式20t積み車の拡大形式として、昭和35年から45年にかけて54両が製作されました。タンク体はステンレス製で塗装色は地肌色(銀色)、キセが無いタイプです。台車はTR41C形式でしたが、走行性能安定化を目的に実施された第一次台車改造でTR41D-4形式に改造されました。平成17年に形式消滅しています。
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| コタキ8139(3-1位側):日産化学工業 | コタキ28102(3位側):日本陸運産業 |
形は2種類に大別でき、タキ8100~47番はドーム付きタンク体で、受台は帯金方式です。後期車となるタキ8148、49、28100~3番はドームレスタンク体で、受台は押え金方式。留置用ブレーキも手ブレーキから側ブレーキに変更されています。後期車は台車は新製時よりTR41D-4形式を履いていました。
タキ8300形式30t積みラテックス専用タンク車
| 諸 元 | |||||
| 全 長 | 12800mm | 走り装置 | 化成品分類番号 | ||
| 全 幅 | 2400mm | 台 車 | TR41C形式 | 特殊標記符号 | |
| 全 高 | 3880mm | 専用種別 | ラテックス | その他 | |
タキ7900形式25t積み車の拡大形式として、昭和35年から40年にかけて5両が製作されました。キセ付きタンク体ですが、8300番とそれ以外の4両ではタンク体形状が異なっている特徴がありました。平成14年に形式消滅しています。
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| タキ8301(3位側):旭化成工業 | タキ8302(2位側):旭化成工業 |
タキ8350形式30t積みラテックス専用タンク車
| 諸 元 | |||||
| 全 長 | 12100mm | 走り装置 | 化成品分類番号 | ||
| 全 幅 | 2570mm | 台 車 | TR41C形式等 | 特殊標記符号 | コ |
| 全 高 | 3880mm | 専用種別 | ラテックス | その他 | |
昭和41年から44年にかけて14両が新製され、1両が改造編入車となる形式です。タキ8300形式のタンク体材質を普通鋼からステンレス鋼に変更した為、新形式となりました。軽量かつ強度のあるステンレス鋼を採用した事で、各部材の軽量化が図られ、1割ほど自重が軽くなっています。塗装色はタキ8363、64番の2両が銀色で、その他は黒色です。
改造車を除く、新製車は車体長が12mを超えるのにもかかわらず、特殊標記符号「コ」(12m以下のタンク車を表す)が添えられていました。平成18年に形式消滅しています。
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| コタキ8351(3-1位側):旭化成ケミカルズ | コタキ8356(1位側):旭化成 |
タキ8350~55番の6両はタキ8300形式のデザインを踏襲。手ブレーキ、受台は帯金方式でパッと見た感じは同じですが、台車はTR41C形式から第二次台車改造でTR41DS-12形式に変更されています。タキ8356、57番の2両は側ブレーキに変更、受台も押え金方式に変更されています。
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| コタキ8361(2位側):旭化成工業 | コタキ8358(4位側):旭化成 |
タキ8359番以降は再び、手ブレーキが採用されています。台車はタキ8359~62番はTR41E-12形式、63、64番はTR213C形式を履いていました。タキ8358番は本形式では唯一の改造車で、昭和48年にタキ3700形式を改造した車輛です。タンク体に設置されていた加熱管等の不要な設備を撤去し、荷役方式を上入れ下出し方式に変更する改造を行っています。
タキ8450形式40t積みアルミナ専用タンク車
| 諸 元 | |||||
| 全 長 | 14300mm | 走り装置 | 化成品分類番号 | ||
| 全 幅 | 2680mm | 台 車 | TR41C形式 | 特殊標記符号 | |
| 全 高 | 3738mm | 専用種別 | アルミナ | その他 | |
昭和35年、日本軽金属(株)と川崎重工業の共同開発でタキ8400形式40t積みアルミナ専用車が製作されました。画期的な車輛で、タンク体、台枠をアルミ合金製とした「オールアルミ車」です。台車も専用となる川崎601形式が用意されました。これに対抗する形で日本車両製造が製作したオールアルミ車が本形式となり、昭和37年に登場し、昭和42年にかけて7両が製作されました。
タキ8400形式と比べるとやや小さい貨車で、タンク体はタキ8400形式が円筒形であるのに対し、本形式は「おむすび型」という他に例のない独特の断面形状が特徴です。
静岡県の清水港線で活躍をしていましたが、昭和59年路線廃止に伴い、タキ8400形式と共に形式消滅しています。写真は清水港線の終点であった三保駅跡地にある三保ふれあい広場に保存されている貴重な1両です。
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| タキ8453(3位側):日本軽金属 |
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